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あいたくてあいたくて

本日は3月11日。

そう東日本大震災の日です。

あれから12年が経ちます。
 あにぃは関東在住なので、大きな被害はあいませんでしたが、街中、日本中が大混乱したのを覚えています。
停電等のインフラの停止や輸送困難からの食糧や燃料の枯渇問題・・・

あの日から半年ぐらい、全く仕事もできなかったのを覚えてます。

あれから12年が経ち、復興も進んでいます。

しかし、この件に関していえば、この節目というのが正直嫌いです。
被災に合われた地域や人達にしてみれば、節目などないでしょうし、このことは何年経っても変わらない事実なのだと思います。
自分たちはニュースでしか被害などはわかりません。
しかし、あの時の被災した瓦礫などの撤去が難しい実情を仕事方面から聞かされ、ニュースなどでは報道されない面もあるのだと実感したのを覚えています。


今回木蘭の涙という曲を弾き語りしました。
この曲は悲恋のように聞こえる歌詞から後ろ向きな心情に聞こえるかもしれませんが、この2番を聞いていると、

人でも物でも場所や夢など、失ってしまった事を受け止め、前に進もうとしていて前に向いているけれど、今日だけ、今だけ、この瞬間だけは、失ってしまった事実に寄り添っていたい


と感じてなりませんでした。

 先日ドキュメンタリーでも、被災し隔離された地域で、住人が戻ってきたものの3割にしか満たないとありました。

あれから12年経ちました。

ですが、12年経っただけです。

いまだに苦しまれてる方や復興に尽力されてる方など、元通りになったわけではない、と感じます。

あの日の教訓を活かして、防災意識を高めたり、自分たちでもできることをすることで、あの日を風化させず自分たちなりに3.11を刻んでいこうと改めて思いました。

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