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龍が如く ネタバレ無しレビュー(PS2)

現在シリーズ7作品、スピンオフも含めれば10作品以上になる大人気シリーズ
龍が如く
その最初の作品である 龍が如く(PS2) を良かった点と惜しい点に分けて
紹介していこうと思う。

また、このゲームは古いゲームのため、あまりゲーム内画像を用意できなかった。
本当に申し訳ない、今後はゲームプレイ中に写真を撮るようにしようと思う。
画像が少ない為少しわかりづらいかも知れないが、龍が如くの魅力は十分に書いていると思うので、興味が湧いたら是非遊んで欲しい。

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コンセプト

龍が如くは「大人向けのエンタテインメント作品」というコンセプトの元
2005年にSEGAから発売されたPS2向けのソフトだ。
東京の架空の街「神室町」を舞台に、
裏社会の人々の抗争や生き様人間模様を描いた作品で
今後のシリーズの土台となる作品だ

あらすじ

かつて"堂島の龍"と呼ばれた男、桐生一馬
親友と愛する女のために罪を被った男は10年後、再び街へ戻ってくる。
謎を秘めた少女と共に、消えた100億円と跡目争いを巡って、
愛、欲望、人情、裏切りのドラマが展開する。

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良い点

細部まで作り込まれた街並み
龍が如くの舞台となるのは、欲望と暴力が渦巻く街「神室町」。
モデルとなった街 新宿歌舞伎町 を忠実に再現している。
街には人が溢れ、夜にもかかわらず街は昼のように明るい
実際に夜の街を歩いているかのような感覚を体験できるだろう。

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プレイスポット
神室町にはプレイスポットと呼ばれる遊戯施設がいくつかあり
ミニゲームを楽しむことができる。
なけなしの金で打つパチスロは緊張感が半端ないし、キャバクラでカッコつけるために一番高いお酒を買って後悔することも多々...全てのミニゲームが作り込まれており、より一層夜の街に入り込める要素となっている。

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アドベンチャーパート
アドベンチャーパートとは、神室町内を自由に移動できる時間のことだ。
街にいる人に話しかけて情報収集をしたり
ドン・キホーテでアイテムを買ったり、自由に行動ができる。
目的地に移動している最中に「ちょっとコンビニ寄ってくか」と
つい寄り道してしまうのはこのゲームの作り込みあってこそだろう。

サブストーリー
通りを歩いていると、突然サブストーリーが始まることもある。
このゲームはサブストーリーのクオリティの高さも評価されている。
サブストーリーをクリアすると、報酬をもらうことが出来るので
イベントが発生したら積極的に参加するのが良いと私は思う。

バトルシステム
バトルシステムは、左スティックで移動、□で通常攻撃、△で強攻撃、✖︎で回避、とよくある操作方法なので、戸惑うことはないだろう。
○ボタンで敵を掴んで投げたり、付近に置いてあるオブジェクトを持ちあげ
攻撃する、なんてことも出来て戦い方は様々だ。

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ヒートゲージ
戦闘中、敵を攻撃すると ヒートゲージ というものが上昇する。これが一定値を超えると ヒート状態 になり、ヒートアクションが発動できる。
ヒートアクションは、ヒート状態時のみ発動できる、特殊技だ、状況に応じてアクションは変わってくるが、どの場合でも大ダメージを与えることができる。
ヒートアクションは今後の 龍が如く シリーズでも出てくる特徴的な要素だ。
このアクションがあることで戦闘がより楽しく爽快になっている。

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能力強化
このゲームでは敵を倒すと経験値を得ることができる。
得た経験値は、3つの能力強化に使用することができる。
1つ目は 心 、ヒートゲージの減少を抑える、などの効果がある。
2つ目は 技 、戦闘時に使用できる技のバリエーションが増えたり、
現在の技が強化される。
3つ目は 体 、体力ゲージの限界ちが増加する。
この三つに経験値を振り分けることで、桐生は成長していく。
今のゲームのように複雑ではないので、初心者にもわかりやすく、
とても良いシステムだと思う。

4つ目の能力、「特」
どうやらこのゲームでは、街を歩き回り、
様々な経験を経ることで特別な技が会得できるらしい...
これは皆さんが自分で遊んで確かめてみて欲しい。

ストーリー
ストーリーは傑作とまでは言えないものの、
最後まで失速することなく、ラストの展開は
続編も遊びたいという気持ちにさせてくれる、
良いストーリーだったと思う。
所々「あり得んやろw」と思ってしまうシーンはあるが、
日本版アメコミヒーロー桐生一馬 だと割り切れば、
多少おかしなところがあっても「まあヒーローだしな」
と納得してストーリーを楽しめるだろう。

悪い点


マップロード
マップ移動時のロードが少し長いため、快適に移動することが難しい。
私はそこまで気にしなかったが、頻繁に発生するマップロードが
寄り道する気をなくしてしまい、作り込まれた街並みの魅力を
削ってしまっているように思う。

視点移動
視点の変更がL2ボタンのカメラリセットしかないにも関わらず
敵は自分の周りをグルグル回ってくるので、敵が建物と被り見えなくなって
倒される、という場面が何度かあった。
このゲームが発売された時代を
考えれば仕方がないのかもしれないが...
他のバトルシステムが良く出来ているだけあって残念だ。


気をつけるべき点

基本このゲームの戦闘は人数不利なのだが
狭い場所などでの戦闘の場合、多勢にハメ殺しにされることが多々ある。
また、連戦の場合自動でHPは回復しないので
回復を大量に持っていないと詰む。
何度も負けると難易度変更を勧めてくるが、
難易度は一度下げると上げることができなくなるため、本当に最終手段だろう。
常に回復を持ち、こまめにセーブすることが非常に大切だと身に染みて感じた。
私は連戦で回復が尽きてしまい、随分前のセーブポイントから
やり直すことになってしまった。皆さんには気をつけて欲しい。

総評

戦闘時のカメラワークやハメなどの問題点はあるものの、
このゲームの発売された時代を考えれば、
良くできたアクションゲームと言えるだろう。
ストーリーは傑作とまでは言えないものの
充分な満足感と続編への意欲を与えてくれる。

ということで龍が如くのレビューでした。
龍が如く0を最大限楽しむために始めた初代でしたが、
凄く面白かったです。次は龍が如く0を遊ぼうと思います。
読みにくい点など多々あったと思いますが、
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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