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タクシーの車内広告で無料も出来るなら、Netflix化もあるんじゃないかと考えた話。

タクシーをエンタメにしています、
ヨナシロです。

Facebookの『タクシーエンタメ奮闘記』で7月に上げた内容を投稿します。

アイデアに価値はないので妄想としてお読みいただけたらと思います。

乱雑で読みにくいかと思います、すみません。

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こんにちは、本日も宜しくお願いいたします。

今日の内容は、昨日の続きで「タクシーの車内広告」に関するお話です。

昨日はタクシーのNetflix化すると、広告としても、乗客が見るコンテンツとしても面白いのではないか?というお話でした。
正直、Netflix化するところも含めてタクシーをエンタメにすることで考えているので、僕自身がやるというこだわりはないのですが
どこかの企業がやろうと思えるくらいの結果と提案はつくりたいな~と思っています。

そして、昨日の最後に
閉じた空間がSNSの発信源
タクシーの利用促進
クリエイター発掘の場
もあるのではないか?と書きました。

タクシーのNetflix化によって利用者、広告企業、タクシー業界、各立場がどのような影響を受けられるかのお話です。

まず、閉鎖空間がSNSの発信源についてですが、
SNSが当たり前の今の時代、人はみんな投稿のタネを探しています。自分で作る方もいれば、街中で見たもの、今の心境、等使い方によってそれぞれですが、みんなが投稿するためのなにかを無意識的に求めるようになった状態です。
そんな中で、誰しもが知っている情報など投稿したいと思えるモノではなく、これは俺だけしか知らない、これは私がやった、とある意味特別な立場になることで他の人より面白い投稿が出来ます。

「ここだけでしか見られないドラマ」としてタクシー内で流れることで、見ている方はちょっとした優越感によって投稿し、見れてない方は気になる。
という普通の広告が流れるよりも、違う形で関心を持ってもらえます。

インスタで例えると、『タクシーに乗れる私』というタクシー内の写真をアップする港区女子のノリが「タクシーで◯◯見た」の別の形になる感じですね。

ただ、港区女子の場合だと、いけすかない感じを抱く方もいると思います。
この投稿の裏には「私タクシー乗れるんです」を演出するのが見え見えになってしまっているというのは、なんとなく分かりますよね笑
(天然だとか、本当に暇だからやっている人も中にはいますが)

それが、ドラマやアニメだった場合「タクシーで面白いドラマ始まった」「タクシーでしか見られない〇〇エモイ」など基本的に投稿する人の関心の方向性が私ではなく、タクシーのドラマになっています。
そういう投稿が増えた先には、
タクシーに乗る=面白いドラマを見る
が出来ていくと思います。

それが可能になってくると、タクシーの利用促進にもつながります。
あまり乗らない方でも、ドラマに関心を持った方は“移動”としてではなく、“映画”を観るとして410円の距離だけでも乗ってみるか、と新しい利用者を産むかもしれません。
ただ、410円で5分の映画はちょっと高い。(約4倍の1800円で映画一本が観れます)
そうやって利用を躊躇してしまう方もいるとして考えているのが月額制です。

マクロミルが2017年12月に都民1000人に行った調査によると(ネットリサーチ)
ひと月のタクシー利用の平均額は2,395円、過半数は1,000円未満でした。

タクシーの利用頻度向上を考えるとして、乗る頻度の少ない過半数の方々に視線を向けると、初乗り410円の都内では月に2回程度利用するか、800円ほどで一回利用するか、ということになります。
仮に1000円程までなら利用したいとおもえる思える層がいるのなら、その1000円で月に4回までは(1000円未満の距離)利用できるようすることも、良いと思いますし、そこにタクシーでしか見られないドラマの価値が含まれれば高い金額にはならないと思います。
まさにNetflixのように月額の利用ですね。

さらに同じ調査の結果には55%が定額タクシーを利用したいと回答しています。
そのほとんどが、1000円未満の過半数の方だと予想しています。

また、410円の距離で利用することへの「後ろめたさや申し訳なさ」を感じる人が38%で、月額によってその38%の方の後ろめたさが無くなることも期待しています。
そして何より、タクシーに乗ることに慣れると、いつの間にか頻度が増えることになります。(ちょっと嫌な見方をしていますが)
いずれ、元を取るほどの利用になることもあるかもしれません。

そして、タクシーの利用者の数が増えれば、車内でドラマやアニメを見る機会も増えます。
2018年の全国のタクシー利用は14億人です。
(利用頻度の多い少ないもあることは省いて話します)

もし、全国のタクシーがドラマやアニメを見れる場所に変われば、そこが俳優、映画監督、アニメ関連のクリエイターの発掘の場になるかもしれません。
記憶にあるか分かりませんが、2017年に公開された映画『カメラを止めるな』は「無名の新人監督と俳優が創ったウルトラ娯楽作」というキャッチフレーズがつき、予算は300万ながら、興行収入30億を超えるヒット作となり、
2018年の興行収入ランキングでは木村拓哉さん主演の『検察側の罪人』を超え7位という結果でした。
ちなみに、カメラを止めるなの内容はネタバレ厳禁という空気がSNSで起き、それを気にするように観客が増え、次第に口コミが増えるサイクルがあったという話があります。
芸能人の猛プッシュも要因の一つだと思います。
(ネタバレ厳禁は見ないと(乗らないと)分からないという、タクシーの閉鎖空間と共通するところがあります)

このように、まだ世に出てないが活動をしている方々の世に出る機会になるのもいいなと思いますし
いずれは、テスト的に小さく作った映画やドラマをタクシーで流し、反応が良ければ本作を造るという流れになっても面白そうです。

積極的関心、閉鎖空間、利用促進、クリエイター等の発掘で、
利用者、企業、タクシー業界、そしてクリエイターが喜ぶ場になる現実も
可能になるかもしれません。

タクシーのNetflix化は、一つの生き残り方としてあると思っています。

まあ、今は妄想ということで。

ありがとうございました!

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