☕︎紅茶の先生☕︎Hiroko🌹

紅茶の先生🫖紅茶が大好き💓初心者さん向けの紅茶のコラムを書いています。

☕︎紅茶の先生☕︎Hiroko🌹

紅茶の先生🫖紅茶が大好き💓初心者さん向けの紅茶のコラムを書いています。

マガジン

  • 紅茶のおはなし【初心者さんいらっしゃい❗️】

    「紅茶は好きだけど詳しくないわ」そんな方に読んで頂きたい、やさしいけれど、発見がたくさんある紅茶のおはなしです☕︎

最近の記事

チョコレートビスケットケーキのおはなし

今日はバレンタインですね。 チョコのお菓子をと思い 「チョコレートビスケットケーキ」を作りました。 これはエリザベス女王の大のお気に入りのお菓子で 旅行の際には 電車内のシェフに作らせ 食後のデザートとして楽しんでいるそうです。 また、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式にも こちらのケーキが出されたそうです。 チョコレート入りのバタークリームに 砕いたビスケットを入れ 冷やした固めたケーキです。 とても甘くて 「一目で義理と分かるチョコ」にそっくりなお味です😂笑

    • ミルクティーに合わせたいお菓子のおはなし

      ミルクティーには バターがたっぷり入った焼き菓子を合わせたくなります。 ショートブレッドを焼きました。 ショートブレッドは 小麦粉、バター、お砂糖で作られるシンプルなお菓子です。 卵が入っていない点が クッキーやビスケットとの違いです。 バターやお砂糖は昔は貴重な品でしたので クリスマスや結婚式など 特別な席で食べられるものでした。 「ショート」とは「サクサクとした」という意味。 食感がそのまま名前になったようです。 スコーンもそうですが イギリスのお菓子って 紅

      • MIFとMIAのおはなし④

        イギリスではミルクティー“Tea with milk”が親しまれています。 ティーカップに ミルクを先に注ぐ人を「MIF(Milk In First)」 紅茶を先に注ぐ人を「MIA(Milk In After)」 と呼びます。 「ミルクが先か紅茶が先か」 イギリスでは長い間熱い論争が繰り広げられてきました。 この長年続いたこの論争ですが 2003年6月に一度終止符が打たれます。 英王立化学協会が発表した 「科学的に立証した完璧な紅茶のいれ方」に 答えは書かれていまし

        • MIFとMIAのおはなし③

          イギリスではミルクティー“Tea with milk”が親しまれています。 ティーカップに ミルクを先に注ぐ人を「MIF(Milk In First)」 紅茶を先に注ぐ人を「MIA(Milk In After)」 と呼びます。 「ミルクが先か紅茶が先か」 イギリスでは長い間熱い論争が繰り広げられてきました。 今日は紅茶が先「MIA」の主張を覗いてみましょう。 MIAは比較的上流階級の方が多いそうです。 上流階級は お茶が一般に手が届かない高級品だった頃から お茶文

        チョコレートビスケットケーキのおはなし

        マガジン

        • 紅茶のおはなし【初心者さんいらっしゃい❗️】
          23本

        記事

          MIFとMIAのおはなし②

          イギリスではミルクティー“Tea with milk”が親しまれています。 ティーカップに ミルクを先に注ぐ人を「MIF(Milk In First)」 紅茶を先に注ぐ人を「MIA(Milk In After)」 と呼びます。 「ミルクが先か紅茶が先か」 イギリスでは長い間熱い論争が繰り広げられてきました。 今日はミルクが先「MIF」の主張を覗いてみましょう。 まだ陶磁器の質が今ほど良くない時代は 熱い紅茶をティーカップに注ぐと ひびが入ってしまうことがあったそうで

          MIFとMIAのおはなし①

          イギリスでは 長きに渡り繰り広げられてきたある論争があります。 それは紅茶を飲む際に 「ミルクを先に入れるか?後に入れるか?」 ミルクを先に入れる派を「Milk in first(MIF)」 ミルクを後に入れる派を「Milk in after(MIA)」 と呼びます。 明日はMIFの主張や 歴史的な背景についておはなしをしたいと思います。 今朝はアッサムのミルクティー。 紅茶のケーキを合わせました。 ティーカップはロイヤルアルバートの「ライラックレーン」です。

          ミルクティーのおはなし

          今朝はハロッズの「No.14 English Breakfast」をいれました。 「びっくりする程美味しい」と言われている、名ブレンドで ダージリン、アッサム、ケニアなどのお茶がブレンドされています。 No.14はミルクティーにぴったりなブレンド。 今日からはミルクティーについてのおはなしをしていきたいと思います。 イギリスでミルクティーが親しまれはじめたのは ミルクが一般に普及した18世紀に入ってからのことで 現在も“Tea with milk”が最もポピュラーな飲

          ミルクティーのおはなし

          ダージリン「オータムナル」のおはなし

          北東インドの茶産地、ダージリン。 今朝はダージリンの中でも 秋摘みの「オータムナル」をいれました。 オータムナルは 雨期が明けた10月から11月にかけて 摘みとられた茶葉で作られます。 紅茶の色「水色」はオレンジ色。 こちらのプッタボン農園のオータムナルは とても円熟した優しい香りと 心地良い滋味が特徴。 穏やかな印象のお茶です。 シンプルな焼き菓子と合わせたかったので 「ジンジャーブッド」を選びました。 カップはロイヤルアルバートの「セレナ」です。

