ご無沙汰しております。いつの間にか春のG1戦も始まりましたね。個人的にいろいろとバタバタしておりまして、なかなか予想を更新できませんでしたが、久しぶりにいきましょうか。

1.所感

中京1200ということで、ここは独特のスパイラルカーブとスピードを殺されない走りをしたいところですよね。G1戦ということで一定の精神力や集中力は求められるとして、このコースは持ち前の量をうまく発揮させるために、闘争心、パワー、精神力と鞍上のエスコートが鍵になりますね。まあ細かく言うと、コーナーを下りながら加速していきかつその勢いで坂を登らないといけません。だから、揉まれないでスピードぶっ放しでいく前の馬は良いですよね。後ろの馬はスピードは殺されないも、外を回さないといけない。ここに膨大な量でカバーできるのかということですね。ということで、良馬場であればこんなところで予想できたんですが、雨が降って馬場が渋ると…
これは難しいですね。いわゆる内外で馬場の進みが異なる可能性があるからですね。これは事前のレースを参考にするとして、前置きが長くなりましたが、このレースはどんなC系をピックアップするかということで、ゴリゴリ精神力全開のタイプより、補完タイプを狙いたいですね。闘争心➕パワーの寄り切りでくるタイプですね。その上で、最後直線で歯を食いしばってくれるですかね。

2.波の流れ

これは難しいが、モズ、テイエム、ウイン、香港の馬がそれなりに主張しそうで前目にかなり大きな波が集中しそう。その上、ウイン二頭出しが不気味で、マーベルの差しにアシストするなら、前を集めてかなり圧を集中させそう。加えて、ママコチャ、ナムラあたりの有力どころも波に吸い寄せられそうで、しかし、このタフな流れの中でトリッキーコースで、これは鞍上のエスコートはかなり重要になり、その辺りも考慮した方が良さそうか。まあ馬場次第なところはあるが、多くの馬にチャンスがあるか。

3.各馬のタイプ
S闘争心、C集中、精神力、L淡白さ

3.予想と見解

量でいくとかなり横並びな印象ですね。ただ、持ち前の量とパワーを活かしつつ、気持ちの面でしっかりした馬を選びました。

◉マッドクール

闘争心の下にしっかりした精神力もある。闘争心と精神力のバランスだが、前走の香港遠征でくずれているのもそうだが、連荘決めるし、やめるとこでやめているので闘争心の方が強め、なのでこのリフレッシュした臨戦こそ精神力もしっかり保てているので、持ち前のポテンシャルをいかんなく発揮できると思う。いわゆる逆襲のターンですね。内枠も引いて、馬群もバラけると思うので、しっかりスピードを殺さず伸びてこい！

○ビッグシーザー

これもマッドクールと概ね同じタイプ。闘争心の下にしっかり精神力があるタイプ。マッドクールと最後まで悩みましたが、ほぼ同列評価ですね。今は気持ちも乗っているでしょうからね、頑張ってほしい。

▲ナムラクレア

これはルガルと同じ精神力がしっかりしたタイプ。どちらかと言うと集中力の集大成的なタイプですね。その上、かなり気持ちが強い印象で、崩れづらくもあり、頑張りすぎるところもある。これまでも受けの競馬をたくさんやってきましたからね、今回はようやく自分の競馬ができるかもしれません。同じタイプのルガルに注目が集まったのは良かったのかもしれませんね。

その他気になったのはロータスランドも、展開に左右される印象ですかね。あと、ソーダズリングはちょっとレースが違う印象で、今回の無酸素パワー戦のイメージがわかず、精神力でどこまで粘れるか、800や1500mの選手が200mにフィットできないイメージ。ルガルは前述した通りではじめて受けにまわるかな、気持ちがしっかりしているけどナムラクレアほどの気持ちの強さがあるか疑問でちょっと手を抜いてしまうかもの場面。ママコチャはここは悪くないですね。ただパンチにもかける優等生タイプ。ナムラクレアみたいな意地やマッドクールやビッグシーザーのようなSの強さを感じなかった。3着あたりになだれ込むイメージ。トウシンマカオも悪くないんですよね。前走の勢いをどこまで持ってこれるか。あとはメイケイエールは馬場がね、かわいそう。しかし、気持ちよくできれば抜群ですよね。ウインカーネリアンは馬場渋り、逆に良くなったかもしれません。マーベルは前走やりすぎかつ外枠は辛い。

ってな感じですかね。