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一足遅い夏ソング集


夏のプレイリストを作ろうと思っていたら、もう夏が終わりに近づいてることに驚きと焦りを感じました。

せっかくなので夏のおすすめ曲、勝手に紹介させてください。

①YURAMEKI SUMMER / KEYTALK

フェスで無条件に盛り上がれるKEYTALKです。
お祭りソングか多いだけあって、夏フェスはKEYTALKが強いよな…と思ってしまう程にこのバンドは夏が似合うな〜と思います。
「炎天下」「サイダー」「キンキンに冷え切ったかき氷食いてえ」「浴衣」と、夏といえば?で上がる様な言葉たちがふんだんに使われてる歌詞が何よりも夏を感じさせます。ひと夏に恋してもどかしい夏の熱い心歌をアップテンポで仕上げてるところもすごく好きです。
最後の“特別な季節 君に出会えた またいつか夏がくるまて Sayonara“と、今までの燃え上がる思いが儚く終えていくような、切ない歌詞に私の心はやられます。ラヴです。

②8月、昼中の流れ星と飛行機雲
              / UNISON SQUARE GARDEN

この曲は初めて行った夏フェスで歌っていた時に大惚れしてしまった曲。そのフェスは9月だったのですが、曲名の8月になると無性に聴きたくなってしまいます。
ちゃんとした言葉を出せずにいる自分が後半にかけて悩みそして決意をし“最後口に出すから聞いてよ“と心が移り変わっていく姿が、あ〜〜お美しい…となります。
この曲、「飛行機雲」というワードが前半から後半にかけて出てきます。
青空で唯一形に閉じて残るものが「飛行機雲」だと思っていて。その形の残るものに自分を置き換えてるように感じられるこの歌、ハチャメチャ好きです。
いいですね〜なんだろう…、夏は日が伸びるじゃないですか。その日の長さでどうにか自分の形を残そうともがき足掻いているのが始まりから終わりの曲全体で表されてるみたいで。ラヴです。

③線香花火 / MAGIC OF LIFE

イントロがとんでもなく好きです。
“花火“という言葉がつく歌の中では1番好きなのでは?と思うほど好きです。
イントロのライターで火をつけている様な音?が線香花火の火花のが散ってる様な音を彷彿させてるところ、堪らなく好きです。何よりメロディーから歌詞全てが切ない。なんか、苦しい〜苦しい〜ってなってしまう。そしてこの歌詞の言葉の羅列がすごく胸を打つんです。
「もう脈の打ち方にさえ 君の体温を感じて
 好きとか恋とか愛しいが 胸を握る」
という歌詞の部分が、とても甘酸っぱいを表現している様で好きです。
綺麗なメロディーの中に落ち着いてる旋律が線香花火のほっと気持ちを鎮ませてくれる効果がとても似ているな…と思います。ラヴです。

④八月の陽炎 / マカロニえんぴつ

「言葉はファッションじゃないから」という歌詞から始まるこの曲。まずこの言葉の時点で好き。

陽炎というと、春の季語であるんですね。
八月に見えることはない。
夏に陽炎なんぞに見えるはずでなかったものが見えてしまうほどに、失恋や愛というものは幻という存在だった…となるのでは。という考察を読んで、ぐわあああ…と心がなりました。
「言葉は壁やガラスであってほしくないのに
想いを伝えた代償はいつも割れた孤独」
この部分に重ね着の様にいった言葉たちも、ぞんざいに扱えばすぐに割れてしまう脆さがある。そう感じざるを得ないなと思います。
マカロニえんぴつの音楽って、すごく考察しがいがあるというか言葉をとても丁寧に綴ってある様な気がするです。だからこそ、比喩表現もとても他には真似できない様な表現をしますし…。ふっか………となり、言葉の大切さとか重さを感じます。ラヴです。

⑤夏の大三角形 / NICO Touches the Walls

この曲はカルピスのCMのイメージがとても強くて、印象に残っています。CMで流れるとのポップなイメージにとてもピッタリなのに、音だけで聴くと胸がザワザワする様な、夏が終わってほしくないな…と思ってしまいます。
「その横顔が 瞬きが 僕を変えてしまった」
「三秒間、、、君に見惚れて」
って、この歌詞の破壊力異次元すぎませんか?
1サビでの「いま世界を壊して」に、繋がるのかな…と勝手に思ってます。
あとこれまた歌声が最高にいいです。私はニコのことを詳しく知っているファンというわけじゃないですが、この曲は光村さんにしか歌えない…唯一無二だな…と…それまた儚さが増して、余計好きなんでしょうね…ラヴです。

〈番外編〉
9月になること / teto

9月にも残暑が残る…ということで。9月になると必ず聴くこの曲を。
冒頭の「いらなくなったあの首振り固定の扇風機」で、もう夏が終わってしまっている。と思わせる文。
この曲はを聴くと、誰かにとってとても特別で忘れたくても忘れられない思いが詰まった夏が今年にも存在していたんだな。となります。
今まで紹介きてきた①〜⑤の曲ともに、一夏の“恋“のもどかしさ淡さが多かったと思うのですが、この曲は夏の淡い淡い恋心が過ぎ去った後、思いを馳せてる所が胸がグッときます。夏の恋はなんだか特別ですね…。

ということで番外編含め6曲ご紹介してみした。
恐ろしいことに全て恋愛ソングでした。
どれだけひと夏の恋の甘酸っぱさが好きか分かりました。
聞き取り手によっては、恋愛じゃなく人間愛にもなりますかね?…
個人的にメロディー先行派なので、メロディーに夏の切なさや儚さがあるものがとっても大好きなんだなと思いました。KEYTALKのテンションが上がる様な曲をあえて入れたのは、灼熱とした夏ソングももちろん好き…ということをどこかに入れておきたかったからです。他にも沢山好きな曲沢山ありますが………
いつも名前を出してるアーティストはあえて外してみした。(PUPAとうつつという曲がおすすめです)

後夏ソングの、ギターの音ってとても胸のうちをあぶり出してくるな…と思いました。私が選んだ曲にも、ギターソロがちょこちょこあって、それがまた…もう本当にいいスパイスといいますか、アクセントになってると思います。

夏ソング集とかやりましたが、好きな季節ソングは年中無休でラヴです。ただ、やっぱりその季節に聴くとエモーショナルな気持ちにさせて、あ〜四季って素敵だな…と思わせてくれます。

すごいですよね、音楽って。
お店でもどこでも流れてますし。流れてないと無機質なのに音があるだけで、喜怒哀楽、四季折々、四六時中、色んなことを表現できる。偉大だ…

淡い淡い音楽を選んでみました。
余裕で灼熱とした熱さが冷めることを知らない夏に、ぜひ聴いてみてくださいね〜!
どなたかの心にヒットする曲があります様に。

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