マイベストミュージック


気づいたら年の瀬ということで、今年のマイベストをやっていこうかなと思います。

⓵マイベストアルバム

「解放のヒント」/PELICAN FANCLUB

1番衝撃を受けたアルバムでした。
個人的最強スリーピースバンドでのラストアルバム。
3人での今できる全てを集めて詰め込んだ、唯一無二の音。どのバンドでも共通することかと思うけど、間違いなくこのバンドにしか鳴らせない音があってその音に毎度衝撃を受けてしまう。ほど、どの曲も印象に残ってます。1曲目の『儀式東京』から『新世解』、『俳句』この流れが本当に言葉が出ないほどのかっこよさと中毒性、アルバム後半のタイアップ曲たちのロックで鳴らす音楽。所々に初期を感じさせるメロディーたち。ラストの『少女A』に関しては、アルバムを締めくくる優しさで溢れた、最後の“誰かが何処かで繋がる歌“って歌詞が私もPELICAN FANCLUBが繋がれる歌になれるそう思わせてくれる一節。その言葉でアルバムが終わるのも素敵ですよね。

⓶マイベストソング
ここは1つにまとめられ無さそうなので、Apple Musicのアーティストで1番聴いた曲を3つご紹介します。

(1)PUPA/秋山黄色
とにかく狂ったように聴いてました。
アルバムの中で勝手にいれたワガママ枠。と話していたこの曲だけど、ワガママ曲と言いつつ、ファーストアルバムのギターがメインな曲たちが好きな人多いと思うかそんな人たちの為にも入ったというPUPA。
新しいものも昔のものも取り残さないでいるそのスタンスが何よりも好きだけど、純粋に人間の夏の瞬間的速さは蝉の中では人生であり、全てである。って構成が何よりも好きです。
『ONE MORE SHABON』のアルバムの曲の重めの中で、一息つけるような切り替えな瞬間。一息つけるようなメロディーでは無いけれど、悩みを吹き飛ばす様なロック感が堪らなく好きです。

(2)awkward/[Alexandros]
新体制になって初めてのアルバム。
このバンドに関しては、このバンドが作るからか聴けば聴くほどどの曲も大好きに躍り出てくるのですけど、この曲は1つのアルバムを締めくくる最高の映画のエンドロールで、お、お、お美しい…って言葉が思わず出てしまうほどの、綺麗なメロディー。
激しめロックに振り切ったドロスが個人的には好きではあるけど、激しめの中に隠れる優しい音色のこの歌は別格だなっと思います。タイトルの気まずさの通り、朧げでまた、ドロス野心的で強い生き抜いてやる見返すとかの歌詞が多い中でこの曲の後悔して自暴自棄が見え隠れする歌詞が、凄く[Alexandros]の人間的な一面を見れる気がして好きです。

(3)New World/sumika
今年ドロスとの対バンをきっかけによく聴いたsumika。それまでそこまで聴き込んでいたわけでもないし、好きな曲とメジャーな曲だけ知ってるレベルだったけど対バンを機に、sumikaの魅力をどんどん知るうちに去年までの自分では考えられないくらいに聴き惚れていってしまってます。
New Worldは、アルバム『For.』の一曲目に収録されてます。ツアーに参加できることで予習!と思って聴いた一発目が、今までのsumikaへの印象を全部覆す様な音が流れてきて、うっわ〜かっこいい!!!が第一印象。この曲に限らず、『For.』のアルバムが個人的にめちゃくちゃ好き。sumikaある全てを出し切られてる感じと、新しい一面、従来の面を上手に組み込まれているように感じます。喜怒哀楽が写し出された素敵なアルバムだな〜って印象です。

(特別枠)ZITTI E BUONI/Måneskin
初めて聴いた時あまりのかっこよさに衝撃を受けたマネスキン。和訳を検索できてる余裕がなかったから歌詞の意味は未だ理解しきれていないけれど、歌詞がわからなくてもメロディーだけで好き。ってなれるところが音楽のいいところだなって思います。
音楽に国境はない。ってところを存分に感じます。
他の楽曲も言わずもがなかっこいいし、正直全部初めて聴いたらかっこよくて笑いが出てきてしまう。
それほどこの人たちが作る音楽性に毎度感化される。
出会ってまだ少ししか経ってないけど、来年もっと聴き込んでいきたい一曲。

③ベストライブ
ライブに関してはそれぞれアーティストに対して置いてる気持ちや棲み分けが違うから正直どのライブも優勝!って気持ちなんですが、その中でも印象に強く残ってるライブを。

○秋山黄色 6月11日一鬼一遊TOURLv3 仙台公演。
純粋にアーティスト側の喜怒哀楽を感情を多く感じたから。ってのが第一。終わった後の放心状態は、久しぶりだったしその時に言ってもらった言葉たちもずっと胸にしまっておきたい言葉たちで溢れてました。
「俺の音楽聞いてるときは、自分の強さをだけは見失わないでください。」ってセリフ、ずっとずっと心に留めておきたいな言葉のひとつ。

○[Alexandros] 12月8日But wait. Arena? 2022 代々木第一体育館。
代々木公園で路上ライブをしていたメンバーたちが、きっといつかはあの場所でと思っていたであろう場所で。そしてその日に声出し解禁。
だんだんとライブする上でのルールがグレーな状態になっている中で、ドロスは「きっときっと声出せる日が来るから。それまでお互い頑張ろうね。」「声が出せない分、一緒にバンド組みましょう」って言ってファンとずっとルールを守り続ける公演をし続けてただけあって、やっぱ声出しできた時の感動が、どっときた。
声出しとかで良し悪し決めるものではないけど、やっぱり自然と湧き上がる声やシンガーロング堪らなく好きだなぁ

○須田景凪 5月14日昼想夜夢
コロナ禍になって1番ハマったアーティスト。
じわりじわりと好きが増していった訳ですが、不定期の夜中に開催されるインスタライブが私の心を掴んでは離さなかった。そこまで謎めいた人だと思っていただけあって、インスタライブでこんなに面白くって弾き語り上手いのか…って思うと、夜独特の空気感をちょっとだけ優しい時間にしてくれていた。だからこそずっとライブに行きたいと思っていたアーティスト。
「多分死ぬまで音楽やり続けると思うので、できればここにいるみんなにはワガママだけど一生聴いて欲しいな。って思ってます」って普段謙遜してるアーティストに言われたら、んもう!聴くよ…ってなりました。

フェスの中では、3年ぶりに開催してくれたベリテンライブ。大好きで大好きでたまらない自然とアットホーム感で溢れたこのフェスをずっと待ち望んでいただけあって、キュウソネコカミにやっと掴んだな!ベリテン!って言われてすごくすごくここまで来れたことに、そしてこのフェスが自分の中ですごく大きな存在だったんだって再確認。ワンマンステージだから全部のアーティスト見れるのもこのフェスならではです。

こんな感じで振り返りしました。
そこまで幅広くアーティストを知ってるわけではなく、好きなアーティストの公演を何公演を行ったりしてるけど、ここで名前出してないアーティストもそれぞれに想いは強くて忘れたくない言葉たちと音楽を届けてくれました。

しあわせだね。

来年もたくさんの音楽に、ライブに、出会いがありますように…

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