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水蒸気でマッチに火をつけられる

沸騰している水から出る水蒸気は100℃ですが、その水蒸気をさらに熱すると、温度の高い水蒸気になります。水蒸気は100℃どころではなく200℃、300℃を超えるような高温にもなります。これを「過加熱水蒸気」といいます。
過加熱水蒸気を当てるとマッチに火がつき、紙も焦げだします。水蒸気でぬれるのではなく、水蒸気で焦げるのです。
シャープが2004年に発売した、ウォーターオーブン、つまり「水で焼く」という調理器具は、300℃を超える過加熱水蒸気を使う調理器具です。天ぷらをあげる油の温度が、約180℃なのでかなりの高温です。
 
『参考資料』
https://site.ngk.co.jp/lab/no214/
https://jp.sharp/range/

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