見出し画像

一年後に辞める小学校教諭(あと254日)

昨日、夏休み初日。
研修があったのだが、母を病院に連れて行かねばならず、年休に。

夏休み初日、子ども達は何をしてるかなと想像していたら、悲しいニュースが流れてきた。

福岡県で6年生の児童が溺れて亡くなってしまった。

自分のクラスの子がそうなったらと考えると、とてもではないが耐えられない。
また、自分の娘がと考えると息ができなくなる。

夏休みの水の事故、教師はずっと注意喚起してきた。
でも、それでも起こる。
教師って無力だなと感じる。

6年生にもなると体も大きくなり、自分に自身も出てくる頃だ。
まして、何人かが集まると気も大きくなる。

わからないではないし、自分も子どもの頃、学校や教師からの注意なんて無視していた。
自分は大丈夫だという変な自信があったのだ。

でも、それは単に運が良かっただけ。
悲しい事故はなくならない。

一緒にいた友達も心配だ。
目の前で友達が流されているのに自分は何もできない。
不安だったろうし、怖かったろうし、悲しかったろうな。

周りの友達は大丈夫だろうか。
一緒にいられなかったことを悔やむだろうか。
一緒にいた友達を責めたりすることがなければいいなと思う。

この後、大きな行事が残っている可能性がある。
体育会や修学旅行、卒業式などだ。

どんな気持ちで向かうのだろう。
悲しんでばかりはいられないが、なかったことにはできない。
参加できない子も出てくるかもしれない。
でも、無理強いできるはずもない。

教師として、担任や保護者の方の気持ちを考えると胸が詰まる思いだ。

悲しい事故をなくすために、自分たち教師に何ができるのか。
昨日からずっと考えている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?