はじめての会社員生活②仕事内容、人間関係、Jl☆ME☆TSU

こんにちは。ヒガシと申します。
昨年新卒で入った会社を退職したので、その記録を順を追ってかいています。

今回は ②仕事内容、人間関係、Jl☆ME☆TSU です。

前回にもあるように、入社して初めに配属されたのはメーカー向け業務系システムを取り扱う部署でした。オー●ックさんのように纏まったパッケージがあるわけではなく、取引先毎にマンツーマンでサポートをしていく感じです。部長さんはことあるごとに「ウチには完成されたパッケージがない分、人間力で仕事を取っている。気概を持って仕事をやってほしい」と仰っていました。

私の部署は過去の遺物の運用・保守が中心だったので、しょぼいシステムインテグレータといった具合でしょうか。一応大手メーカーのIT子会社ということもあり、メーカー向けシステムのナレッジ溜まってます!というのが推しでした。

そんな職場で私は、とあるメーカーの生産管理周辺システムの運用・保守を担当することになりました。

お客さんは、気のいいおいちゃんばかりでした。仕事終わりにみんなで飲みに行ったり、二次会でカラオケとかラウンジにもいきました。楽しかったです。お酒の場で粗相をしたときも笑って許してくれました。また、仕事上でも私なりに信頼関係が築けていたように思います。

次に同僚。基本、30代後半の男の先輩とペアで仕事をしていました。そして、その方とうまく関係を築けなかったのが、離職したひとつの原因です。最終的に、彼の存在を意識した途端、胃腸の調子が悪くなるようになってしまいました。

なにがそんなに嫌だったのでしょう。うまく説明できないので嫌だったところをいくつか挙げてみます。

・仕事の進め方がいつも場当たり的
・ネガティブ発言を惜しげもなく繰り出す
・誉めてくれない
 …

…以前にも書き出して気づきましたが、彼は何も悪事を働いていません。そういう人間なだけです。そうはいっても諦めきれず、何度か改善案を示してもみましたが、変わる気配は全くありません。
そこは固定値確定か…。めっぽう気に障ります。でもそのストレスはいわば私側の問題です。

そんな状況下、往復2時間の客先移動中の自動車のなか。社内では隣席。一緒にいる時間が多く、嫌悪感は日に日に増していきます。また、そこで初めて気づいたのですが、私ストレス耐性がとても貧弱です。みるみる思考停止が進みます。逆流性食道炎も併発します(思い出している今も逆流しています)。二十数年生きてきて、胃にくるのは初めてです。とりあえず、定石通り上司に相談。

私「○○さんの仕事の進め方はじめネガティブっぷりで士気が削がれます…」
上司「前から問題視しているが変わらない。気にせずお前のやり方を通してやっていけ。なんなら逆に上手く使う側になれ」
私「…わかりました」

ここで実に甘いな~と思うのが、上司に伝えたことでてっきり勝手に事態は好転すると考えていたことです。当然、事態は何ら変わらず、変えるには自分が変わるしか方法はありませんでした。

変わろうと自分なりにやってみましたが、どれも空回りしました。かくいう私自身もそう簡単には、考え方を変えることはできません。気に障るものを気にするなといわれて、気にしないようにできたら苦労しません。
また、私の脳ミソのフィルターは特別ザルです。会議中も、隣のブースの会話が耳に入ってきて集中できねぇ~なんてことがざらです。私生活でも家族の食事中の咀嚼音がどうしてもシャットアウトできず、別で食事をすることもあります。それは残念な脳ミソですが、これも固定値です。仕方ありません。

ここでもうひとつ退職の理由となったのが、環境調整が効かないことです。脳ミソの残念加減も相まってストレスが溜まりはじめた私は、ストレッサーのお掃除をしようと考えました。しかし、上司との折り合いが全く上手くいきません。いくつか挙げます。

①キーボードの打刻音や電話の話し声が気になって、作業に集中できないことがよくあるので、耳栓を使わせてほしい
→あまり感じよくないし、ほどほどにしろ

②作業能率上げるために、隣席との間に衝立がほしい(レイアウトは下写真のような感じ、プログラマなのでひとりでの作業が多いです)

→他にやってる人いないでしょ?ダメ、ゼッタイ

③…じゃあどうしてもダメなときに会議ブースで作業したい(既にちょくちょくしてる)
→部長の目についたら和を乱しているようでよく思わないだろうから目立たない程度にやれ

おうふ。無難&つまんな…という感想です。一社員として持続可能性を探ったら、前例なくて少しでも面倒なのはパスという構えです。ビバ組織!

なんといっても会社という固定化された人間関係が、こんなに酷なんてしらなかった!会社員すごすぎ!と思いました。学生の頃はなんとなく合わないな~と感じると、どちらからともなく適切な距離が空きましたが、会社員はそうもいかないみたい。

そうこうしているうちに、ネガティブ感情のスパイラルにはまります。この仕事に今以上に資源割くのは考えづらいな~、というかなんでこの仕事してるんだろう。同僚ウ○いし、ストレス溜まるのに。そう思ってしまいました。もう、辞めたいが止まりません。

配属されたてでは、なんだか人間関係よさげで裁量もそれなりに認められている、いい職場だ!がんばるぞ!と発奮したのも束の間、一年半で心がポキッと折れました。

異動希望出すかぁ…でもなぁ…どうせ人間関係一掃ならいっそ辞めたほうが…そもそもこの職種ずっとやるほどハマってないなぁ…とはいえなんだかんだ上司も同期もみんな好きだしなぁ…離れるのつらいなぁ…ていうか仕事ってどうやって辞めるのぉ…

なんて拙い思考が、動きの鈍る頭を無限ループするようになります。そして、ある朝職場に行けなくなり、靄のかかった意識のなかで数日を過ごし、目が覚めると主婦になっていました…!

めちゃくちゃはしょりましたが、本当にあまり記憶にありません。この間の発言は、適当オブ適当です。誠に勝手ですが、もしなんか適当なことを口走っていたら忘れてくださいませ。

こんな感じでJI☆ME☆TSU しました!私ってこんなに組織・アンフレンドリーなんだ、と気づかされました。付け加えると、この時期に喜びの感情を一時失いましたが、2ヶ月寝てたら取り戻しました。よかったよかった。

以上です。最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回は、③退職、仕事観、これから
これから私はどうするのでしょうか。

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