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子育て風景 1 おむつの話

子育てでまず必ず通る道のひとつに、おむつ替えがあります。
私が母デビウしてから2ヶ月ほどですが、現在までの実体験、感想を踏まえてまとめてみたいと思い、書き始めました。
我が家では布おむつがメインです。
※長文モリモリになりました。数日かかって書き足しています。

おむつの話

あかちゃんのおむつといえば、紙おむつが主流でしょうか。
その他におむつというと布おむつがあります。
さらに、私もついこの1,2週間でたまたま検索していて、知りましたが、「おむつなし育児」なるものもあるようです。
私の場合、分娩後の退院までは病院で使用する紙おむつを使用し、里帰りしていた実家に戻って以降は病院への外出時などの場合を除き、布おむつを子育てに利用しています。
理由はいくつかあります。

  1. 紙おむつは月々のコストがすごくかかる

  2. そもそも自分が生理中に使用するナプキンも肌に触れる特に縁のところがガサガサして好きではなく、こどもも同じように感じてしまうのではないかと思うと忍びないこと

  3. 母がいうには、「布おむつの方がおむつが取れるのが早い」

  4. 先輩ママに妊娠したことをお話ししたところ「布おむつあるんだけどよかったら使わない?」と譲っていただいた

布おむつは初期コストがかかります。
よく使われるであろうものは多分以下の4つです。
私が現在所持しているものでもあります。

  1. おむつカバー

  2. ドビー織りの輪型おむつ

  3. コンパクトな吸収量が多いタイプのおむつ

  4. うんちをキャッチしてくれるおむつネット

布おむつは、紙おむつのように1枚で終わりではありません。
おむつカバーを外側に、内側に輪型おむつやコンパクトタイプのおむつを敷いて(あるいは布おむつの内側に内蔵して)使用します。
おぬつネットは、うんちがしっかり固形に固まってきたら使うとうんち処理が楽なようです。
うちのこどもはまだゆるゆるうんちの段階なので未使用です。
まずは、以上4つについて綴ります。

おむつカバーの話

素材は、化繊素材のものはリーズナブルで3桁からあるようですが、洗濯しても付着してしまったうんちが落ちやすく、撥水性も高いです。
一方オーガニックコットンやコットンが表地のものはあかちゃんのお肌に触れる部分が気になる場合におすすめですが、お値段にばらつきがあるものの少しお高くなっており、化繊のものと比べて倍以上のコストがかかります。
ウールのものもあるようです。
ここで記事に起こしているうちに、気になって通販で購入してみることにしました。
御値段はコットンよりさらにお値段が高めなことが多いです。

形状はマジックテープで留めるもの、スナップボタンで留めるものがあります。
サイズ展開は50から80くらいまであることが多いですが、1枚でスナップなどで新生児から使えるように折りたたんで止められて、身体の大きさに合わせて留める場所を変えられるオールマイティもの、各サイズに合わせて買う必要があるものなど、ブランドによって様々です。
マジックテープタイプの場合、新生児から60サイズくらいまでのずり這い前くらいまでは前から留めるもの、70サイズ以上のものは剥がれないように後ろ留めになっていることが多いです。
また、股の部分のデザインが、ギャザーになっているもの、別にゴムが入っていてテープで包まれて縫い付けられているもの、布おむつ本体と異なる布で立体縫製の股を包む形にこぼれ留めが縫い付けられているものなどがあります。

我が家では自分で購入していたものと、お下がりでもいただいたものとで上記各種のパターンを混ぜて使っています。
使う人によって好みが分かれます。

  • 母:コットン素材・マジックテープ留め・立体縫製(サイズ展開が二つあるタイプ)

  • 夫:化繊で内側がフリース地・スナップボタン留め・ギャザー(サイズがスナップボタンで変えられるオールマイティ)

  • 私:化繊で内側がフリース地・マジックテープ留め・ギャザー(サイズがスナップボタンで変えられるオールマイティ)

