フェブラリーSレビュー📖

こんにちは、昨日のフェブラリーSは予想こそ外れてしまいましたが、◎タイムフライヤーのいい走りを見れて満足でした。勝ったカフェファラオについては、能力をしっかり出し切った印象で、テイエムサウスダンも充実ぷりを見せましたね。そして警戒していたソダシも最後までしっかり粘りを見せました。いろいろと満足する部分もありつつ、修正しないといけない部分もありつつで今週も復習しておこうと思います。

先週末の予想はこちら▼▼

1.フェブラリーS

馬場は前日からの雨でかなり渋っており、速い時計がでる。また、ペースが緩むと内前が完全に残る馬場であった。ヒヤシンスから続く内前残りがそのままになりましたね。

インティが前に行かず、押し出される感じでサンライズホープが前に行き、さらには外からテイエムサウスダンが前に行くかたちでぐっとペースを落ち着かせた。馬場が渋ったことでベクトルが変わってしまい、ハイペースになると思いきやかなり落ち着きましたね。誤算でした。過去の表を確認しながら感じたのは以下の通り。

①Sが強めの距離延長組がいないと緩みやすい。逆もしかり。

②全体的にSが強めの馬が少ないとペースが緩みやすい。逆もしかり。

③ふと気になったので追記2022.02.23。今回、根岸S組のテイエムサウスダンとタイムフライヤーとソリストサンダーはしっかり前に行っており、やはり前走の記憶は大事と認識。根岸Sはジャスティンはじめかなりのハイペースになりましたから。

これは来年度の参考にしましょう。

1着カフェファラオSSL(K)

前々走で芝を走りつつ、前走で大外をまくるように上がってきて凡走。馬としての活気は十分で、前走投げ出したことでいい凡走につながった感じですね。今回見直して思ったことは、かなり闘争心が強く、やはり精神面ではムラがあるということですね。タイプはインティやソダシのタイプです。今回は、福永騎手に乗り替わってほんとにうまく闘争心をコントロールされて乗られた印象で、また馬場やペースもしっかりこの馬に味方した印象でした。もう少しパワーによっていると思っていましたが、渋った馬場をうまくこなすのは意外でした。なので、量については若干見誤った感じもあります。ただ、私の予想で重要にしている馬のタイプからいくと、この人気でこのタイプならギャンブルに近い印象ですね。ソダシを注に示したように、このタイプはSの一発を警戒するくらいで、過度な期待を背負わない方がいいと思いました。しかしながら、ソダシといい、前走凡走組、かつ量が一定にあって、闘争心がコントロールされたときのこの威力はすごいですね。

2着テイエムサウスダンSC(L)

闘争心にあふれた走りで、1400圧勝の勢いをそのままレースにつなげられましたね。馬場やメンバーを見ると、この馬を選ぶのが正しいように思いました。馬としてもしっかり充実しており、勢いもすごかったです。最後、カフェファラオの闘争心の威力にやられましたが、同じソダシを抑え込んだだけ、しっかりしていますね。今後、間隔があいてどのようなパフォーマンスができるか気になりますが、休み明けは様子をみて精神力が充実しているようであれば、狙ってもいいと思いました。要は、若干交互のリズムに入る可能性もあるので、次走圧勝なら連荘、接戦勝ちなら交互、軽い凡走ならその次期待、大敗ならどんまいと想定しておきます。

3着注ソダシSSL(K)

まあいろいろと陣営もこの馬の気持ちを大事にしてやられていたので、しっかり答えてくれましたね。スタートからいい闘争心でしたし、ソリストサンダーを抜かせないとする姿勢はよかったですね。ただ、前をとらえようとする感じはなく。いっそ今回は逃げたほうが面白かったのかもしれませんね。いずれにしても量はまだありますので、カフェファラオ同様に人気と闘争心1発のバランスをみるのが重要だと思いました。
少し余談です。ちょっと表現が悪いですが、競馬素人が、人気のソダシの単勝を買ってオッズが下がりますが、複勝は興味がないので余り買わないと思います。一方で、競馬に知識があればある人ほど、いろいろ飛び交うソダシ情報に躍らせられ危ないと思って、単勝も複勝も買いません。つまりは複勝がつくわけです。ここで、予想する人たちと逆張りするにはソダシの複勝なんですよね。これが実験できて個人的には満足がありました。今後も、このようなオッズのゆがみみたいなのは出てくると思いますが、「気持ちは素人に馬券は冷静に」そんな部分も楽しみたいと思います。

4着▲ソリストサンダーCS(L)

