Calliope

Calliope(カリオペ)とは… 叙事詩を司るギリシア神話の女神の1人。「Calli…

Calliope

Calliope(カリオペ)とは… 叙事詩を司るギリシア神話の女神の1人。「Calliope」とは、古代ギリシア語で「美声」を意味することから、流暢や説得力といった意味も持っています。弊社は企業トップ(CEO, CFO)の国際交渉アドバイザリーを行う専門家集団です。

最近の記事

良質なスピーチ(と良質じゃない大統領)

20年前の私はニュースの同時通訳デビューに向けて特訓中でした。 ちょうどNHKのニュースを見ながら同時通訳してみようと思い、 テレビをつけたら、WTCに2機目が突っ込む瞬間でした。 脳裏を離れないあの映像の強さ。 ビンラディンの恐怖戦略の凄さを20年後の今でも感じています。 今週末、20周年ということで何かを見たりしようとも思っていませんでした。 ですが、ワシントンポストの記事に目が止まりました。 ブッシュ元大統領がスピーチをしたと。 その中で1月6日に議事堂を襲撃した輩は

    • ぼったくり男爵ととりまき

      まさか近代オリンピックの父、クーベルタン男爵はオリンピズムがこんなことになっているとは想像もつかないことでしょうが、先日のワシントンポストの記事は反響も大きかったですね。 https://www.washingtonpost.com/sports/2021/05/05/japan-ioc-olympic-contract/ Baron Von Ripper-offをぼったくり男爵とは絶妙!流行語大賞に選ばれそうです。ここまで実名顔写真入りの論説でIOCを批判できるのなら、

      • 劣等生な日本

        最近、様々な指標で劣等生な日本。 悲しいというよりはトホホという情けない気持ちがしますね。 五輪騒動、総務省接待、幼稚園連合会の横領疑惑?などなど、 どこの開発途上国?(っていうのも偏見かもしれませんが) というような失態ばかり。 国民の怒りもどこにぶつければ良いのやら。 CPI 消費者物価指数じゃなくて、 腐敗度認識指数 Corruption Perception Indexというものがあります。 2020年の日本のランキングは100点満点で74点、19位でした。 デンマ

        • 大失敗!さあどうする?

          日本の恥!すぐ辞めて! 内外から批判されている森会長の話題がNews Cycleを騒がしていますが、 この話題、ここで幕引きとなるのでしょうか? IOCも、組織委員会もそうしたいところでしょうが、 今回の問題を通じて、むしろジェンダー問題解決に向けて 加速すれば良いなと期待しております。 多くの先人たちが道を作ってくださってきた。 この恥ずかしい状況から今度は大きな、太い道を作れるかも知れないと。 ”日本国民は熱しやすく冷めやすい。 ワールドカップもオリンピックもご覧なさい

        良質なスピーチ(と良質じゃない大統領)

          準備して、努力して。リーダーについて考える。

          非常事態宣言でまたまた我慢の日々。 誰が感染してもおかしくない。 Preparedness=軍備という意味もありますが、 やはりここはこの軍事的発想で、我が家も準備だけはしておこうと思いました。 自宅療養やホテル療養なさっている方々の投稿などを拝見して、 揃えておけるものは備蓄しておきました。 仕事も誰が発症してもフォローできるような、 即応体制=readinessを整えました。 ただ、コロナの場合、困るのは、 家族も仕事仲間も感染者であるリスクが高くなります。 入院も平時

          準備して、努力して。リーダーについて考える。

          記者会見所感

          日本の記者会見は進化どころか退化?日本の非常事態宣言の記者会見は悲しくなりました。 現実を受け入れられていないリーダの虚しい発言に聞こえてしまう。 実際はそうではないと思いたいです。 政府の方々も、政治家も汗をかいて、 国民の為に最善な方法を考えてくださっていると… 事前に提出された質問に官僚の用意したペーパーを読み上げる。 これではたとえ国民のためにご尽力いただいていたとしても何も伝わりません。 それに迎合する記者もジャーナリスト魂を発揮して欲しいものです。 司会をなさって

          記者会見所感

          記者会見は小テスト

          ここ2週間、国民は緊急事態宣言に振り回されていますね。 菅総理の記者会見、相当叩かれています。 官房長官として7年以上、毎日、何度も記者会見をしていらっしゃった。 政府の顔、声となっていたのですが、それは形式、儀式だったのでしょうか? 令和おじさんと親しまれていらしたのに。 この間に上達、進化なさらなかったのでしょうね。 残念ですし、悔しいなと思います。 こんなに長く官房長官なさっていて! 記者会見の基本が日本と海外では相当違うので戸惑うことは多かったですが、 いまだに政

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          教育こそワクチン?

          緊急事態宣言。 香港での民主主義活動家の大量逮捕。 韓国における判決。 アメリカの暴動。 イランのウラン濃縮。 2021年は不穏な動きだらけですね。 米国の民主主義は?さすがにアメリカの一件は驚きました。 私はアメリカには住んだことはありませんが、 民主主義と国家に対する公民教育の徹底ぶりには 小さい頃から憧れ?のようなものを抱いていました。 というのも、まだ小学生の頃、私の暮らしていたカナダは 分離独立を求めるケベック州のフランス語と英語の 両方の言語で国歌を毎朝歌うの

          教育こそワクチン?