全員違うっていう…
現在全部でひっくるめて8枚近く所持しているので、なかなか買い足すことはないかもしれませんが、買い足すなら誰の意見を重視すべきかな、と悩みどころです。
強いていうならば、マジックテープの後ろ留めタイプのものは所持していないので、こどもがもう少し大きくなったら1枚くらいは追加してみて使い心地を確かめたいものです。

必要枚数については、布おむつをどのくらいの頻度で使用するかで違ってくると思います。
洗い替えのことを考えると、まずお試しで1日の数時間使用するくらいだったら2、3枚は必要だと思います。
一日中使用することを考えると、5、6枚はないと心臓に悪いかなと。
私はおむつカバーに関してはおしっこのたびに洗うことはしていません。
睡眠時間が増えてきて、内側の輪型おむつがぐっしょぐしょでおむつカバーまでじっとりと濡れている時があるので、そういう場合のみすぐ洗濯に回しています。
あと、うんちが輪型おむつに収まらない時は、おむつカバーにも付着するので、即洗濯行きです。

おむつカバーは、紙おむつの外側に使用することもできます。柄入りなど、見えても良いデザインのものもたくさん販売されています。

ドビー織りの輪型おむつの話

布おむつは、紙おむつができる前、主に使われていたものだと思いますが(調べたわけではありません)、元々は白いさらしが使われていました。
しかし、さらしは薄く、水分の吸い込みの量も少ないので、当時の子育てをされていた方々はとても大変だったことでしょう。
そんな中、登場したのが、丈夫なドビー織りのものです。
こちらも白く、メーカーによって多少の大きさの差はあるものの、大抵は太い輪ゴムのように輪型にして販売されています。
Amazonでは、縫う前の状態のものも販売されていました。

私が自分で買ったのは縫い目のない縫製のものでした。
10枚で5000円程とちょっとお高いけれども、分厚くてよく水分を吸ってくれます。
お下がりでいただいたものは、縫い目があるもので、前者のものと比べて少し薄地のものです。
薄い分、洗濯したときに乾きが良いです。

私の場合、実家では天日干しが可能ですが、家では部屋干しなので、2月、3月はじめくらいまでは、暖房の効いた部屋に加湿代わりに干していました。
しっかりひろげられれば暖房なしでもまる1日と経たずに乾きます。
幅がちょうどハンガーで吊るせるくらいなので、物干しがいっぱいになると、ハンガーも利用しています。
干すときは、ぶんぶんと振ってシワを伸ばして干したほうが、乾かした後にシワシワになったり縁が歪まず、畳むのが楽になります。

枚数は、一日中使用するなら30-40枚必要と言われています。(色々なソースによる)
私は1枚を縦長に折ってその後長辺を半分に折る、というオーソドックスで簡単な折り方しか今のところしていないので、1回に1枚ペースで、15枚、多くても20枚程度を1日で使用しています。
病院に行ったりして洗濯のタイミングがずれたり、おしっこがちょっとずつしか出てないけど変えることもあります。
実体験からすると、布おむつメインで行くなら心のゆとりを持って50枚ほどあると、どうしても乾いていなかったりする時やたたむ気力がない時にも焦らず済むと思います。

使い方は、一度おむつをしっかりと広げた後に折りたたみ、おむつカバーに乗せたり挟んだり差し込んだりして使用します。
おむつカバーとの使い方は、販売元によって異なるので、それぞれの方法に従えば大丈夫です。
折り方は、先程の最もオーソドックスかつ簡単な四つ折りがあります。
これしか私は試したことがありません。
検索をかけると、布おむつユーザーの先輩方や、販売元のブランドに洗濯方法などと一緒にこんな折り方ありますよ、というものがいくつも出てきます。
便利な世の中ですね。
本を買わなくても、情報がたくさん得られるってすごいことです。
書店の端くれでも働いていたことがある身としては、これだからなかなか本が売れなくなるんだよなー、と思いつつ、正直育児本がそんなに充実しているとも思えない実情もあります。
時間はかかりますが、色々なHPで情報収集をして、自分なりに実践してみて、やりやすい方法を模索するのがいいのかなと思い、実践しています。
話が脱線してしまいました…
まあそんなわけで、他にも情報はたくさんあるので、ご興味ある方はぜひ探してみてください。