前走凡走してからの明らかな跳ね、これは素直なC系の挙動でしたね。ただ、ツイートもしましたが、若干のリズムの澱みがここに出たのかなと思います。参考とするのは、ワンダーリーデルが4着に負けた時と3着に入った時の違いですかね。つまりは同じように叩いて集中するのですが、ベースとなるリズムに澱みがあることで全体の跳ねの威力も小さくなったのかもしれません。これについては加齢による身体と精神のバランス等あるでしょうね。一方で、今回について言えば、特殊な馬場であったことも考慮しないといけませんね。いずれにしてもこの馬としてはいい集中力の威力を見せた訳で、惜しかったかなと思います。こういうところを素直に評価できたことは良かったですね。

5着◎タイムフライヤーSC(L)

やはり精神は戻ってきていますし、最後までいい闘争心も見せてくれて現状はいいSCの感じを出してくれました。しかし、馬場とペースが本当に合わなかったのでしょう。もっと前に行けばとか色々言ってる方もいますが、この馬をほぼ理解していないのでしょう。この馬は、自分のペースでリズムを整えつつ、ズドンなので、無理に押していくと変に力みが出て最後のズドンができなくなります。基本は自然に位置を取りたいところですね。自然に前を捕まえられる展開になると思いましたが、まさかのスローで、その上で思ったよりも後ろに位置していました。転厩後からの馬のリズム、精神にかなり着目したのでこの馬の本命についてはかなり自信がありました。それだけに、最後の直線の勢いだけでも満足でしたが、最後、捉えられないもどかしさ、残念さは残りました。人気とは関係なく本命にできて、久しぶりにいい予想ができたかなと思いました。

6着レッドルゼルSCL

しっかりした馬ですよね。距離がとか色々ありますが、この馬は真面目にしっかりしていると思いますし、いい精神力もあると思います。やはり、ここぞのパンチ力で川田騎手の闘争心付加に期待はできたわけですが、かなり慎重に乗られた感じでしたね。こうなるとそれなりに量で持って来ないといけないですし、それにはちょっと量が足りないかなと思いました。だから東京コースで毎度苦戦するんですかね。全然悲観することはなくて、小回りコースは地方などでは楽しみがあるのではないでしょうか。前走のように一瞬の集中力でねじ伏せるようなキレを見せるレースで狙うといいかなと思いました。

7着○アルクトスSC(L)

いい闘争心、精神力もあったわけですが、やや量で弾かれてしまいました。仮にこの馬がLとして外枠が良かったというのは違うように思います。今回に関してはそんなに内枠を苦に感じていないようですし、最後投げ出してません。逆に量が足りなかった分、外枠であれば余計に大敗していたのではないかと思います。さて、そうは言っても量については、休み明けで少し過大評価があったかもしれませんね。難しいですね。現在地はわかったので、以後修正しながらですね。

8着サンライズノヴァSL(C)

まだ魂は死んでないですし、もう一発見せ場があるのかなと思いました。いい量も見せてくれたので、この馬が得意とする舞台で見直しましょう。今回はちょっとついて無かったですね。

9着エアスピネルSL(C)

この馬も魂は死んでいないです2。交互のリズムで上げてきていますし、また次走以降しっかり見直せればいいと思います。

10着ミューチャリーSC(L)

魂は死んでいないです3。ちょっと舞台があっていませんでした。前走いい闘争心を見せながら、今回しっかり差しだったのでそれでいいんです。次走以降の走りには注目したいですね。

11着インティSSLK

武さんはこの馬の闘争心をコントロールするために差しを選んでゆっくり入っただけ、今回は馬場が合わなかった。ただそれだけ、いい量もまだ健在だと思いますし、魂は死んでないですね4。

今回後方で凡走した、サンライズノヴァからインティまでは得意の舞台に戻って期待できそうです。

2.おまけ:ヒヤシンスS

フェブラリーS同様に前残りで、不完全燃焼な馬がちらほらいました。次走以降に注目したいです。

今後の期待馬

2着ヘラルドバローズSC(L)

しっかりした闘争心と精神力で最後まで突っ込んでくるし、相手関係に向かって行けるところも高評価。先行したり差したりと、いろんな競馬もできており、次走も期待できるか。

5着グッドディールSC(L)

最後鞭を入れられてからのギアチェンジが魅力的、本気をまだ出してない感じで、いい闘争心、精神力があると思う。馬場が今回遅刻になった可能性もあり、次走以降は注目できる。

6着クラウンプライドSC(L)

まあ休み明けデブのこりした可能性もあるし、しっかりした量があってここまで走ってきた感じもある。ジオグリフが朝日杯で遅刻したイメージで、ちょっと馬場が速くて対応に追われた感じだが、馬場が良になればこれは注目していいと思う。条件次第であるがかなり注目したい。

7着ラヤスSSC(L)

前走地方だからなのか、環境の変化に弱いのか、かなり入れ込んでいた印象。かなり強い闘争心があるので、どこかでの一発は期待できそう。ここはちょっと馬場が速すぎてアレだったが、良馬場なら強い闘争心で一発も。いずれにしても量はあるので面白い。


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