          冬将軍との戦い!

          天気予報を見ていると冬将軍が怖い顔した絵で南下したりと 日本のニュースはどうも視聴者を子供扱いしているなと感じませんか? テレビ視聴者層の高齢化を受けてわかりやすくしているとも言えるのですが。 その冬将軍、いつもかぶとをつけて怖い顔。 春ちゃんはお姫様。 うーん。普通の天気予報が見たいですね。 寒波がまた到来するようで、 冬将軍とコロナとインフルと 経済対策と安全保障と 多正面での戦いが展開されます。 非常事態宣言を明日に控えてお仕事が忙しくなってしまい、 noteを書い

          冬将軍との戦い!

          Brothers and Sisters in Arms

          あけましておめでとうございます 2021年は強く、しなやかにいきましょう! 今年はもっと、もっと、 お客様に国際舞台で戦う”戦友”と認めていただけるよう 精進して参りますので引き続きよろしくお願い致します。 戦友という言葉、大好きです。 友達、友人、友情、もちろん大切な存在ですが、戦友というのは別格。 命を預けられる、最後の最後まで決して見放さない。 ビジネスの世界はやはり戦場です。 国際舞台で戦っていらっしゃる顧客の皆様に 単なるアドバイザリーをサービスとして提供する

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          2020年もなんとか生き抜いた!

          2020年はまさか!だらけの1年でしたね。激動の1年。 戦争ではないけれども人類が共通の敵、目に見えないウィルスと闘う。 サバイバル能力というのはその”危機”や”状況”に置かれないとわからないものだなと思い知らされています。今年はいろいろな形で自分のサバイバル能力が試されたと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? サバイバル指数などがあれば確実に数ポイント上がってきたように感じます。 ウィルスが変異するのも生き残るため。 人間も見習って”変異”していかなくてはと

          2020年もなんとか生き抜いた!

          2週間にクリスチャン、仏教、神道に改宗する

          コロナ禍でのHoliday Season 突入。 日本でも帰省せず、お正月は自粛が求められますね。 そんな中、少しでもholiday 気分を楽しめるように工夫していきましょう。 今週はHoliday Seasonについて発信しておりますのでお役に立てば嬉しいです。 Merry Christmas!これが簡単に口にできない時代です。 Holiday Wishes!にとどめておいた方が良いですね。 宗教が関わるところは細心の注意を払う必要性があります。 それぞれの宗教を尊重しつ

          2週間にクリスチャン、仏教、神道に改宗する

          訴求力=聴く力

          物事を伝えたいのにイコール聴く力が大切なんて申し上げると、 なぜ?って思う方は最近はむしろ少ないのではないでしょうか? その通り。聴く力を持たないと、自分の伝えたいことも伝わりません。 この基本をお忘れになっている方がたくさんいらっしゃるのは残念です。 国際会議、日本の大手企業の会議、普通入られないような様々な会議を 黒子として傍観していますと、 ”聴いているつもり”  ”聴いているフリ” の万国共通バージョンや ご当地バージョンなどカタログ作成したら面白そうなほど、 残念

          訴求力=聴く力

          I'm Sorry アイムソーリ。そう、総理

          これ、ベタなジョークですよね! 訳せません。。。 え?総理、謝っていらっしゃるの? ええ?って現場で実際に耳にしたら怖いですね。 訴求力につながる意識の持ち方の一つがお詫びに対する姿勢。 訴訟社会では謝ったら負けということをよく耳にしますが、 今回は単純に自分に非があった場合、それを認めて、潔く、 気持ちよく謝罪できるかです。 英語でも日本語でも、どんな文化であろうと、人間としての基本なので 今更ですが、これができていない方が多いのです。 言い訳、他人のせいにする。 こう

          I'm Sorry アイムソーリ。そう、総理

          訴求力=伝える力2 お会いできて嬉しい!

          心を伝える訴求力の入り口で肝心なのは? どんな文化においても基本のキはご挨拶。 この写真のようなご挨拶も必要ならするのがグローバル戦士!? 当たり前のことでも出来ていますか? 私も自分のご挨拶をもう一度見直さなくてはと反省しています。 ついつい、軽視していたかもしれません。 ご挨拶の基本はお会いできて嬉しいです!という心が伝わるかどうかで、 第一印象が決まりますよね。簡単なことです。 握手、お辞儀、合掌、チークキス、ハグ。 相手の国、宗教、文化への敬意を示す姿勢を見せて、

          訴求力=伝える力2 お会いできて嬉しい!

          訴求力=伝える力1

          最近はどなたも発信力が高いですよね。 発信しても伝わるか?心を動かすか? それもグローバルなシーンで伝わるか?これを追求しています。 訴求力を考えると日々のメールのやり取りも、ただ、機械的に送っていてはもったいないですよね。 英語のメール、話すよりは得意という方も多いのはないでしょうか? ただ、ご注意ください! 日本語の文章構成で書いてしまうと 読む側は迷路に迷い込んだ気分になることも。 また、メールの鉄則は簡潔に!明確に!ですが、 そこに自分らしさをちりばめるには? 簡

          訴求力=伝える力1