見出し画像

【Tech✖️Biz】地方の課題を解決!? テック初心者が半年で顧客にフィットしたアプリを開発

この受講者の声シリーズでは、Tech0を通じて何を得られるか、どんなコミュニティなのかをお伝えします。 今回ご紹介するメンバーは、受講開始から6ヶ月後に開催されるStep3-1で行われるチーム対抗でのアプリ開発において、移住者支援アプリを作成し優勝した4名です。開発前にペルソナをしっかり設定したことで、実用性の高いアプリを開発しています。チームメンバーへ、Tech0受講のきっかけや実務への活用についてお伺いしました。

お話を聞かせて頂いた受講者の皆様

○藤原優一さん:大手日用品メーカーの研究開発本部に勤務。本部のDX推進に従事。
○桑原学さん:M&AのFAやDD、PMIなどの財務関連アドバイザリー企業の代表取締役。過去、KPMG東京事務所や(株)カカクコム、インテグラル(株)で経験された。
○中井翔悟さん:金融機関に勤務。決算関係部署にて管理業務に従事。
○坂口綾華さん:文房具メーカーに勤務。イノベーションセンターにて新規事業開発にむけた実証実験に従事。

💡この記事はこんな人におすすめ💡

・プログラミングを学びたいが、どのように学んだらいいかわからない人
・プログラミングを学ぶことで社会的な価値を生み出したい人



同僚・知人からの紹介で実務への活用を期待!
濵田代表や運営陣の熱量が受講に対する後押しに!


ーー Tech0受講のきっかけについて教えていただけますか?

藤原さん:今までデータ分析の経験はありましたが、分析後に現場で活用してもらう為の解像度が低く感じていました。そんな中、Tech0に参加していた同僚からデータ分析だけでなく実際にアプリケーションを開発し活用できるスキルが学べると聞き良い機会だと思い飛びこみました。 

桑原さん:私は今まで経験してきた業界が監査法人やM&A業界だったので、あまりプログラミングなどのテクノロジーに接する機会はありませんでした。ですが、2023年の1月に前職の知人(Tech0 4期生)からTech0の話を聞く中で、興味が出てきたので私も受講してみようと思いました。

中井さん:テクノロジーについて勉強したいなと思っていた時にニュースサイトで「今の日本企業の価値観ではなく、デジタルを駆使して新しい価値を生み出し実行できる人材を育てたい」と濵田さんが話されていた記事を読み、Tech0だと熱く学ぶことができそうだなと思い受講を決めました。あと、私の出身大学が濵田さんと同じだったことで親近感が湧いたことも理由の一つです笑。

坂口さん:所属部署の企画業務でテクノロジーを活用した実験のデモアプリを外注していたのですが、外注先への具体的な開発の指示ができず煮詰まっていました。そこでテクノロジーについて学び直さなければならないと危機感を感じていたところ、共同研究先の方から濵田さんを紹介いただき、そこで激アツなプレゼンを受けたことで現状を打破するにはTech0で学ぶしかない!と思い飛び込みました。


世代を超えた交流。
積極的に意見交換できる熱いメンバーと共に学ぶ!

ーーTech0のメンバーと交流してみて、どんな方が多い印象ですか?

藤原さん:結構年代が幅広いですが上下関係もなく、心理的安全性も非常に高く活発な意見交換ができる環境だと思います。

桑原さん:藤原さんもおっしゃっているように年代の幅が広いですが、それだけでなく自分を向上させようとする前向きな方が多く、人間的にも尊敬できる方ばかりで、日々、刺激を受けていますね。

中井さん:メンバーそれぞれが各方面で活躍されていて、かつ熱い思いを持った人が多い印象です。テクノロジーだけではなくビジネス面の知見も意見交換しながら学べるのが貴重ですね。

坂口さん:Tech0全体として、知識を独占するのではなくみんなで一緒にレベルアップしようとアクションしているメンバーが多い印象です。また、チームについてもお互いが信頼しあって課題を進められるチームだったのかなと感じています。

ーーTechスキルを学ぶ中でスタッフやTech0メンバーに助けられたエピソードを聞かせて下さい。

藤原さん:以前、プログラミング学習にトライした事がありましたが、独学で学んでいると実現したいアウトプットに対して何から手を付けるべきかが見通せず、色んな事に手を出して、道半ばで挫折していました。でも、Tech0では受講生同士がSlack※1上で積極的に学びを共有し合うことで、自分だけでは気づかなかった知識を身につけることができています。

