見出し画像

ネットリテラシーが控えめな人のためのNFTの買い方。


ネットリテラシーが決して高くはない僕が,
スマホ一台でNFT購入までに至った道のり
を教えます。

✎ܚこんな方のために

‎𓍯NFTとか最近よく聞くけど何?
𓍯仮想通貨とか怪しそうで怖い
𓍯ネットリテラシーが高くない
𓍯スマホで完結させたい
𓍯NFTを買ってみたいけど自力じゃ無理そう


まず伝えたいこと

すぐにNFT購入を進めたい方は,【1.下準備】まで読み飛ばして頂いて構いません。

そもそも,“なぜ”ネットリテラシーが決して高くはない僕が,いくつものハードルを乗り越えてNFTを買おうと思ったのかをお話しします。

最初に結論を言うと,

加速度的に進む時代に
ついていきたいと思ったからです。


それは

「未来に向かう列車の最前席から
その新たな景色をこの目で見たい」


というある種の欲求のようなもの。
そもそも僕は,
日常の中ではなかなか見いだせない
「まだ見ぬワクワク」
探しているのかもしれません。

じゃあ,
NFTを買って僕の何が変わったのか。

まずは,
たどり着く自信がなかった場所に
たどり着くことができたことの達成感

大きかったです。

「やればできるんだな」の再確認。

そんなに大袈裟なことかと
思われるかもしれませんが,

NFTを購入・所有するまでには
「英語の壁」や「お金の壁」があります。

それはいわば「リテラシーの壁」

僕は昔から
「情報感度が高い方ではない」と
というコンプレックスもありました。

いわゆる「世間知らず」的な。

ここ数年は,
そんな自分へのレッテルを
張り替えたい一心で
情報のアンテナを立てている気がします。

もちろん「ワクワクするもの」だけに
ですけど。笑

そんな想いも背負いつつ
乗り越えた先で手に入れたNFTを
SNSのアイコンやサムネイルに使う。

それは,
もはや自分の哲学をまとっている
等しいのかもしれません。

NFTは,所有の証明。

NFTアイコンを見るたびに
「大丈夫,未来に取り残されてないよ」
と,自分の存在を証明してくれている。

そんな風にさえ思えます。

ちょっと大袈裟ですね。
でも本音です。

こんな僕でもNFTを買うことができました。
だから,大丈夫です。

一緒にたどり着きましょう。


さて,NFT購入までの
主な道のりは以下の通りです。

1.下準備
❶『BitBank』で口座開設
❷『メタマスク』のウォレット作成

2.NFT購入までの流れ
❶『BitBank』に日本円を入金
❷『BitBank』で日本円をETH(イーサ)に換金
❸『メタマスク』にETH(イーサ)を出金
❹ 『メタマスク』からETH(イーサ)を購入
❺『OpenSea』と『メタマスク』を接続
❻『OpenSea』でNFTを購入
❼NFTを『Twitter』のアイコンにする

 iOS(iPhone)の場合です。
 『 』の部分は一例です。

このチャートだけで理解できる方は,
この先を読む必要はありません。笑

大丈夫です。
このチャートを見て
「うわっ」となる人のための記事です。

一緒に進めていきましょう。 


0.はじめに

すぐにNFT購入を進めたい方は,【1.下準備】まで読み飛ばして頂いて構いません。

そもそもNFTって何?


NFTとは,
「Non-Fangible Token」
(ノン・ファンジブル・トークン)
の略です。

要は
「唯一無二の価値」
のことですね。

これまで
デジタルデータは
いくらでもコピー可能で
所有者があいまいでした。

ほら,
ネット上にある
アニメのキャラやアイドルの写真って
誰でも保存できるし

待ち受けの画像に
使えるじゃないですか。

あとは
SNSのアイコンにも
物理的には使えちゃいますよね。
(ほんとは著作権の関係でダメですが)

とにかく
デジタルデータは
「唯一無二の価値」を証明するすべが
なかった
んです。

そこにきて

ブロックチェーンという
デジタル技術の革新により

デジタルデータに,
「唯一無二の価値」を証明するしくみ
を組み込めるようになりました。

要するに
「この画像の所有者は〇〇さんですよ」
ということが証明できるようになったんです。

「NFTを買う」とは,
「データの所有権の『証明書』を買う」
ということです。

だいぶ雑な説明ですが,
そんな感じの理解で大丈夫です。


そもそも仮想通貨とNFTの関係は?

