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東京で買ったもの Pt.3

引き続き東京で買ってきたCDの感想を綴っていきます。


Fading Frontier - Deerhunter

Deerhunter2枚目。もう一つHalcyon Digestというアルバムも買っていて前々回の記事に感想書いてます。
これはもう私の音楽ですね(めちゃめちゃ好みの意)。メランコリック、さりげなく添えられた空間系エフェクト、ギターソロがない、癖のあるヴォーカル、10曲以下45分以内のコンパクトさ…好きな要素が満載だ。
Halcyon Digestより穏やかで陽なグルーヴがある。しかし無理して明るくしている感じはなく、あくまで自然体。潜るところまで潜ったからこそ出せる、渋みのある明るさとでも言えばいいか。いや意味わからんな。
綺麗な曲が並ぶとてもいいアルバムでした。聴きこもうと思います。


アワーミュージック - 相対性理論+渋谷慶一郎

4人編成バンドとピアニストのコラボ作品です。バンド全体が参加しているのは7曲中2曲のみ。残りはヴォーカル+ピアノの編成だったりリミックスだったり。
物憂げで雨の似合うアルバム。雨が似合いすぎて晴れの日には聴く気が起きないほど。相対性理論らしさは薄いけどこのアルバムでしか味わえない魅力もあるので、外せないと思っている。
収録曲「スカイライダーズ」が素晴らしい。各パートが印象的なフレーズを奏でていて耳で追っていて楽しい。弾きすぎない引き算のアレンジも気持ちいいですね。アルバムは曲が進むにつれてどんどん音数が減ってアンビエント感が増していく構成。冷めたロックが好きな人はぜひ聴いてほしい。


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