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プロ野球開幕 ~背番号4番 谷口雄也選手が一軍にいない春~

明日、プロ野球が開幕する。新型コロナウイルスの脅威が未だに続くが、野球に関わる全ての人たちの努力により、開幕をする。ありがとうございます。私たちはまた最高に刺激的で最高に心が動く素敵な日々を過ごすことができます。

そんなめでたい日の前日。開幕一軍のメンバーが発表されました。

北海道日本ハムファイターズで私の応援している選手は4人います。このうち3人は怪我などしなければ一軍だと思っていた。今日の一軍のメンバーにしっかりと名前がありました。宮西尚生選手、清水優心選手、中島卓也選手。良かった……

最後の1人、谷口雄也選手。投手、捕手、内野手、外野手で分かれ、背番号順に書かれているメンバー表。外野手の一番上の背番号は5。谷口雄也選手の背番号は4。谷口選手の名前はありませんでした。

もう言葉にならないくらい悔しくて仕方ない。
正直、オープン戦の結果を考えて難しいと思っていました。ただ、実際に直面するとそんなことは一切関係なくただただ悔しい。なんでこんなにも道が険しいのか。神様、彼は何か悪いことをしましたか?そう思ってしまうほど。心の底から悔しくて悔しくて涙で視界がにじむ。

一番悔しくてしんどいのは谷口選手自身だと分かっている。分かっているんだ。それでももう、ここ最近感じたことがないくらいに心が苦しく、悔しいと叫んでいる。

谷口選手は右膝を大怪我してから、ここ2年開幕にはいるものの、すぐに二軍行き。その時もなんでだよ…ってなった。でも開幕にいない、選ばれないということはこんなにも心臓をえぐるのか。想像してた何十倍も心にきた。

2019年。一軍でホームランを打った谷口選手を復活!!!と公式は書いた。ものすごく喜んだ。当たり前だ、あんなに喜んだこともここ数年ないと思う。


ごめんなさい、わがままで。
私は、復活だなんて思っていない。だって、こんなもんじゃないやろ?もっともっとあなたはグラウンドで輝ける。そう思っているのは私だけですか?

正直去年までは野球をしてくれてたらいい、と思っていた時もありました。でも谷口選手の著書を読んでこの考えは失礼だと思った。谷口選手は甘いマスクから黄色い歓声を浴びることが多いから勘違いされることも多い。

違う、違うんだ。谷口選手はただひたすらに野球が好きで、がむしゃらに野球に取り組む人なのである。だからこそ、期待をしたい。報われてほしい。わがままは承知でお願いをここに残します。

見返してください。名前すら出さなくなった一部のファンを。
驚かしてください。監督を、コーチを、ファンを、そして私を。
新たな道を作り出してください。谷口雄也選手、あなただけの道を。



3年ぶりに背番号4番が一軍にいない春。
悔しさと同時に得たものもあります。

私、自分が思っているよりも谷口選手のことが大好きみたいです。あなたのことを応援したくて仕方ないみたいです。一軍のグラウンドで生き生きと野球をするあなたを見たくて仕方ない。

世の中では桜が咲き誇っていますね。
まだ私の心の桜は咲いてもくれなさそうです。

春よ、早く来い。

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