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ちょっとおとなになったあなたに伝えたいこと

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こどもにかけたい言葉のエッセイの続編でキョウダイ・マガジンです。 「こども」時代よりもすこし年齢を重ねて、ちょっぴりおとなにちかづいた「あなた」に伝えたいこと。
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2019年11月の記事一覧

「忘れ物をしない対策」なんていらない

わすれもの 私もやります。 なにも忘れていないのに「何か忘れているような気がする」時もあります。そんなときは「落ち着く」ことや「信頼する」ことを忘れているのかもしれませんけど。 「なんで忘れたの?」とか 「どうしたら、忘れないようにできる?」とか これははっきりいって余計なお世話だなぁと(自戒を込めて)思った次第です。 どうしたら、忘れないようにできるかな?  この問いかけは、自立をうながそうとする試みでした。 自分のことを、自分でなんとかできるように 自分で考える

「自信が無くなった」。それは素晴らしいことだ!

「自信が無くなったよ…」「なんだって?」 「もう続けていく自信が無くなったんだ。自分には合ってないかもしれない」  初めての事に挑戦しているとき、それが好きなことであるとき。  自信を無くす時は意外とすぐに訪れます。  今、ここにある自分に疑問を抱くかもしれませんね。  そう感じることは、とてもとても素敵なことなんだと、とても思うのです。なぜなら、それは…  これまで、誠実に「それ」に取り組んできた証だから。「それ」を好きで、(できるようになりたい!)と望んでいる証拠

なにが見える?

 大きなショッピングセンターの中から出てきた保育園児の集団に遭遇しました。見学でしょうか?  とってもきれいに一糸乱れず並んで歩いているので、不思議に思ってすれ違いざま、挨拶を交わしながら、よくよく見ていると。綱で結ばれたリングをこどもたちが両側から握っているのでした。リングはいくつもあるので、それをふたりずつで握っているのですね。カラフルで可愛らしいリングです。先生は前と後ろで同じリングを握っています。 なるほど…きっと保育園児の安全を考えた工夫なのだと思います。   で