桑原さん:私の場合、受講生全体のモチベーションが高いので、メンバーのやり取りを見ることで課題に対して前向きに取り組むことができました。

中井さん:プログラミング初心者だったので、最初はコードのエラー原因が全く分かりませんでした。ですが、TAやエンジニアの方が手厚くサポートしてくれたことで徐々に自分自身で問題解決ができるようになっていき、挫折せずに学習を継続することができました。

坂口さん:少し前にデータサイエンス系のスクールに通っていたこともありましたが、完全に個人で学ぶ環境だったので課題でつまずくと誰にも共有できず理解がすすみませんでした。Tech0も毎回の課題をクリアするのは大変ですが、Slack以外にもオンライン上で集まって一緒に自習をする環境が用意されていたことも学習の継続に繋がりました。

※1:Slack:オンライン上でコミュニケーションを行うことができるアプリで、Tech0では受講生同士が積極的な交流の場として活用


Techだけじゃない
ビジネス面も学ぶことで顧客のニーズを捉えたアプリ開発

本チームが開発したサービス「トカイナカLIFE」

ーーどのような講義を受けて、アプリを開発していったのでしょうか?

中井さん:Step3ですが最初の1ヶ月はビジネス面のインプットが多かったですね。アプリを手がける前に「誰の」「どのような課題を」「どうやって解決するか」について、チームで考えるワークを行いその後、実際のアプリ開発に落とし込んでいく感じですね。その際も課題とガイドラインが配布されてチームで取り組んでみて、行き詰まった場合はTAの方にヒントをもらうといったワークになります。

Tech0では顧客の課題特定についても学ぶ

ーーどのようなアプリを開発したのか教えて下さい

中井さん:今回、Step3−1のテーマが不動産情報を活用したアプリに取り組みましょうという課題でした。インターネット上のサイトから不動産情報を取得し、そこに新しい価値を追加してプロダクトとして提案するといったものですね。
最初は、私が住む地方で特に深刻な社会課題となっている空き家問題を解決できるようなアプリを考えていました。しかし、開発途中で行き詰まってしまった為「ちょっと顧客の目線を変えてみよう」ということでプロダクトの再検討を行いました。 チームとして地方創生に貢献できるようなプロダクトを考えていたので「地方への移住を考えている方を支援できるようなプロダクトはどうだろうか?」といったところからアプリの方向性が決まっていきました。

移住者が求めるポイントを徹底的に絞り込んでいる

ーーペルソナはどのようにして設定していったのですか?

坂口さん:移住者支援サービスを考えた際に「都会から田舎への移住を考えている人ってどんな人だろうか?」と考えました。私たちチームメンバー全員が子育て真っ最中ということもあり、その中で感じている地方移住への憧れを書き出していくことで、実際の移住者に近いペルソナを設定することができました。

ターゲットのペルソナ。細かい部分まで練り込まれている
カスタマージャーニーを作り込むことで課題を具体的にしている

ーーアプリ内で提要しているサービスについて教えて下さい。

中井さん:想定しているユーザーに対して、地域の不動産情報のみではなくその街の住まい・子育て・暮らしに関連する情報を地図上に表示し、生活環境を可視化することで移住先での暮らしぶりを想起しやすくしています。それによって当初のテーマだった地方創生についても貢献しています。

アプリ画面。マップ上に子育て・暮らしに関する情報を追加している

ーーアプリ開発におけるメンバーそれぞれの役割を教えてください。

中井さん:バックエンド側は私と藤原さん、フロント側を桑原さんと坂口さんに担当していただいた感じになります。
役割分担した後は週に1、2回程度のMTGをしながらアプリ開発を進めていきました。

アプリの構成。物件情報と周辺施設のデータを結合している

ーーアプリ開発で大変だったことや、楽しかったこと、印象的だったことは?

藤原さん:当初の空き家問題を解決するというテーマからピボットしてテーマを再定義したので、アプリ開発に着手し始めたタイミングは他のチームよりも遅くなってしまったのですが、アプリの要件が固まって開発に着手するステージになってからは凄く進みが早かったなという印象があります。最初にアプリのアイディアを固めるところが非常に難しかった反面、チームメンバー4人がそれぞれ能力を最大限に発揮できたことでスピード感を持ってギュッと一気に作り上げることができました。

坂口さん:課題を設定する時は苦戦したのですが、ペルソナに対して提供するサービスを考える段階ではStep3で学んだビジネスとTechを繋げる方法についての学習が役に立ちました。

桑原さん:ユーザーにとって使いやすいアプリにするため、いくつか機能を実装することにしました。その中の一つで行き詰まっていたのですが、坂口さんから実装についてアドバイスしてもらった時、お互いにフォローし合えるチーム開発の良さを感じました。

ーー二段階移住という興味深い考え方を提案されていましたね。

中井さん:移住支援というテーマでサービスを深掘りしていた際に、坂口さんが高知県の事例を取り上げて提案してくれました。ちょうど移住初心者として設定していたペルソナとも一致したので、そのまま二段階移住にスポットを当てていった感じですね。

二段階移住:https://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/010999/renkei-nidankaiiju/

実務へ活用できたことで確かな成長を実感!
テック業務に対して、積極的なアクションができるようになった!

