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協調性と自己中心的

こんにちわ。
大人になってから気付いたことはたくさんあります。
例えば
柔軟な考えな人は少ない、
大人でも子供みたくコミュニケーションが拙い人は多い、
むしろ賢い子供の方が会話が出来る。
子供に対しては偉そうにしておいて実際は大したことがない大人が多い。
言葉は内容より表面上の綺麗さしか大抵の人は拾わない。
年齢とともに時間が加速するを言う人が多い。
加齢というのは血がサラサラからドロドロになり、
すべてが硬化質になっていきます。
時間は逆らえないので仕方がないことですが、
その中でも生き方、考え方まで固くなっていくか
流行に合わせ時代に生きれるか、協調性を保てるかは
人生の経験に揉まれた数になると思うのです。
タイトルの結論(言いたいこと)は最後に持っていきますので
是非読んで考えていただければと思います。

人生に揉まれた場合、社会経験ゼロに等しい場合

最初に私個人のことを書きますが、
私は大人になってから10年間は年間通し地元の祭りに出たり、
役員をやったり、友人と毎シーズンBBQしたり、
会社の終わりは必ず飲みに行ったり、
飲みの場で友達増やしたり、関係会社を何十社か行き来し
合コンに誘われたり、遊んだり、国内や海外に旅行行ったり
休日に釣りしたりの日々でした。
その中で大切な人も失い、別れをいくつか経験し
仕事でメンタル不調になったり、頑張ったり、
転職したり、投資を始めたりしました。
大した人生ではないのですが、それなりに生きてきました。
その価値観で語っていきますのでご容赦ください。

最近は、色んなアラサーと会社や交友関係を
通し飲みに行ったり会話をするケースが増えました。
そんな出会う人によって日に日に友達を作る人、
友達はいるけど交友関係が少ない
といった人をどちらもよく見ます。
友達が多い人は協調性が高い傾向にあります、
交友関係が少ない人は自己中心的が多い傾向があります。
ただ見ていてあきらかに違いがあります。
一言でいえば圧倒的コミュニケーション能力の差になりますが、
こう言っても曖昧なので書いていきます。

◆コミュ力高く、友達が次々できる人(20代前半でも全然いる)
・常に笑顔
・頷いたりする、素直
・心の声を出す、隠さない
・お酒好き、タバコ好きが多い
・ストレスを溜めない
・容姿や発言で相手を傷つけない
・普通の人っぽいことが多い

◆逆、人と関わりにくい人(いい年した人にも多い)
・無表情
・相手を見ない
・思ったことを言わない場合が多い
・自分を賢いと思っている
・ストレスを溜め、急に怒りだす
・ところどころ発言が人を馬鹿にしている
・おやおや?この人なんか普通ではないとなる

半分以上の項目に当てはまる場合にどちらかに分かれます。
完全にすべてが当てはまる人もそうそういないです。
コミュ力高い人との会話の時間は一瞬ですが、そうでない人は苦痛です。
こちらが笑顔で、第一声で話しかけても挨拶だけしっかりし
あとは・・・・みたいな人が多く、会話を切り替えても
早く終わりたい感を出す人もいます。

僕からすれば出会った人との会話をすぐ終わらせようとするのは
失礼ですし、想像力に欠ける非聡明なのだといつも思います。
両者を見ているとコミュ力高い人は常に社会に出て色んな大人と関わったり
辛い過去を経験している人が多く、言葉遣いの成長も早いです。
辛い経験をした分、どのようにしたら相手を辛くさせるかを
分かっています。

逆な人は過去を聞くと、過保護であったり、休日もインドアが多かったり
趣味も「友達が・・」の言い方が多く受動的です。
周りがチヤホヤした30代と会うと悲惨だったりします。
相手を傷つける態度はとるし(人の失敗のみ笑う)、
人の時間や都合を考えずに行動するし、会話はロボットみたいに早く終わらせようとします。

人生良いことばかりではないので、それを避けるためには
引きこもって揉まれないのもありでしょう。
ですが何が社会で(文化や風土)、何が人で(人間どのように生きているか)、何が現在で(流行り)、
何が幸福で(価値観)、何が痛み(ストレス)かを知っていかなければ
子供と同じになります、大人になった20年間やその後の時間で30歳、40歳となったときも4、5歳と変わらないのです。
人生に揉まれていない人は、社会に出て、
人と話したという事実があったとしても
それが培われない行動をしているため、時間だけ無駄に経過し
ほぼ社会経験ゼロになってしまいます。

以前、人との衝突を避けてきたおじさんが私の部署に来ましたが
まさに人生で揉まれていないヤバめな人でした。
会社の電話対応を知らない、できないという理由で
病欠の人の電話にでなかったり
電話が鳴ると必ず誰かの顔をみるので、
業務打ち合わせ中や他の電話を出ている僕が常に出る状況でした。
また会社の制度に文句を言ったり、コーヒーを注いで飲んでを
繰り返しオフィスで
よく寝ていたり、在宅ワークが多くTVを見ている音が聞こえたので
いい加減にしろ!と言った記憶があります。
もういなくなりましたが、最後は電話を出れるようになり、
仕事も寝ず与えた業務を行うようになったので
良かったと言えばよかったですが、今まで怒られることなく、
誰からも触れられることなく
揉まれてこなかった人の結果だと思っています。