コンパクトタイプのおむつの話

いわゆる成形おむつ、コンパクトダイアパー、といった商品名のものです。
輪型が好みで使い方、折り方で自由な一方、こちらはすでにおむつカバーに収まるサイズに縫われており、幾重にも重なった層になっているわりにかさばらないようになっています。
メリットは、外出の時に荷物が減るので持って行きやすく、デメリットは、広げて洗濯ができないので乾くのに時間がかかること、です。
層の間には、広げられるように縫い閉じられていない部分があるので一応風が通る作りにはなっていますが、乾くには時間がかかってしまいます。
正直、洗濯の際の手間が惜しい私は、ドビー織りを持ち歩き始めようかな、と思い始めています。(2週間検診や1ヶ月検診、そのほかの病院への外出はサンプルの紙おむつ、コンパクトタイプと使ってきてはいますが、外出にもお互い慣れてきたので)

うんちをキャッチしてくれるおむつネットの話

これ、とっても便利らしいです。
といっても、固形のうんちをするようになってからお世話になるものなので、存在だけお知らせします。
私のこどもに導入するにはまだまだ先の話です。

自分のサニタリー(生理用品)の話

ここからは私の使用してきた生理用品の話です。

通常の使い捨てナプキン

CMでもお馴染み、水色の水がよく吸収力や漏れの話で使われる使い捨てのナプキンが、私の初の生理用品でした。
初潮が起きる前に、多分小学4年生くらいだったかと思いますが、親から生理の話の本『こんなとき、どうするの?―知りたくてもなかなか聞けない月経のすべて』を渡されて読んだのを今でも覚えています。
確か実家の本棚のどこかにまだ保存されているはずです。
また、その後だったと思いますが、ある日学校で男女別室で生理の話もされました。
親しみを持って説明される生理用品は、やはり使い捨てのナプキン、そしてタンポンだったと思います。
私は当時バレエを習っていたので、発表会の時にちょうど月経が重なることがあったらどうすればいいのかを、先輩ママに母が聞いてきたこともありました。
貸衣装を汚さずに乗り切らなければならなかったからです。
そのうち、ナプキンに慣れてくると、そのムレ具合にどうも納得がいかなくて我慢がならなくなりました。

タンポンと使い捨てナプキンの併用

どうしても我慢できなくなり、おそらく高校生の終わりか、大学生になりたてくらいの頃からタンポンも使い始めました。
完全に経血を受け止めることはできないので、使い捨てナプキンとの併用です。
以前のナプキンオンリーの生活よりは、休み時間にトイレに行かなくちゃ、と気負うことも減り、ナプキンのサイズも小さくて済むようになりましたので、ストレスはだいぶ減っていきました。
ここまで、使い捨てナプキンのみで6、7年、さらにタンポンとの併用で数年が経ち、そのうちにスマートフォンの普及により、手に入る情報がどんどんと増えてきました。

使い捨てナプキンから布ナプキンへ

そもそも、ムレ具合が一番気になっていた使い捨てナプキンでしたが、それ以外にも、摩擦によるかゆみも気になるところでした。
手軽にスマホでネットサーフィンをできるようになり、生理痛や生理用品についての記事も多くなってきていました。
そんな中、布ナプキンの存在を知りました。
現在も販売する店舗は限られていますが、いきなりオンラインショップで買う度胸がなかった私は、とりあえず店頭で見て買ってみようと思い、気になる商品の取り扱い店舗を検索して買いに行ったのが、布ナプキン生活の始まりです。
といっても、布ナプキンのみにするには、経血量が多い日は厳しいので、特に多い二日目、三日目あたりはタンポンとの併用をしていました。
洗う手間はありますし、冬は凍えるような思いもしますが、それでも使い捨てナプキンとの肌触りやムレのない快適な一週間を送れるようになりました。
その他に、月経カップも購入したことがありますが、どうも上手く嵌めることができず、現在に至っています。
近年、吸水ショーツが出回るようになり、気になっているのですが、今のところ購入まで至っていません。
ぜひ試したいものです。

