見出し画像

ククハチジュウイチ

 二年生の算数最難関、「かけざん」
子どもたちにとって算数嫌いになるか算数が得意と感じるかの分岐点ですね。もちろん、教科書準拠で進めていく方法や自治体によって物語ベースで進めていく方法などはあるにしても最終、練習、反復をして身につけていくのは子どもたちですよね。今日は、九九をマスターするにあたっておすすめのサイト「ククハチジュウイチ」を紹介します。

 学校教育情報処理研究会さんが作って、日々アップデートしております。
「もはや有料級だろ!」と思っています。

最初のスタート画面は上のような画面
見てわかるように、九九練習とかけざんチャレンジに分かれております。
その下に、コインとダイヤがあります。これが、子どもたちのモチベーションを高めるゲーム要素!やればやるだけ、コインやダイヤが貯まります。そして、貯まったコインやダイヤで町作りができます。クラスの子はそこに魅力を感じ何回も何回も練習して町作りレベル100まで到達しておりました。(上限が100レベらしいです。)

九九練習の方は、上のようになっています。クリアの速さによって、メダルを獲得することができるようになっており、一番早いのがレインボーとなっています。

かけざんチャレンジのほうは、このようになっています。私が感心したのは、この中のアレイ図九九です。

 このようにアレイ図が出てきて、子どもたちは縦✖️横で計算していきます。これを瞬時に計算できる子どもたちには驚きを隠せません。また、次の単元にある、「10000までの数」でペットボトルのキャップを数えた際には、「アレイ図で10✖️10を作ったらわかりやすいね。」という発言もありました。ゲームからしっかりと定着して活用することができていますね。

 設定では、読み方のバリエーションにも対応しております。ここらへんは勝手に子どもたちが操作して自分にやりやすいように設定していました。

 授業で本気で取り上げるなら、「今までの記録」というものがありますので、こちらもスクリーンショットさせて提出させるという手もいいですね。


 どれもこれも、子どもたちのやる気を引き出すための仕掛けと手立てがあり、さらにそこに教育的に効果があるので、これは、かなりおすすめできます。こういたものを作っている人がいる、本当に感謝です。

今日はここまで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?