I'm Sorry アイムソーリ。そう、総理
これ、ベタなジョークですよね!
訳せません。。。
え?総理、謝っていらっしゃるの?
ええ?って現場で実際に耳にしたら怖いですね。
訴求力につながる意識の持ち方の一つがお詫びに対する姿勢。
訴訟社会では謝ったら負けということをよく耳にしますが、
今回は単純に自分に非があった場合、それを認めて、潔く、
気持ちよく謝罪できるかです。
英語でも日本語でも、どんな文化であろうと、人間としての基本なので
今更ですが、これができていない方が多いのです。
言い訳、他人のせいにする。
こういった印象を与えてしまったら最悪です。
自分の非を認める→原因や背景を説明する(言い訳がましくならないように!)
→ご指摘いただいたことや許してくださったことに対しての謝意。
罪の告白ほど思いものではありません。
幼稚園で習うこと、家庭で習うことですが、肝心の大人が出来ていないことありませんか?お局様や上司でそういう方もいらしたな〜と思い出していました。それだけお詫びの印象って強いのですね。
誰だってミスを犯すという前提と、失敗は許されない雰囲気の社会。お互いの前提が違うとお詫び文化も異なります。ただ、人間として信頼できる。できない。の判断基準になるのがお詫び。
"My bad. I'm sorry if I misled you. How can I fix this?"
こんな簡単な言葉でも真剣に悪かった!直したい!と思っているのが伝われば
許せますし、
自分も同じように、真剣にこの方と付き合っていこうと思いますよね。
もう一つ、訴求力で大切なのが質問されたとき、発言を求められた時の対応力。
伝える力を駆使してお話が伝わったとして、
そこで質問をされた時にどう対応なさっていますか?
質疑応答、Q&Aと、ただ、質問への答えをするのではなく、
質問者の存在を認めて、質問への感謝を示すことがマナーですよね。
ここから会話、知性のぶつかり合いになるのですから!
質問→回答→おしまい。ではもったいない。
質問→感謝、回答→違和感、興味を喚起する何か?→もっと話したい!
という構図を作るためには質問への回答力も腕の見せ所。
ああ、真剣に考えて答えてくださっているな!と相手は喜び、
もっと話をしたいと思ってくださることでしょう。
そこで人間関係が生まれ、お互い刺激、情報、友情まで得られることになる
第一歩です。
伝える力としての答える力を考えてみたいものですね。
頓珍漢な質問にも精一杯答えてみるように努力していますが、
たまに禅問答のようになり、夜中にふと、
ああ、こういうことかもしれない!などと気がつくことも。
訴求力は結局、自分の人間性が前面に出て、姿勢が丸見えになり、
心から伝えたいと思ったことしか伝わらないわけですが、
お詫び、質問など一つ一つのオケージョンに
自分の訴求力が試されるという意識を持って望めば
Best of Youが伝わるはずです。
と、きっと皆様、”当たり前”と思われることばかりですよね。
総理、官僚、政界、財界、メディア、教師、親…
大人になればなるほど?偉くなればなるほど?出来ていたら良いのですが。
こんな点を意識して記者会見などを見ていると
テレビに向かって突っ込みたくなります!
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