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テトテ社長インタビュー①:テトテ創業までの道のり編

こんにちは。テトテ広報 青野です。
弊社は40人規模の会社で、事業を運営しています。まだまだ小さな会社ですので、どんな人たちが、どんな思いで日頃仕事をしているかを知って頂くことは大事なことかなと思っています。

そこで今回は社長の人柄、日頃どんなことを考えているかを皆さんに知っていただくために、インタビューを企画しました。社内インタビューだからこそ発信できる、社長の本音に迫りましたので、ぜひご一読くださいね。

本日は「テトテ創業までの道のり」編をお届けしていきます。

伊藤さん、今日はよろしくお願いします!
10代の頃からビジネスの経験を積まれていたとお聞きしています。
どのような経験をされたのですが?

よろしくお願いします。
まず10代の頃。その当時、勉強はあまり好きではなかったから勉強よりも、社会に出て大人びたことをしたいと思っていて。結局、高校に通い出して1週間で辞めてしまったんだよね。
(補足:その後、通信制高校に通い、卒業されています。)

明確な目標や夢があったわけではないから、造園業、土建屋、左官屋、ガソリンスタンド、漁港、バーテンダー、選挙の手伝いなど本当に色々な仕事を経験して。18歳位からオートバイのメカニックになりたいと思うようになり、勤め先を探して、20歳の頃にお店に入った。そこはビンテージのオートバイを売っている会社で、3年ぐらいはまさに”浸食忘れて没頭するような生活”。朝〜夜まで、オートバイ漬けの毎日を送っていました。

その店に勤めている時に一つの転機があって。アメリカにバイクの買い付けにいったときに、オートバイのマニアで自宅を改装されてミュージアム持っているおじいさんに出会ったのですが、その方が「趣味を超えて、文化を残すことに使命感を持っているんだ」という話をされていることに非常に感銘を受けたということがありました。
帰国してからもそのことをずっと考えていて、当時の僕のように働き詰めではその発想にはならない。時間とお金に余裕がなければ、文化を残すというような考えには至らないんだということに気がつきました。

そして、その出来事がきっかけとなり本格的にビジネスについて学びたい、
いずれは独立して仕事をしていきたい、と思うようになり、23歳の時に投資用不動産販売の会社に入社しました。

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アメリカでの人との出会いが、ビジネスについて学ぶ意欲、後の起業に繋がっていったということだったのですね。その後20代で起業されたとお聞きしていました。どんなお仕事をされていたのでしょうか?


入社した会社では、勉強期間のつもりで一生懸命働きましたし、同時に放送大学でビジネスのことを学ぶこともしました。また、不動産の販売が会社の事業だったけれども、自ら直談判して仕入れの仕事をさせてもらっていました。

勤めて三年経ってから、その会社の机を一つ借り、手持ち資金50万円で会社を作りました。不動産売買をメインとして、権利関係を整理し流通させるようなビジネスです。当時は、大手不動産で同じことをやっている人はいたけれども、小規模での競合はほとんどおらずいわば”ブルーオーシャン”の市場でした。自分としては”開拓精神”で仕事ができていたんだよね。起業後 2-3年の間は一人で事業をしていたが、やがて軌道に乗って来てからメンバーを増やしていきました。
その後、順調に売上を伸ばすことができていたものの、リーマンショックの時に経営が厳しくなり。それまではいかに効率よく稼ぐかを追求していたのに、全てが一瞬で吹き飛ぶようなインパクトがありました。

苦しい思いをした経験があるので、先人の教えを請うように、経営者が書いている本を読んだり、実際に会いに行き話を聞きにいくようになりました。
それらから学んで、長年続いている会社ほど苦しい時には経営理念に立ち返ったりすることで、チームが生き残るんではないか、ということを思うようになりました。 

リーマンショックという大変なご経験を通して、会社理念や存在意義の大切さを痛感されたのですね。その後、経営されていた不動産会社のなかで、変化はありましたか?


リーマンショックによって業績が落ちたものの、結果的にV字回復を果たすことはできました。僕の中では、「経営理念」の重要性に気がついたところがあったので、会社のメンバーと話し合いを重ねていったのですが、考えや方向性が違っていることをお互いが認識していったような形でした。

ですので最終的には、お互い別々の道を歩んでいこう、ということになり。当時は社長業に徹していたので、会社をそのまま譲渡する形となりました。
そして自分は、別の会社を作ろう。という決意を固めました。それが今のテトテになります。


次回は、「テトテ誕生!〜現在まで」編をお届けいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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