ーーTech0でテクノロジーを学んだことで受講前と受講後でどんな変化を感じていますか?

藤原さん:現在の業務では、DX関連の業務に携わっているのですが、議論の解像度がとても鮮明になったと思っています。自分で一連のアプリ開発を経験したことで、知識が身についただけでなく知識を実務に応用できる力がつきました。それによって、ステークホルダー、例えば現場で一緒に働いているデータサイエンティストの方への提案も増えましたね。
 
桑原さん:職業柄、クライアントと会社の将来像について話す機会が多いのですが、受講前はテクノロジー的な視点でのバリューアップのお話まで展開できていませんでした。しかし今は「テクノロジー的な視点でこんなことができるのではないでしょうか?」といった提案ができるようになり、クライアントへの提案内容の幅が広がりました。
 
中井さん:テクノロジーに対する知識はもちろんですが、社内に対してテクノロジーへの意識改善ができるようになってきたことが受講前と比べて大きな変化だなと感じています。また、テクノロジーへの知見が深まったことで銀行内のシステム部やベンダーに対しても具体的な相談ができるようになりました。
 
坂口さん:1つめはテクノロジーの知識が身についたことで今まで拾えていなかったニュースや情報を拾う感度が上がり未来の展望について想像できるようになったこと、2つめは社外にアプリ開発を委託する際などに要望の言語化ができるようになり、受講前と比べて実現可能性の高い開発依頼ができています。


Tech0はともに成長するコミュニティ
テクノロジーへの新たな視点を身につけよう!

ーーTech0の受講を考えている方に一言お願いしてもよろしいでしょうか

藤原さん:今まで独学でプログラミングを学ぼうとして諦めていた方は多いと思いますが、Tech0で一緒に切磋琢磨できる仲間が得られただけでも非常に大きな財産ですね。モチベーション高い受講生の皆と並走することで切磋琢磨でき、自分が掲げた目標を成し遂げられる環境が整っていて、非常に良いスクールだと思います。

桑原さん:Tech0でテクノロジーを学ぶことで、今まで五里霧中だったテクノロジーの世界が一気にリアルに捉えることができるようになりました。また、今までと比べてテクノロジー関連のニュースに対する視座が一段階上がり、その結果クライアントへのアプローチ方法が広がるのでおすすめですよ。

中井さん:Tech0では、テクノロジーだけではなくビジネスに関する積極的な意見交換もできますし、熱い仲間とともに刺激的な毎日を過ごすことができます。一度自分を変えてみたいとか、「しっかりテクノロジーを学びたい!」と思っている方には最高の環境です。

坂口さん:メンバーの方が勧めていただいたポイントはもちろんですが、代表である濱田さんの熱い想いや、運営の皆さんの結束力にも惹かれます。ぜひ、説明会に参加してもらって生でその熱さを感じていただければ、きっと入りたくなると思います。


まとめ

今回は、アプリ開発にとって重要なユーザー目線でのアプリ開発に注力され、見事優勝された4名にお話を伺いました。

Tech0では、本業の業務に活かすためのIT知識を身につけていくだけではなく、キャリアとしての選択肢を広げることも可能です。テクノロジーを駆使してキャリアを変える、日本を変えるというメッセージをもとに活動を続けるTech0では、随時参加する方を募集しています。

「ITスキルを学びたいけど、どうしたらいいのかわからない」
「システムを外注しているが、想定していたものと違う」
「新たにDX担当になったけど、何をしたらいいの?」

といった悩みを抱えている方は、Tech0のブートキャンプで、ともに学んでいきませんか?
同じような悩みを抱える仲間と一緒に学べる環境は、とても力強いものです。1人ではできなかったことも、仲間がいればモチベーションにも繋がります。少しでも気になった方は、ぜひTech0活動をチェックしてみてください。

あなたのご参加を心よりお待ちしております!

募集等の最新情報はこちらから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?