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ウェールズ留学 最後の日まで思い出を詰め込みに詰め込む。

2022年9月19日

この日は2022年9月8日に亡くなったエリザベス女王の国葬の日。

そして、バンガーで1日を過ごす最後の日。

最終日だとしても、普段通り、いつも通り過ごしたい!

国葬の時間帯は町のお店が休業だけど、急にオレンジジュース飲みたくなって近くのコンビニに行ってみることに。イケメンもいるし。

ちょうど閉めているところで、後で来てね~っていわれました。

家で国葬の中継を見ます。

ロンドンに行った時に通った道や、見た建物がテレビにうつるけれど、まったくの別ものみたい。

私本当にロンドンにいったんだ~…とか思いながらホストマザーとテレビをみていました。

お昼前にはPennyさんから連絡がきて、お散歩に行こう!と。

今日も昨日と同じメンバー。私と、ルームメイトのAちゃん、ホストマザー、Pennyさん、Pennyさん宅の学生Mさん。

昨日みたいな崖に行きませんように~とか願いながら、家を出発!

この時間にはコンビニが開いてたみたいなので、お菓子とかもろもろ買ってお散歩へ

今回のコースはめっちゃ森。

牛にも挨拶

もともとサファリパークみたいなところだったらしく、高い壁が。

動物の絵とかあったり、高台があったり。

まだ歩くの…?ってなるMさん

歩きながらポテチを食べます。味は、Salt&Vinegar

聞き馴染みない味ですが、先日フィッシュアンドチップスのお店で、チップスにビネガーいる?と聞かれたように、ここではメジャーな味。

味の感じは、お酢っぽい匂いがして(個人的ウッてなる匂い)、味は塩、後味がちょっとビネガー。みたいな。

最初はなんだこれ!?って思ったけど、なぜか止まらない。止められない。

ぱくぱく食べれちゃう。なんだこれって感じ。

いまでもたまに食べたくなります。

ずんずん歩いていき、いいところで休憩。

カップケーキとかお菓子を出して森の中でピクニック。

するとここで小雨が降り出しました!!!!

覚えているでしょうか。バンガーに来た最初の週末のピクニックでも雨が降り出し、Pennyさんが「This is the British picnic!」と言ったことを。

「British picnic again!!!!!!」
超盛り上がりました(私とPennyさんだけ笑)

これは雨が降り始める前

そんなこんな、なかなか険しい道をあるいて、約3時間くらいすると、橋に到着。

見せたいものがあると連れきてもらった先は、ライオンのオブジェ。

ライオンだ

今ある橋は新しい橋で、この橋が建つ前には、橋からライオンが見えてたらしいです。

天気大丈夫かこれ

これを見るために私たち3時間歩いたのよと言われ、普通に笑った。けどこうゆうエピソードつきで見ると、ローカルな事情を知れて面白い。

この橋を渡ると、Anglesey島。

橋の上から、超大きいクラゲを発見。野生の、生きてるクラゲをみるのは初めてだし、なんせめっちゃ大きい。

えーーーーっと、くらげの写真です、

クラゲ大好き人間感動。

小雨が降ってから結構気温が落ちて寒くなってきたので、Anglesey島のPubへ。

Welcomeしてもらいました

Mさんがビールを飲みたいといってたので、ちょうどいいねって。

たぶん、初めて現地のPubに入りました。

Pubに歓喜するAちゃん

ここはホテルらしいけど、カフェ利用もできました。木造の感じがちょっと西部劇ぽい。映画で見るかんじのカウンターにビールサーバー。注文したら目の前で可愛い丸っこいグラスにビールを注いでくれます。

私はカフェモカを頼み、Aちゃん、ホストマザー、Pennyさんはホットチョコレート、Mさんはビールで昼飲み。

コースター貰えて嬉しい♡

このポテトは牛肉とチーズが乗ってて超うまうまでした。ビール一口もらって、ビールだな~って思った。まだ苦くて飲めないですわ。

ガンガン飲みまっせ

雨が降って寒いし、家まで遠すぎるから歩いて帰るのは無理だろうということで、車で帰ろうか~って。

タクシーかと思ったら近所の知り合いに車頼んで、ありがたいことに家まで送ってもらいました(笑)

たくさん乗れないので、先に送ってもらって家で好きにしててね~って言われ、今朝行けなかったコンビニに。

大好きなタンノック社のお菓子と、家の近所の海岸の絵が付いたポストカード、オレンジジュースを買って家に帰り、寒さと一口のビールにやられて、ベッドにダイブ。そのまま寝てました。

気づいたら夜になってて、ホストマザーがいつのまにか帰ってた。

ホストマザーと食べる最後の夜ごはんもいつも通りサラダとかチキンとか食べて、いつも通りシャワーを浴びます。

私は散歩から帰ってきて一旦寝たので、寝る前まで元気だったけど、Aちゃんはシャワーを浴びたら限界が来たみたいで先に就寝。明日は遅刻できないからね。

私はホストマザーと最後の夜にちょっとおしゃべりしたいって言って、

お紅茶を飲みながらお話。

ホストマザーが好きな紅茶フレーバーの、TwiningsのLady Gleyを教えてもらいました。

Twiningsはエリザベス女王にも愛されていた紅茶らしく、ホストマザーはこの紅茶を見たら女王のことを思い出して少し寂しくなるといってましたね。

このフレーバー、すっごく美味しくって。アールグレイがベースで、オレンジみたいな柑橘系の風味がついてる。すっきりして、早朝でも夜中でも飲める。

この紅茶を飲みながら、ソファでお話して、この留学で楽しかったこととか、日本に帰ってから頑張りたいこととか、

ホストマザーとは、日本に帰るとすぐには合えない距離になるけど、本当の家族みたいに、身近な話やちょっとした日々の不満とか漏らしました。

こんな時間が永遠続けばいいのに。毎日この景色を見ていたいと思いました。

ってゆうことも、ちゃんと伝えました。
明日はちゃんと伝えられないかもしれないから。

夢に見ていた景色だったから、終わるのがすごく寂しくて、

こんなにも毎日が楽しくて、明日も楽しみで、変わらない日々が恋しいと思えたのは、素敵な町と学校生活と、家族がいたからです。

いまでもあのふかふかのソファの感覚は思い出せるし、朝のひんやりしたキッチンの寒さも、重たいブランケットも、窓から見える太陽も、全部覚えてる。

全部が大切な日々で、私の日常で、いつも肌に触れる風や細い光や音を一生懸命感じてた。

寝てしまったらこの大切な日が終わるみたいで、寝たくなかった。

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