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誰も知らない知られちゃいけない~家事


先日、我が家のシャンプーが切れた。
「あー、明日風呂入ろ時に中身を入れないとな」
と。
大体、お風呂に入って使う時に中身が無いことに気づくので、お風呂のシャンプーなんかは、次の日お風呂に入る時に、詰め替えパックの中身をボトルに移す。

~次の日~

昨夜、お風呂に入ってシャンプーが切れていたのも忘れ、シャンプーを使う瞬間に、中身がなかった事を思い出す。

しかし、ボトルの頭を押すと「シュコ」とシャンプーの中身が勢いよく出てくる。

風呂を上がって、めいに訊くと「シャンプー切れてたから中身入れといたよ」

グッジョブ。

自分が昼間いなくて、帰宅してから、シャンプーが切れていことを忘れてたので、中身を入れといてくれたので助かった。


また別の日。


トイレに入った時、トイレットペーパーのストックが棚になく、今ホルダーにあるのを使い切ったら、トイレットペーパーが無くなってしまう。
しかし、それを確認したもののゆっくりと用を足す時間も惜しく、そそくさとトイレを出てしまう。
そして、またトイレに入った時、棚を見ると、ぎっしりとトイレットペーパーが補充されていた。

やはり、めいに尋ねると、「補充しといたよ」と。

コレも知らず知らずの内に、めいが補充してくれていた。

これだけではなく、数々かゆいとこに手が届くような家事をしてくれる。
ホントに頭が下がる。


ある時、めいが、先述のようにハンドソープの中身を入れ替えている時に、ボソッと呟く

「名も無き家事~」

それを聞いて、言い得て妙というか、表現の仕方がめいっぽくて笑ってしまった。

確かに、家事の事をいう時、「炊事、洗濯、掃除」と、大々的なことを指すことが多く、洗剤の中身を入れ替えたり、使い切る前にペーパーを補充したり、とかゆいとこに手が届く、つまり暮らしの先々を予想して、前々から準備をしておくのも、立派な家事。

それを、名も無き家事、つまり、影でこっそりやっている家事

とめいが銘打ってやっていた。


もちろん、掃除や洗濯やご飯を作っていてくれるのは、大変やしとても感謝しているけど、その他にも自分がいない間に、前もってやっていてくれる家事があった事に、感銘を受けた。

家事に関していえば、自分は役に立たないので、めいの手伝いしか出来ないが、名も無き家事ぐらいはできるので、率先して動こうと思う。


全国の名も無き家事に敬礼!

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