NFTを買うためには
仮想通貨である
「イーサ(ETH)」が必要
になります。

日本円とかじゃダメなの?
と思いますよね。

これは,Web3.0(ウェブスリー)
という概念が関係してきます。

たとえばWeb3.0では
「仮想通貨ウォレット」
(ネット上の財布)を使って,
ダイレクトにお金のやりとりができます。

「ウォレットアドレス」
(財布の番号)さえあれば,
個人情報は一切いらず完結します。

間に銀行がいらないんです。

他にもWeb3.0で
できることはありますが…
(詳しく知りたい方はググってください。笑)

要は,
Web3.0は
僕らの表現の自由を
より高めてくれる可能性があるということ。 

NFTは,この仕組みを利用しているので

買うために「イーサ(ETH)」
という種類の仮想通貨が
必要になる
ということです。

もちろん,その分
個人の責任やリスクも大きくなります。

ともあれ
「仮想通貨はなんだか怖い」
と誰しも初めは思うでしょう。

でも仮想通貨は
あくまでお金の一種

価値を交換するための道具です。

「お金」そのものに
善も悪もありませんよね

要は使う側の問題です

「仮想通貨がこわい」
というよりも

仮想通貨の世界で
「それを悪用しようとする人がいるこわさ」
がある

という方が正しい表現かもしれません。

でも,それは
現実の貨幣でも同じこと

より僕らの
表現の自由を加速させる「Web3.0」

それを実現するための
手段のひとつである「仮想通貨」

少しは
仮想通貨に対するイメージは
変わりましたかね?

だいぶ雑な説明ですが,
今そんな感じの理解で大丈夫です。


それでNFTの使い道は?

