タクシー運転手の「水虫」

水虫、なったことありますか?
僕は無かったのですが、そうそうなるモノでもないと思っていたのですが、なってしまいました。

水虫って足の指の間に出来る「グジュグジュした変なかぶれ」
というイメージありませんか?
でも違いました、お風呂に入っている途中、いつものように足の指の間を洗おうとすると「イタッ!」
その痛い箇所を確認すると、カッターで指の間をピーッと切られたような
切り傷みたいなものが存在し、その周りが少し“かぶれている”という
何が原因で生まれたのか分からない傷が存在していました。

原因はもろもろあるのですが(会社のお風呂の足拭と思われる)
それまでの生活では一度もその兆候がなかったのできっと合っていると思います。

さて、水虫になると即思ったのが、
「うっわ!長時間運転するお仕事やん!」
「水虫増幅させてしまう!」
といったことでした。

どのお仕事も靴下を履いて、外に出て、といった行動は取りますが
タクシー運転手のお仕事は隔日勤務と呼ばれる勤務体系となると約20時間は労働をしています。外に出ています。
正確には車内ですが、靴下を履いて外出しています。
つまり、20時間も水虫を残したまま、不衛生な状態を維持してしまう可能性がある。
といったところに、水虫との長期戦を予想しました。

その水虫に気付いたお風呂後から、まずは外に出ると
ドライヤーで足の指を乾かし、
スマホ「水虫 痛い」「水虫 切り傷」等を検索し、
とりあえずお仕事だったため、靴下を履き替えられるように替えを持ってお仕事に出ました。
コンビニで水虫のクスリって売っているのか確認しましたが置いておらず、
一旦その日は靴下を履き替えることのみを行いました。

そして次の日、薬局へ行きます。
その薬局は少々小さいお店なのですが、とりあえず水虫の薬が無いか確認してみると、置いていない。
嘘だろと、思いながら探すも無い。
その間も、足の指には水虫が存在し、そしてその瞬間も菌を増殖させているかもしれない。
そんな恐怖に怯えながら探しましたが、見つけることが出来ませんでした。
ここで生まれるのが「店員さんに聞く」
しかし、店員さんに聞くってなんか恥ずかしい。
しかも、丁度コロナウイルスの問題が大きくなり、店員さんが二人いて、
今後のことを話し合っている様子で話しかけづらい。

うーん、どうしよう、と思いながら
同じ場所を何度も周り、結局自分が見たところには置いていないことを認識し、諦め、出ていきました。
そしてもう一つのお店に行きますが、
そこはスーパーの店内にあるようなお店で、時間を過ぎると専門的な薬のコーナーは網がかけられ、洗剤等のコーナーしか開いてない。

そこでも見つけることが出来ず、結局、初期段階でやるべきであろう対策を講ずることができず2日が過ぎました。

そして翌日、再びお風呂に入っているときに痛かった場所を優しく洗おうとすると、、痛くない。
まさかと思い、確認すると症状が和らいでる。切り傷のようなものもない。
驚きましたが、「とりあえず清潔に保つ」ということだけで症状を和らげ、
そして3日で完治させることが出来ました。

何の役にも立たないと思いますが、タクシー運転手が「水虫になったよ」というお話でした。

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