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Tealiumのユーザー会「Tealium Garage」を初開催!

Noteコミュニティのみなさん、こんにちは!
ティーリアム・ジャパンのマーケティング部です。先日、当社では、金融機関のお客様に集まっていただき、初めての「Tealium Garage for FSI」を開催しました!そもそもTealium Garageって何なのか?って?

Tealium Garageとは?

Tealium Garageは、文字通りTealiumのリアルタイム・データ・ストリーミング・エンジンを使い倒すGuruたちが集うユーザー会です。Tealiumのユーザーが日々の試行錯誤を共有し合いつつ、新たなる気づきやアイディアを持ち寄る場となります。また、Tealium Customer Data Hubの最新状況やデータレイヤー管理TIPS、リアルタイムのデータ活用シーン(Use Case)、いかにタイムリーなおもてなしを実現するかなどについて、さまざまな事例が聞けて、意見交換を行う会合です。つまり、Tealiumの活用で困ったときにユーザーが立ち寄れるガレージなのです

金融業界向けの「Tealium Garage for FSI」

ということで、今回のTealium Garage for FSIでは、日本の名だたる銀行から数名ずつのGuruたちに集まっていただき、非常に活発なディスカッションが展開されました。ディスカッション内で挙がってきたトピックや協議内容を簡単にご紹介します。

当日の様子

協議された内容

昨今の金融業界では、デジタルテクノロジーの進化が、顧客との関係構築において革命を起こしています。本イベントでも、各企業からのGuruたちは、Tealiumによる顧客行動の理解と、それに基づくタイムリーな顧客対応(おもてなし)を可能にする手段について、協議しました。

現在の活用法

  • Tealiumからリアルタイムなアウトバウンドコール用のリストを作成し、コールセンターに提供することで接客強化している。

  • Tealiumを活用し、広告媒体を横断する形で、広告の表示回数をコントロール。これにより無駄打ちを制限し、広告費の最適化を実現している。

  • Web閲覧履歴などから閲覧者の興味・関心を捉えることで、適切なタイミングに、関連性の高いメールコミュニケーションをするために、メール配信ツールへのコネクターとしてTealiumを活用している。

さまざまな課題

  • 各種MAツールを導入し、顧客との関係構築に積極的に取り組んでいるが、カスタマージャーニーに沿った、よりタイムリーなアプローチを展開するためにはどうすべきか。MAツールとTealiumとの使い分けや連携をどうすべきか

  • ネット広告の獲得率向上にTealiumを活用している中、サードパーティCookie制限が拡大する背景がある。自社データ(ファーストパーティデータ)のさらなる活用やMAツールとの連携をどう強化していくべきか。

  • Tealiumの運用体制(組織や人数)はどうしているか。Tealiumの使いやすさからすると、内製化の可能性も見えてくる。

  • 準リアルタイムでのアプローチやチャネル横断でのマーケティング管理が、なかなか実現できていない。データを一元管理し、統合し、データ連携を自動化していきたい

  • CDPを先に導入してからMAツール導入か、MAツールを先に導入してCDPをあとにするのか、各種メリットやデメリットとは。

広がるTealiumの活用シーン

  • バーチャルヒューマン技術や生成AIとTealiumを組み合わせることで、文脈や背景を理解した上で顧客に最適なサポートを提供しうるバーチャルアシスタントを展開できるのではないか。

  • パーソナライズ施策を強化する一方で、データセキュリティに配慮し、同意管理などの取り組みも必要である。そのためには、ますますリアルタイム性が必要となる。

  • これまでは、施策実装に時間が掛かっておりPDCAサイクルが長かった。今後、Tealiumや施策ツールとの連携を実現し、試行錯誤による施策ブラッシュアップを進めていきたい。

  • TealiumのVisitor Stitching機能で、アプリとWebサイトでの行動履歴を把握・理解していきたい。
    注)Visitor Stitching機能とは?直訳すると、「訪問者の縫合」です。この機能は、Webサイトやアプリを通じて訪れた個々のユーザーの行動やデータを、その人が同一の訪問者であることを識別して、一つにまとめる機能です。つまり、異なるデバイスやセッションでの活動を結びつけ、一貫したユーザーの体験を実現します。

  • 社内DWHとTealiumを繋いでいき、運用をTealiumで行ない、施策数を増やしていく

この記事では、トピックのみのご紹介ですが、当日はそれぞれにつき、より深堀りしたディスカッションがなされました。
まさにみなさんが協議されている通り、今後は、テクノロジーの進化に伴い、より顧客中心のアプローチを取ることが企業側には期待されます。顧客データの活用や同意管理などの取り組みをさらに進化させ、顧客との関係をより深化させることを目指されているのが見えてきました。そして、AI活用も!

今後も開催していきます!

企業における顧客データ基盤の構築と活用が進む中、Tealium CDPは重要なデータエンジンとして位置付けられるようになってきていることを我々社員も強く認識しました。顧客データを貯めるだけではなく、常に最新の状況に保つこと、
そして必要な時(お客様に寄り添うべき瞬間)にすぐ有効なリアルタイムデータとして活用できるようにしておくデータ・アクティベーション(Data Activation)のためにTealiumは多くの企業を支援しています。今後、ますます多くのお客様に活用いただけるよう、尽力していきます!

お客様とのネットワーキング後は顔が赤くなります


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