主な使い方として,
SNSなどのアイコン(アバター)
があります。

NFTを購入・所有したら
そのことを意思表示をしたいですよね。

ちなみにまだ海外版のみですが,
「Twitter Blue」(有料制)で
アイコンをNFTにすると

アイコンが六角形になります。

アイコンをタップすると
NFTの情報が表示されます。
きちんとNFTを所有していることが
証明されていますね。

日本版の実装が楽しみです。

まぁ,この価値観は
わからない人にはわからないです。笑


でも,NFTがファッション化している
ことは紛れもない事実のようです。

海外のセレブたちが
こぞってTwitterアイコンを
NFTにしていますから。

たとえばエミネム。

この「EminApe」と題されたNFT

なんと…

5300万円です‼︎‼︎

さすがに一般人の僕らは
現実味がありませんが,

「NFTアイコン」というのは
「哲学や価値観をまとう」と同義
なのでしょう。


これは,
実際にNFTを購入・所有した人にしか
わからない未来
です。

でも少なくとも
新たな価値観や文化が
生まれようとしている

のは間違いなさそうです。

この時代の流れに乗ってみたいな
という方は,
ぜひこの記事をご活用ください。

一緒に新たな未来を楽しみましょう。


この記事に「儲け話」はありません。
また,NFT購入に至るまでに起きた
金銭的トラブル等の責任は
一切負いかねます。


1.下準備

❶『BitBank』で口座開設


免許証などの【身分証明書】が必要ですが,
スマホだけで完結できます。アプリをダウンロードして,申請手続き自体は数分でできます。

口座開設完了までには約2〜3日かかります。

他にもコインチェック,GMOコイン,bitFlyerなど国内取引所はいくつかあります。

口座開設の流れは省略しますが,
万が一不明な点があれば
いつでもTwitterのDMにてご連絡ください。

※ちなみに,取引所の口座を作らなくても
メタマスクからクレジットカード決済で
仮想通貨を購入する方法
もあります。

後の「❹メタマスクからETH(イーサ)を購入。
」で説明しています。

❷『メタマスク』のウォレット作成

「開始」をタップ。
「新規ウォレットを作成」をタップ。
「同意する」をタップ。


スマホでメタマスクウォレットを使うための
パスワードを作成します。


動画を見て「開始」をタップ。


「リカバリーフレーズ」について確認したら
「開始」をタップ。


【超重要】
このあと設定する『リカバリーフレーズ』は,
金庫を開けるための鍵のようなものです。

忘れると資産を失います。
そして,
絶対に誰にも教えないでください‼︎

もし今後,誰かにリカバリーフレーズを尋ねられたらそれは詐欺です‼︎

あるとすれば,

❶メタマスクをPCでも使えるようにする
❷誤ってメタマスクアプリを削除してしまって
復元する

このどちらかの時にメタマスク自身から尋ねられるくらいです。

続きに戻りましょう。

この画面をスクショしたり,
ネット上に保存したりすることは避けましょう‼︎
※↑は記事のためのウォレットです。


再度「リカバリーフレーズ」を
入力したら完了です。



これでウォレットが作成されました!


おめでとうございます!
無事にウォレットが作成されました。

これで下準備は終わりです。


2.NFT購入までの流れ


❶『BitBank』に日本円を入金。

『BitBank』アプリを立ち上げる。
メニューボタンを押す。
入金ボタンを押す。
日本円の入金ボタンを押す。
お使いの銀行口座(みずほ,UFJ,楽天etc.)から
この口座に入金する。2万円くらいあれば安心。

❷『BitBank』で日本円をETH(イーサ)に換金


販売所ボタンを押す。
イーサリアムを選択。
買うボタンを押す。
この画面でも金額選択可能。
右下のボタンから,細かい金額設定も可能。
(次の画像参照)
細かい金額設定も可能。

❸『メタマスク』にETH(イーサ)を出金

メニューボタンを押す。
出金ボタンを押す。
イーサリアム(ETH)の出金ボタンを押す。
「アドレスを選択」を押す。
「個人用のウォレットアドレス」を入力する。
※要注意‼︎
アドレスを間違えると
お金が闇の彼方へ消え去ります。

(次の画像参照)


「個人用のウォレットアドレス」は,
アプリの『Metamask』のこの部分です。
押すとコピーできます。


「個人用のウォレットアドレス」が入力できたら,
(※念のため再度アドレス確認‼︎)
「引出数量」に金額を入力。
確認ボタンを押す。

メモ✎ܚ
『Metamask』にETH(イーサ)を入金するために「0.005ETH(約1600円)」かかります。
※変動の可能性あり


❹『メタマスク』からETH(イーサ)を購入。

❶〜❸の口座開設をしなくても,メタマスクに直接仮想通貨を購入する方法があります。
取引所を介すよりもスピーディーにメタマスクにETHの入金が行えます。

直接購入するには
①デポジット
②クレジットカード
③Apple Pay
の3つの支払い方法があります。

今回は,
「クレジットカード決済」の方法で進めます。

メタマスクを開いて「購入」をタップ。
「ETH」を選択して金額を入力して
クォートを入手。
Transakで購入を選択。
手数料を確認してBuy ETH
クレジットカードの情報を入力。
チェックマークをしてConfirm。

ただし,この方法がうまくいかない人もいるそうですので,その場合は,スタンダードである仮想通貨取引所から入金を行なってください。


❺『OpenSea』と『メタマスク』を接続する

「OpenSea」とは,
NFTを売買するためのお店です。

自分のメタマスクウォレットと,
このOpenSeaを接続する必要があります。

『Metamask』のアプリを立ち上げる。
左上のタブを押す。
「ブラウザー」をタップ。
ここに「opensea」と入力。
偽サイトもあるので
URLを確認しましょう。
右上の三本線をタップ。
「Connect wallet」をタップ。
「Metamask」を選択。