評価と自分らしさ

コミュ力高い人(協調性がある)とそうでない人(自己中心的)を
書きましたが高い人は自分らしさを優先しつつ評価も気にしている場合が多いです。
そうでない人は残念ながら自分らしさを相手に見せることは少なく、
周りの評価を気にしません。
もちろん周りを考え、自分らしさを振る舞う必要がないという考え方もありますが、
それは周囲からしたら関係ありません。ただの黙っている人としか捉えられません。

評価というのは周りが見る平均点であることです。
例えばAが100点、Bが0点付けたとしたら評価は100点ではなく50点になります。
分かりやすい事例で言うと
声がうるさく粗暴な働き方をしている男がいたとして
新卒に当たりが強く、新卒があの人は最悪だ(-100点)みたいな評価をしていたとしましょう。
周りの社員がその男が必ずタメになることや結果につながったことを知っておりにいて
80点、60点、100点、120点と高評価していた場合その人は高評価になるのです。

僕が新人教育を何回か行うと評価が上がっていく人間とそうでない
人間がいます。それが素直か、素直でないかです。
新人が愛想よくても態度、能力、成長で評価する私の場合は
「あなたは20点で期待以下だから、
これをやって期待通りになるようにしてください」
と冷酷に伝えるときがあります。
例えば上座、下座を意識したミーティングや飲みの場、
名刺交換、挨拶等が理解でき行動に移せているか。
メールか直接会うかで発言や敬語、謙譲語の使い分けが出来ているか。
日々自己研鑽できているか、スキルレベルなどです。

素直な新人ほど「わかりました」と言ってすべてこなそうとはしませんが、
出来ることから努力したり、どうしたらよいのでしょう?と聞いてきます。
素直でない人はキレたり、無視します。(子供のような態度です)

ここからが面白く、それから2~3カ月すると結果が出てきます。
素直な人は上司から話しかけられやすかったり、残業する/しないや
自由に何時に休んでも何も周りから信頼の構築が出来てきます。
仕事もできるようになり、コミュニケーションも出来るようになっているからです。
周りが大人のマナーを心得ていると判断するからです。

逆の人はいつも定時上がりか、周りに報連相しても
徐々にフェードアウトされます。また周りも仕事を依頼しなくなります。

ここで言いたいのは素直さは大事ですし、
維持するのが難しいということです。
人間なので本来怒られたところで反発したくなり、
「自分は100点だぞ」と言いたくなるのは僕も理解しています。
そこで出てくるのが自分らしさです。ときに個性(アイデンティティ)と呼ばれますが、
自分らしさが強すぎると素直でなくなったりします。

離婚が良い例ですよね勢いで結婚した場合
「喧嘩したから、不倫したから、こんな人だと思わなかった」
という理由で分かれますよね。時間もお金もかかります。
お互いに自己主張(じぶんらしさ)が強かったため、
相手を評価出来ていなかったために
起こる理由がほとんどです。身勝手で主張強い人多いなぁと思います。
一番の被害者は子供がいたときの子供です。
勝手に離婚され振り回されますからね。
子供は素直で純粋なので時に親に評価をします。
そこで自己主張より子供の主張を優先した時家族が上手くいったりします。
もっと言ってしまえば相手を思いやることが出来るかどうかですね。

さいごに

その人を一番評価できる人は、一番近くにいて、長くみている人です。
家族であったり、友人であったり。
自分らしく素直に生きてみるのが良いと思います。
素直になれなかったり、自分らしくいられなかったりする場合は
環境であったりします。

今回書いた内容は、難しいです。
何故なら採用面接や社会人としての基本行動が
当たり前にできてから考える話になって来るからです。
この難しい話題を話したときについてこれない人は、
「何当たり前のこと言っているんだろう?」
となったり、過去から経験を考えることでしかモノゴトを判断できなかったりします。
つまりは視野が狭い、大人になって人前で喋れない、
矛盾した言動を繰り返す、
相手の顔を見ない、マイペース、慣れていること以外に興味がない、
といった姿勢そのものが柔軟ではないと思っています。
柔軟ではないとどうなるかというと仕事で自律できない、
自律できたとしても周りに冷たい人になります。
電車に乗ったときに降りる友人を心配したり見送ったり
会話を持続できたりしているコミュ力高い人と、
見た目は良いがただの高嶺の花で孤立気味で会話は黙るか
急に怒り出す人を見ていると後者の方が不愉快です。
是非、店員に横柄な態度する人とかをこの話を思い出し見てください。
なぜ人がこのような人を嫌うのかが見えてくるはずです。
単に不愉快、嫌だもありますが明確な理由があるはずです。

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