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歌で紡ぐキセキ〜小林愛香 爆誕祭「Happy ∞ Birthday」感想〜

 皆さんおばんです。
今回は10月23日に大宮ソニックシティ大ホールで開催された小林愛香 爆誕祭「Happy ∞ Birthday」の感想を語っていきたいと思います。

………。
実のところ、感想記事書く予定はなかったんだけど、最高の時間を共にした仲間たちとの打ち上げなるものに参加したらどうにも抑えきれなくなって、それだけ濃密で至福な時間を僕らだけに留めとくのは勿体無い!ということで急遽筆を取りました。

(1) 総則・セトリなどなど。

 今まで何度も小林愛香さんのライブなるものに参加してきましたが今回は一味も二味も違う。
「やりたいことぜんぶやってやる!」と言わんばかりの仕掛けの数々と選曲、そして紡がれる愛に溢れた言葉を受け取ってこの上なく幸せでした!

たぶん小林愛香さんを知ってる人も知らない人も皆彼女の虜にならざるを得ない。それだけパワーあふれる空間でした。

そんな今回のライブを一言で表すとこれ。

 選曲一つ一つから彼女の生きてきた30年の軌跡を感じられる、そんなセットリストでした。

 1. Happy∞Birthday

  2. Easy Fizzy
  3. Holiday!!
  4. Please! Please! Please!
  5. 君を守りたい

  6. Sunset Bycicle
  7. マコトピリオド
  8.Night Camp

  (幕間)パンダきゃん映像

  9. NO LIFE CODE

10. Deep Resonance(カバー)
11. AMBITIOUS GOAL
12. Crazy Easy Mode
13. Border Rain

14.グミチュウ
15. Original My Llfe

EN1. キセキヒカル(カバー)

EN2. Lorem Ipsum
EN3. Can you shing along?

全曲振り返りたいところですが一生終わらなくなるので印象強いところに絞って以下振り返っていきます。

(2) 成長しても色褪せぬ原点
  〜君を守りたい〜

 思えばしばらくご無沙汰だったこの曲。知らない方に捕足しておくと、今回披露した中でこの曲だけは2020年のメジャーデビューより遥か前、歌手を夢みていた高校生時代に生まれています。
 歌手として「生まれたての卵」の時に紡がれた曲を、本人曰く「生まれたての卵」モチーフの衣装で歌う。今日までの経験と成長こそあれど根っこの歌を愛する気持ちは変わらない。そんな意思を感じ取れるような演出に感じました。

思えば小林愛香さんの楽曲の歌詞って、この曲から最新の曲まで一貫して「心に寄り添う」ようなものになっているんですよね。
いろんな経験を経て成長しても大事なところは変わらずいられる、そんな彼女の強さには本当に尊敬の念しかありません。

(3) 生演奏故より感じる表現力
  〜マコトピリオド〜

 先程まで触れていませんでしたが、今回のライブは単独ライブではかなり久しぶりなバンドスタイルでの生演奏でした。
音源と比べて鳴ってる音が少ない分、より小林愛香さんの歌の表現力を強く浴びることができるので息遣いから声色まで全部クリアに入ってくるわけです。感情の変化すら音にしてしまう表現の広さに、思わず吸い込まれてしまうかのよう。
この曲だけはいつもブレード振ることを忘れて聞き入ってしまいます。

 あと、生演奏だと1番から2番に入る部分の変化で余計鳥肌がたつ。間違いなく生演奏で化ける曲No.1です。

(4) 名刺代わりにお一つどうぞ。
  〜NO LIFE CODE〜

 メジャーデビュー曲としてもう一つの原点であるこの曲。今度は打って変わって好き放題塗ったようなカラフルなお衣装で歌われたわけですが、メジャーデビューからの3年と少しで色々な活動が実ってきたなぁとふと思ったのでした。

