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全てあたりで、全てがはずれ。

試合終了の笛。
得点の喜び、勝利の喜びも束の間、僕の心は多くの感情で入り乱れていた。

感動もした、嬉しかった、ドキドキした、ワクワクした。
けれど、悔しかった、情けなかった。

もう一週間4年生と一緒にサッカーができると思うと嬉しかった、
けど勝ったその瞬間から、泣いても笑っても終わりのカウントダウンは始まった。まだできる喜びも悲しみも虚しさもある。

このチームのためにできることはあるか。
今置かれている状況で、何をするべきか。

そんな考えを持たなければいけないのはわかってるし、大学に入って、もう3年もこんな複雑な心境を経験してきた。

何もかもが初めてだった1年の時より、複雑さは増す。

やっぱり、割り切って心の底から、根っから喜ぶことなんて到底できなかった。

他人の幸せを素直に喜べない人に、幸せなんて訪れない。
本気で応援できない選手が、応援されるはずがない。

こんな言葉も聞いたことはあるが、喜んでいても、応援していても、心のどこかには、やりきれない気持ちが存在しているのを、自分自身ですごく感じる。

結局、心の中で、心の底から嬉しい!やった!と思っている、つもりなのかと思う。
そうしてまた葛藤が始まり、複雑なまま時間は過ぎる。

チームをまだまだ思えていないのか、犠牲心が足りないのか。
この心は良い状態なのか。悪い状態なのか。

何が正解かもわからない。全て正解な気もする。
本当に嬉しいし、不貞腐れているわけでもない。

この先ずっと自分の結果が出ない限り、
心は笑わないまま終わってしまうのだろうか。


実を言うと…がなくなる日はくるのかな。




※病んでいるわけではない!!!!!

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