使い捨てナプキンと紙おむつ

自分の使用感からすると、使い捨てナプキンは、どんなに高額でオーガニックコットン使用であろうと、やはり布ナプキンの肌触りとは違いました。
紙おむつも、きっとそうなんだろうな、と思いました。
布おむつは濡れたらすぐ不快になるけれども、でも待機中の時間は、快適に過ごせるのではないかと思い、不快な時間はできるだけしなくて済むようにしてあげたいものです。
日々、寝起きや、授乳後、泣きそうな顔をするとすぐにおむつ替えをする心づもりをしています。

おむつ替えと洗濯の話

産後里帰りをし、その後自宅に帰ってきて、授乳やおむつ替えにも慣れてきました。
私のこどもは、おむつ替え中に追加投入されることもありましたが、おしっこの前に泣き出すこともたまにありました。
うんちの前には、顔が真顔になって、静かにしてほとんど動かないことが多いです。
このように観察していく中で、布おむつの50サイズのものが段々とキツくなってきていて、買い足しをするか悩んだり、また、うんち付きのおむつを洗う手間を減らせないかと思案しています。
記事を書く中で、綿とウールのおむつカバーを追加購入してみることにしました。

現在はある程度の量を出された時には、取れる分はトイレットペーパーで取り除いてトイレで流し、残りは浴室で熱いシャワーでしっかりと流したあと、部分用洗いの固形石鹸で白い泡が出るまでもみ洗いをし、バケツに放り込み、翌日に洗濯機へ投入しています。
バケツに入れる際、あまりきちんと落ちなかった輪型おむつについては、石鹸を塗布して、水を張ってその中に入れています。
おむつカバーは、撥水機能が落ちてしまうため、水には浸からせません。
セスキ炭酸ソーダでつけ置き洗いもできるようですが、試したことはありません。
生地が痛むためあまりゴシゴシともみ洗いをしない方が良い、といった記事も目にしますが、しっかり落としてしまった方が臭いがせずに済むことを優先しています。
洗濯方法も検索するとたくさん出てきます。
販売元のものはとてもわかりやすいです。

おむつなし育児の話

おむつなし育児ですが、私も最近知ったばかりのものです。
その定義ですが、おむつをしていない状態で排泄をすること、だそうで、よく検索するとヒットする、おまるを使用しなくても、おむつを開けて排泄させてあげることでも良い、ということをいくつかの記事で見ながら知るようになりました。
ということで、できるだけこどもからの泣きが入ると、すぐにおむつを開けてあげられるように努力するようになりました。

そもそも、生まれてから1ヶ月以内の時から、こどもはおしっこの前兆の泣きをすることがあり、おむつを開けてほしい、というサインを出していたのだ、と気づいたのです。
丁度記事を見つけた頃、おしっこ前兆の泣きがほとんどなくなったなーと思っていたところでした。
前兆に気づくためには、こどもとの物理的な距離をまず縮める努力を始めました。
しっかり目の届く範囲にいつもいると、小さな声での泣きにすぐ対応することができます。
そうすると、ヒット率が高い日には1日のうちの8割程度、低いと3割程度と開きはありますが、泣き始めてすぐに対応すると、おむつを開けて数秒、あるいは数十秒でシーとおしっこをしてくれます。
お尻のところに滴がまだ付いていて、ほやほやであることが見てわかり、惜しい、といったときもあります。
今のところ、泣きが入り、足をバタバタさせるのがこどもからのアピールですが、もっと前兆がわかるようになったらいいな、と観察にも重点を置くようになりました。

おむつなし育児を始めてみると、シーとおしっこをするとすぐにニコニコと泣き止むことが増えました。
これは、私にとってとても励みになるものです。
可能な限り、今後も続けていきたいです。

おむつなし育児の検索でヒットする、おまるですが、チャンバーポットのお下がりをいただいたので、これもいずれ使ってみたいなと思います。
使用するようになったら、また随時書いていきたいと思います。

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