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お前の自慢が聞きたいんじゃないといっても通用しないX

ここ三か月以上アウトプットをしていなかったらどんどん脳が衰えたのだった。
しかも最後に書いたブログが志尊淳について、て本当にどうかしているけど好きは変わらず、大河ドラマに出てくれるんじゃないかと追加キャスト発表を心待ちにしている。

話を戻すが、あまりにも言葉が出てこず、一度書き上げた文章は書き出しから最後まで嫉妬と悪口しかなくて震えた(消した)。正しいあいつが許せないだの、得したあいつが許せないだの、逆に言えば嫉妬ならいくらでも書けるのかと悲しい気持ちになった。愛せ自分。

世の人間たちはいかにして感情をクリーンにさせているのか皆目見当もつかず、自分の汚さに落ち込んでいると同僚がポツリと「そういう人間こそX(旧Twitter)をやるといい」と言った。
私が唯一やっていると誇れるのはインスタグラム(更新していないが誇る)のみなわけで、
それで世界が捉えられると思っていたらどうやら違うらしい。実際インスタグラムには基本的に善人しか出てこない。写真というツールがネガティブなものと縁が薄いらしく、また批判的なことを書いたとしても文章自体はわざわざタップして開かないと見えない仕様になっているので悪意が露呈しにくいらしい(有名人はまた別の話だが)。

その点Xともなると全人類の悲喜交々が千差万別、選択次第では地獄に自ら浸かりに行くようなものだという。その代わり世の中に悪態をつく人間がたくさんいるということはわかるし、中には正しいことを言っている(これが怖い)かのようなものもあるため、狭小なのは自分だけではないみたい、よかった、と安心できるらしい。そんな「あいつも悪口言ってるから俺も」的な思考ではこの世の未来がどうなるのかさすがの私でも心配する。Xアカウントはこのブログでも書いたが乗っ取られそうになったことがあるので一応所持している。しかし日常でほとんど開かない。裏切りにあったからだ。

あるとき自分が使う路線が事故で遅延し、どんな状況なんだろうとXを開いたことがあった。
検索に路線名を入れるとハッシュタグがついた発言(「ツイート」でいいのか?)が集まるわけだが、これに私の心は疲弊した。「●●線、10分遅延。5分前行動していたので巻き込まれず。よかった」といった、一見情報を提供しているようで実は自分が得しているという内容のツイートが続々でてきたのである。欲しいのは前半の情報だが、無料で情報を得ている以上話はそんなに甘くない。自分が得した話も混みだぞ、ということなのか。何が言いたいかというと、心が狭い人間にはXは非常に危険で、わざわざノープランで田原総一朗に話しかけなくても……というくらい無謀な行為なのである。

いつだってハッピーできれいでかわいい私、でありたいが到底無理ゲーであり、猫をかぶるのもすでに無理であり、なにかとハートマークを打つにも3分くらいは熟考が必要な人間にとってはインターネット海は未確認生物が多くあまりにも危険すぎて酸素が足りない。

酸素が足りないままここまで書いてきたが久しぶりの更新くらい穏やかに美しくスマートに済ませたかった。語彙がないので限界が近く、語彙がないと悪口になるので本日はこの辺で……猫は元気です。私の悪口はやめてください。

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