見出し画像

4期目の決算を終えた感想

(超いまさらだけど)4期目の決算を終えた感想と、今後の展望なんかを書き綴ってみる。
何はともあれ、とりあえず決算情報をおいておきます。

つ https://www.technication.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/08/令和5年6月期決算報告書(準報告式).pdf

<3期目 2021/7~2022/6末>
売上高 :552,711,662円
営業利益:38,735,689円

<4期目 2022/7~2023/6末>
売上高 :1,152,722,906円
営業利益:137,188,325円

上記の通り、昨対比で売上208%、営利354%と躍進を遂げることができました。
従業員数も前々期の決算月時点で108名、前期の決算月時点で204名と100名弱増え、
既存取引先に加えてほぼ毎月のように大手企業と新規でお取引いただいています。

また、内勤も前期の決算月時点では役員込みで7名だったのが現在11名と、大幅に増えてました。
なぜ順調にスケールできたのか、振り返ってみました。


躍進できた要因

①現場業務+αで貢献してくれるエンジニアの存在
客先常駐(物理的には在宅が多いですが)という性質上、どうしても自社との関わりは希薄になるもの。
重要なのは現場業務および現場関係者との人間関係の構築であり、それさえクリアできれば問題ありません。
それらをクリアした上で、会社にとってプラスとなるような動きを「お願いしていないにも関わらず」してくれる人がちらほら出てくるようになりました。例えば…

・社内のオープンチャットで発言してくれる
・イベントを開催してくれる
・若手のメンターになってくれる
・資格取得のノウハウを共有してくれる
・エンジニアや過去のクライアントを紹介してくれる etc...

こうした社内同士の繋がりがなければ、これほど業績を伸ばすことはできなかったはず。感謝ァ!

②信頼できる内勤
弊社は営業、総務、人事に関しては基本的にリファラル採用です。
理由はシンプルで、チームワークをする上で相性は非常に大切だと思うからです。
(面接だけで能力であったりカルチャーマッチする・しないを見抜ける自信があまりない)
おそらく同業他社と比較すると、弊社の内勤は変わり者が多いと思います。
これは、「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う」からかもしれません。

当然ただ変わり者というだけではダメで、この辺りが共通点であることに気付きました。

・根がイイ
・勘がイイ
・献身的
・義理堅い
・勤勉

人生を振り返ると、僕がプライベートで会うのは
「何かあったとき、自分が損しても助けても良いかなと思える人」ですが
内勤のメンバーとはプライベート以上に同じ時間を共有することになるので、
プライベートで付き合う人以上に重く捉えています。
そういった意味で現メンバーはいま考え得る最高の面子であり、個人的には友だちだと思っていますw

③会社の仕組みを再構築
元々、テクニケーションは今でいうところの「リーダー待遇」のみでした。
(弊社の仕組みはHPを参照いただけますと幸いです)
今年に入ってから「リーダー」と「メンバー」というふたつの役割を設け、
リーダーにはメンバーのフォローをお願いする代わりに業界最高水準の待遇を。
メンバーはリーダーのフォローを受けつつ、成長できる環境を整えました。

その結果、単体では狙えないワンランク上の案件(PGクラスでも設計を経験できる等)にメンバークラスの方をアサインできたり、
業務系からWeb系、オンプレからクラウドといったようなスキルチェンジの実績を多数実現することができました。

仕組みを変えるときはどうしても歪みが生じてしまうものですが
それを最小限に抑えつつ、より結束力を高めることができたかなと。
また、そもそも会社の仕組みを再構築しようと考えた理由は①にあります。
常に「自分でなんとかせねば…」という思いでしたが、
周りを見渡すと協力してくれる方が多いなと…感謝しかありません。

会社の仕組みはトレースできても、中の人や取引先との関係性は簡単に真似することはできません。
結局のところ、優秀かつ気の合う人たちとの縁に恵まれたことが今に繋がっています。
だからこそこのメンバーに加え、未来のメンバーと共にこの業界でいけるところまで突っ走れたらと思うとります。

今後について

社内には全体周知しましたが、今期からより体制化を推進していきます。
これまでは主に「エンジニアを営業がフォローする」という図式でしたが、
「エンジニアをエンジニアと営業がフォロー」、つまり点でなく面で支えていくことで
若手の成長をサポートし、いずれ次世代のリーダーとなり次世代の若手のサポート役を担って欲しい。そんな思いです。

元々は「正社員でありながらフリーランスのように働ける」というコンセプトでスタートしましたが、
せっかく会社組織なのだから個だけでなくチームとしてシナジーを生み出し、
この業界で優位性を保つことがエンジニアのキャリア、そして経営の側面を考慮すると最適解であると結論付けました。
※かといってフリーランスライクに働ける良さをスポイルしたくないので、強要はしないというスタンスです

体制化を武器にエンジニア個々人が需要から逆算してニーズのあるスキル、経験を身に着けることで、
今まで以上に単価(年収)UPやリモート希望を実現。
また、社内のスキルセットが平準化することから、より体制化を図ることができ、
その結果として大手SIerや事業会社に対してより価値提供できるという、
企業としてあるべき良いサイクルを生み出すことができます。

この考え方を営業が個々に促していくだけでは工数が掛かりすぎるのと説得力に欠けるため、
まずはリーダークラスのエンジニアに理解いただき、その考え方をメンバーに落とし込んでいくことが必要と考えています。
とてもシンプルですが、ゆえに簡単なことではなく中長期的な視点で地道に積み上げていくことが求められます…やるっきゃない。

最後に

高還元SES企業は今後も増えていくと思いますが、
その中で「テクニケーションを選択する意義」を見出していただくため、
今後もより良い環境を整えるべく、地道にコツコツと積み上げていく次第であります!ゾス!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?