 型に嵌らず、やりたいことに飛び込んで突き進んでいく、本人の活動がそのまんま歌になった正に「名刺代わり」の一曲。本人の生き様そのまんまなので全てに説得力がある、故に心に沁みるのよ。
「やりたいから」の一心でヘロヘロになりながらもバズーカ砲までやっちゃう。あたしゃそんな貴方が愛おしいよ。

 メジャーデビュー日のミニライブを最後に今年まで声出しを封じられていたので、奇しくも「不自由からの解放」の喜びに説得力が増してしまったわけですが、故にひたすらに楽しい。野外ライブだと解放空間で跳び放題なので余計に。
今までの呪縛すらも全てパワーに変えてしまうこの曲のエネルギーにはいつも元気をもらっております。

2020年のボクへ。今最高に幸せだよ


(5) 雨は上がり、詩は重なる
  〜Border Rain〜

 憎きコロナ禍真っ只中に生まれたこの曲。
苦しい状況を乗り越える勇気をくれる、そんな歌詞が紡がれた曲で、あの頃を生きる大きなエネルギーでした。
(完全に元通りではないとはいえ)長い雨が上がった後では今回初めて披露されたわけですが、最後に届けたくても届けられなかったみんなの声をやっと届けることができて本当の意味で晴れ間がさしてきたような気がします。
みんなで歌を重ねるその日まで、頑張ってきてよかった!そう思ったのはボクらだけでなく本人もそうだったとわかる晴れやかな表情でちょこっと涙腺刺激されました。泣いてはないよ。

乗り越えたことで真の力を得た。その瞬間に立ち会えたことは何よりの幸せでした。

(6) ヨハと歩むわたしの人生
  〜キセキヒカル〜

 キセキヒカルを「私の人生ソング」と豪語する通り、「みんなと出会うきっかけになったあの子」も小林愛香さんの人生の立派な一部なわけです。
そんなあの子の曲を、「津島善子」ではなく「小林愛香」として歌う。考えれば当たり前にも取れることでしたが当時は全く頭にありませんでした。

『ひとりからふたりへ ふたりからみんなの中に』(キセキヒカル)

正に自分の「好き」から人を巻き込んで輪を拡げていく小林愛香さんの人生そのものを謳う歌詞じゃん。そんなん客席で歌われたもんだから感情爆発しないわけがない。完全にしてやられました。
アンコール1発目のオタクが無防備なタイミングを狙ってきたのもタチが悪い。最高のサプライズをありがとう💢

 Aqoursの軌跡を歌ったこの曲を自分の人生として落とし込む姿勢に、関わった全てに愛を注ぐ小林愛香さんの真摯さをより強く感じました。これだけでアーカイブ3500円払う価値あります。

(7) 心からの叫びを最後に。
  〜Can you sing along?〜

 ラストを飾るのはこの曲以外考えられない!
「みんなコレになりにきたんでしょ?」ハイ、そうです。
今までで1番大きなハコの会場全員で揃って
「全部最高!」と心からの叫びをぶつける、こんな気持ちのいいことは他にないんじゃないかと思うくらい文字通り最高のラストでした。
 この曲に関しては言葉はいらない。浴びることに意味があるのでこのエネルギーをぜひ配信で感じていただきたい。

(8) 最後に「アーカイブ見れるってよ!」

 感情のままに綴ったのでところどころ滅茶苦茶かもしれませんが、それでも想いを残したくなるくらい幸せな時間でした。人生で1番楽しかったイベントの3本の指にも間違いなく入るくらい。
 初めて参加したLiandさんたちの打ち上げも含めて心がとっても暖まりました。

少しでも小林愛香さんに関心を持ったことがある人は絶対にアーカイブを見ていただきたい。
彼女の人生全てがそこに詰まっているので。

↑配信はここから買えますヨ

この記事を読んでくれた方と、いつか小林愛香さんの現場でお会いできることを楽しみにしてます。それでは🫶

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