          ダージリン「オータムナル」のおはなし

          ダージリン「セカンドフラッシュ」のおはなし

          北東インドの茶産地、ダージリン。 今朝はダージリンの中でも 夏摘みの「セカンドフラッシュ」をいれました。 セカンドフラッシュは5月から6月にかけて摘まれる「二番茶」です。 この「フラッシュ」とは 「芽吹き」という意味です。 紅茶の色「水色」はオレンジ色。 「マスカテルフレーバー」といわれる 特別な香りがつくお茶。 茶葉を「ウンカ」という昆虫が噛んだり 風や乾燥などのストレスがかかることによって マスカテルフレーバーは生まれます。 シンプルな焼き菓子との相性が良い

          ダージリン「セカンドフラッシュ」のおはなし

          ダージリン「ファーストフラッシュ」のおはなし

          北東インドの茶産地、ダージリン。 今朝はダージリンの中でも 春摘みの「ファーストフラッシュ」をいれました。 ファーストフラッシュは3月中旬から4月下旬にかけて摘まれる いわゆる「一番茶」です。 この「フラッシュ」とは 「芽吹き」という意味です。 発酵は比較的浅く 緑色の茶葉が多く混ざっています。 紅茶の色「水色」は黄色や薄いオレンジ色です。 爽やかで、若々しい香り。 キリッとした心地よい渋味があり 柔らかな喉ごしが楽しめます。 和菓子、特にお干菓子と合わせるのが

          ダージリン「ファーストフラッシュ」のおはなし

          ダージリンを飲み比べ🌱

          北東インド🇮🇳 ダージリン地方で作られたお茶を 「ダージリン」と呼びます。 1850年頃に 中国から茶の木の苗が持ち込まれ 栽培が始まったダージリン。 ダージリンには年に3回の 「クオリティーシーズン」と呼ばれる 旬の季節があります。 春摘みの「ファーストフラッシュ」 夏摘みの「セカンドフラッシュ」 秋摘みの「オータムナル」 それぞれ異なる特徴があります。 今朝はプッタボン農園のものを テイスティングポットで飲み比べてみました。 テイスティングポットは 同じ条件で

          ダージリンを飲み比べ🌱

          イギリス式スコーンの召し上がり方🇬🇧

          スコーンは19世紀末頃 スコットランドで作られました。 「スクーンの石」もしくは「玉座の石」と呼ばれる 縁起の良い石があり、これが名前の由来です。 歴代のスコットランド王は この石に腰掛けて戴冠式を迎えました。 お召し上がりの際には まず手でスコーンを手で横に2つに割ります。 縦に割るのは「王への反逆」になり また、ナイフで切ることも同じような意味で避けられます。 こちらにベリーのジャムと クロテッドクリームを塗って食べます。 スコーンはこの2つがあって 初めて完

          イギリス式スコーンの召し上がり方🇬🇧

          アールグレイのおはなし

          紅茶にオイルなどで香りをつけたものを「フレーバードティー」と呼びます。 アールグレイは代表的なプレバードティーですね。 お好きな方も多いことでしょう。 アールグレイは「ベルガモット」という 柑橘系の果物の香りをつけた紅茶です。 ベルガモットの香りには 心を癒す効用があります。 ベルガモットを使うこと以外は定義がなく 原料となる茶葉も様々ですので 紅茶ブランドによって 同じアールグレイでも異なる味わいが楽しめます。 今朝は北欧紅茶の「アールグレイスペシャル」をいれまし

          アールグレイのおはなし

          きゅうりは富の象徴⁉︎🥒

          19世紀のイギリスのおはなし。 年間を通じて比較的気温の低いイギリスでは きゅうりは 貴族の中でも 温室を持っている者しか食べることができない、品でした。 ですので、富の象徴として そして、大切なお客さまをもてなすという意味で きゅうりのサンドウィッチが アフタヌーンティーなどでサービスされたのです。 今でも伝統的なアフタヌーンティーでは きゅうりのサンドウィッチは 大切なメニューとなっています。 お召し上がりになる際には ぜひイギリスの貴族気分を味わってくださいね☺

          きゅうりは富の象徴⁉︎🥒

          三大銘茶のおはなし🇮🇳ダージリン🇮🇳

          インドのダージリン スリランカのウバ 中国のキームン この3種類の紅茶は 「三大銘茶」と呼ばれています。 今朝はダージリンの セカンドフラッシュをいれました。 ダージリンには年に3回 「クオリティーシーズン」と呼ばれる 旬の時期があります。 春摘みの「ファーストフラッシュ」 夏摘みの「セカンドフラッシュ」 秋摘みの「オータムナル」 良質なセカンドフラッシュには 「マスカテルフレーバー」と呼ばれる 果実のような香りがします。 これはセカンドフラッシュにしかつかない

          三大銘茶のおはなし🇮🇳ダージリン🇮🇳

          三大銘茶のおはなし🇨🇳キームン🇨🇳

          インドのダージリン スリランカのウバ 中国のキームン この3種類の紅茶は 「三大銘茶」と呼ばれています。 今朝はキームンをいれました。 中国でも紅茶は作られています。 18世紀に中国が世界で初めて紅茶を作りました。 これは主にイギリスへの輸出用。 国内では飲まれない発酵が進んでしまったお茶を輸出したところ イギリスのお水や食事にマッチし それまで輸入されていた緑茶を超える人気を博したのが始まりです。 キームンはスモーキーな香りが特徴で 良質なものからは 蘭やバラの

          三大銘茶のおはなし🇨🇳キームン🇨🇳