見出し画像

【技術史】写真・映像技術4

写真がより身近なものとなった1880年代、ジョージ・イーストマンはロールフィルムの生産を始めました。壊れやすく、かさばるガラス板に比べ、軽くて壊れにくいフィルムは、持ち運びにずっと便利でした。1888年、イーストマンは自社のコダックのカメラを初めて発売するにあたり、この軟質フィルムの利点を活用しました。カメラの購入者に、撮ったフィルムを工場に送り返してもらい、現像するようにしたのです。以来、デジタルカメラが登場するまで、フィルムは写真撮影の標準的な手段になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?