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【医療機器の歴史】麻酔の歩み

麻酔の起源は、人それぞれ考え方が異なる。
18世紀、吸入すると陽気なって笑い出す気体があることは知られていた。19世紀初頭、アメリカでは笑気ガスが若者の遊びに使われていた。歯科医師のウエルズは、ガス遊びをして怪我をしている若者が自分の出血に気づかないでいるのを不思議に思った。(今考えると非常に危険な遊びだ!!)

彼は、笑気ガスを使い、初めて自分自身の無痛抜歯を試して成功したといういわく付きの人物である。1844年にマサチューセッツ総合病院で公開実験した際、被験者に麻酔がうまくかからず、ウエルズの実験はインチキだと罵倒された。

1846年、同じマサチューセッツ総合病院でモートンが、エーテルによる全身麻酔の公開実験を行い成功させた。
 
『参考資料』
https://www.terumo.co.jp/story/ad/challengers/15

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