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とよなか地域創生塾2023 vol.2

11月6日公共空間活用コース(Bコース)振り返り
ゲスト:阪急電鉄の永田さん


テーマは「『越境』してみよう!」ということで、仕事とプライベートを実際に越境している永田さんからのお話を聴きました。
仕事とプライベートがごちゃ混ぜになってるけどなかなか結びつけるのに苦労してる自分にとって聞きたすぎる話!

何も最初から今の自分があるわけじゃない

永田さんの動きを見ていると、「どうして大企業で働いているのにこんなにも自由に動けるんだろう。うらやましい。」という気持ちになりました。

でも改めて今回、これまでの永田さんのことを聴いて、今の動きができるようになったのは10年かけて少しずつサイズ感を上げながら新しいことにチャレンジし続けてきたからと知りました。

私の職場にも仕事とプライベートごちゃ混ぜの人が何人かいるけど、その人たちも含め自由に動ける人は、これまでの積み重ねで少しずつ周りを動かして理解を得てきたから、今があるんだろうなと。

プライベートでの出会いをなかなか仕事に繋げられないことに悩んでいる自分でしたが、まずは自分の目指したい姿を明確にイメージすること、そして小さな実験を積み重ねていくことが大事であると学びました。

これまで自分で何か企画して挑戦してみることが無かったので、今後は自分を楽しませながら続けられる実践の方法を探していきたいと、そう思いました。

肩書という刃

永田さんは、業務外でのパーソナルな交流をするときは仕事の話はせず1人の人間として話をし、一緒に何かできそうだなと思ったら、そこで初めて仕事の話を切り出してみるのだとか。

まずは自分の肩書を外して相手と話すという関わり方はすごく大事だなと思いました。

そこでカギとなってくるのが二枚目の名刺。永田さんは枚方でモルックの会の代表もされているのだそう。
その名刺もあるのだけど、渡されたときは「え、モルックって何??」「(名刺に描かれた永田さんの)似顔絵かわいい」と、思わず食いついてしまいました。

これが阪急電鉄の名刺であれば、身構えてしまう人もいるのでは。関係性の作り方って大事だなと思いました。
参加者からは「私も2枚目の名刺つくりたい」という声がいくつか上がりました。

肩書きよりも、実際に何に関心があって、どういう考えを持っているのか、という自分自身のことを伝えることの方がよっぽど大切だなと。

ふるさとはひとつじゃなくていい

「運命的に自分にはどのような使命が与えられているか」をテーマにグループでディスカッションした時のこと。

親の転勤で日本各地を転々として、地元と思える場所が無い自分にとって、いつもヨソモノとして地域に関わることを気にする自分がいました。
もちろん、ヨソモノだからこそ、地元の人が気づいていない地域の魅力を見つけたり、地域の外の人と中の人をつなぐ動きができるのでは、とも思います。

その一方で、地域機能の維持とか町内会レベルになると、住んでない自分が携わるのも限界があり、ずっとその地域に根ざしている人との差は常に感じてしまうのだろう、と。

いろいろ葛藤することはあるだろうけど、でもそのまちが好きで、いろんな繋がりが増えて、またいつでも帰って来れるような場所になればいいのかなと。「ふるさとはひとつじゃなくていいんだな」と前向きに捉えることができました。



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