これで,
OpenSeaとメタマスクが接続されました。

❻『OpenSea』でNFTを購入する

OpenSeaのサイトから
購入したいコレクションのページを開きます。

偽コレクションなどの詐欺ページもありますので,できれば一度有識者に確認をしましょう。
筆者もはじめの頃に偽物を購入して痛い目に遭いました。

NFTコレクションのリンクは,公式HPやクリエイター本人が公開しているURLなど,情報の信頼性を必ず確認しましょう。

OpenSeaのNFTコレクションのページ
購入したいNFTのリンクをコピー。
メタマスクウォレットの
アプリを立ち上げて
左上の三本線をタップ。
「ブラウザ」をタップ。
虫メガネをタップ。
先程コピーしたURLを貼り付けて
右下の「開く」をタップ。


OpenSeaのサイトが表示されます。

少しややこしいですが,
これで「メタマスク」経由の「OpenSea」
閲覧している状態になりました。

購入までもう一息です。

画像をスクロールして
「Buy now」をタップ。
チェックを押す。


まだ確認段階です。


最終確認画面です。
NFTの価格と「ガス代」の合計額が表示されます。

NFTを購入する際には,
基本的に「ガス代」と呼ばれる
手数料のようなものがかかります。

ガス代の詳しい説明や,ガス代がかからない例外はここでは割愛しますね。


「確認」ボタンを押すと
購入手続きが始まります。
購入が完了すると
こんな画面が表示されます。
※NFTのキャラが差し代わってすみません

おつかれさまでした!

これで晴れてNFT購入成功です!


❼NFTをSNSのアイコンにする

購入したNFTの画像を
Twitterのアイコンにしてみましょう。

まずは,所有しているNFTの画像を
スマホに保存する必要があります。

右下の三点をタップ。
※メタマスクアプリ上のOpenSea画面

※メタマスクアプリからの画面だと
画像保存」ができないため
ブラウザに行きます。

「ブラウザで開く」をタップ。
ブラウザ上なら
画像を長押しすると保存ができます。

あとは,Twitterアプリのプロフィール編集画面で保存した画像を選択するだけです。

アイコンに保存した画像を選択。

僕のアイコンが六角形になっているのは,「TwitterBlue」という月額制のオプションに登録しており,Twitterとメタマスクウォレットを接続することで「NFT認証」を行なっているためです。

さて,これで購入したNFTの画像を
Twitterのアイコンにできました。

所有しているNFTをsnsなどのアイコンにすると,今までにない体験を得られると思います。

ぜひ感想を聞かせてくださいね。

これであなたもデジタルファッションを纏う
web3プレイヤーの仲間入りです!


あとがき

今回は,

「ネットリテラシーはそんなに高くない」
「スマホで完結させたい」
「いろんな記事をググらないと分からない」

という,
かつての僕のような人のお役に立てれば,
という想いでこの記事を書くにいたりました。

一人でも多くの方が
「やればできるんだ」という気持ちを
実感してもらえたら幸いです。

今回はあくまでも
「NFTの購入」までの話ですので,
これはまだほんの始まりに過ぎません。

NFT購入の先には,

❶転売(投資・投機)」
❷コミュニティへの参加
❸NFTクリエイターとしての挑戦
❹リスク回避
❺二次創作,商用利用に係る法律
❻税金

など,さらなるクリプトリテラシーの向上
必須になってきます。

もっと詳しく知りたいという方は,

stand.fmというラジオ配信プラットフォームで,毎週土日の朝6時から「NFT教室ライブ」としてご質問などリアルタイムでお答えしていますので,ぜひ気軽に遊びにいらしてくださいね。

また,
NFTクリエイターとして
NFTphotoコレクションなども展開していますのでよかったら覗いてみてください。

https://opensea.io/collection/positivefinder


ということで,
最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。

どこかでまたお会いできることを
楽しみにしています。

それでは,きょうも佳い一日を。

この記事が参加している募集

最近の学び

やってみた