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【技術史】葛飾北斎の絵と車椅子

車椅子とは、身体の機能障害で歩けなくなった人が移動するために使う生活支援機器。ただし、法律上は車両ではなく、歩行者と同じ扱いとされている。現在の車椅子は、介護者が援助する手押し型と、利用者が自ら操作する自走型とがあり、動力源に手動と電動がある。
 
昔は、葛飾北斎の絵にあるような「いざり車」と呼ばれるものが昔は使われていた。枡形か板状の座席に四つの車輪を付け、利用者は手に持った棒で地面を突いて自走したり、介助者に縄で引っ張ってもらったりしていた。
 


『参考資料』
 「いざり車」とその周辺 高阪 謙次

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