見出し画像

バイクについて


今日はバイクの日(8/19)ということで、趣味のオートバイについて書き綴ってみる。
バイクには舗装路と未舗装路のそれぞれを走行するのに適したオンロードorオフロード車、長距離走行に適したリラックスした乗車姿勢のバイク、前傾姿勢のスポーティーなバイクなど、様々なジャンルがある。
それぞれ魅力的だし、これまでいろんなタイプのバイクを所有してきたが、元々は身近にハーレーの旧車に乗っている人がふたりいたので、必然的に古いバイクに興味を持つようになった。

高校3年の頃に友達に誘われて合宿で中型免許を取得したのち、普段の足としてホンダのJAZZ(原付アメリカン)とスカイウェイブというビッグスクーターに乗っていた。
この時は他にも格闘ゲームや服、音楽など複数の趣味があり、かつ学生だったのであまりお金もなかった為、趣味というよりかは、完全に移動手段。

ハーレーに乗りたい。しかし大型免許を取得するカネはない。
詳しい人に相談したところ、100冊以上の雑誌を貸してくださり、ハーレーに限らずありとあらゆるバイクについて教えていただいた。
また、そのなかでトライアンフやBSA、ノートンといった英国車の存在を知ることになる。
英車は中型免許で乗れる排気量のモデルもあったが、「旧車=壊れる」というイメージがどうしても払拭できず、迷った挙句に新車で購入できる一番レトロなバイクということで、ロイヤルエンフィールドというメーカのクラシック350というモデルを新車で購入した(当然フルローン)。
3,4年ほど所有し、トータル20,000kmくらい走ったと思う。
一度だけキャブが脱落してしまいヘルプを呼んだことはあったが、それ以外は大きなトラブルもなく、走る楽しみを教えてくれたバイクだった。

そのうち周りのバイク乗りが大型免許を取得し出したので、それに触発されて一発試験を受けに行き、限定解除した。
教習を受けず一発試験で合格する人は少ないらしいので、僕の人生の中で数少ない自慢できる実績なんだけど、あんまり伝わらないのが残念…

クラシック350は売ってハーレーのXL883R、いわゆるスポーツスターを購入した。
その後はよりスピードを求めるようになり、BMWのK100やヤマハのFZS1000、カワサキのZ1000、スズキのGSF1200などを乗り継ぐ中で、そろそろ旧車に手を出すか…と思うようになり、トライアンフのT120Rという1967年式のモデルをチョッパー化したバイクを購入する。

画像1

旧車のハーレーでなくトライアンフを選んだ理由は、国道246線を走っている道中、表参道に繋がる交差点で背中にTRIUMPHというペイントの入った革ジャンを着た旧トライアンフ乗りがいて、それに触発されたから。
それまで実車を見たことがなかったが、図太い排気音にヤラれてしまった。
ただ、元々チョッパーに乗りたいという気持ちがあったのでトラチョッパーを狙っていたところ、タイミングよくドンピシャな車体が見つかったという経緯。
そこそこ故障してそれなりにお金は掛かったけど手放す気にはなれず、現在はバイク屋に預けて車検と整備をお願いしているが、気付けば1年経ってしまったな…

そのあと1964年式のTR6、1954年式のSpeedTwinというモデルも購入し、現在ではトライアンフのバイクが3台という状況に。
なぜここまで入れ込んでしまったのか?というと、正直よくわからない。
ただ、改めて理由を考えてみると「ルックスと性能、車体の軽さ」という3点が魅力なのかなと思う。

画像3

乗り味だけで言えば、スポーツスターの方が面白い。
出足が早く、パンチがある。
ただ、重たいのと好みはあれど、ルックスはどう考えても旧トラの方がかっこいい。
古いハーレーはルックスは良いんだけど重そうという理由で避けている。乗ったことないから実はそうでもなく、めちゃくちゃ良い!となる可能性もあるけどね。

周りはどんどんバイクを降りていくので寂しくもあるが、バイクは麻薬みたいなものでたまに乗らないと禁断症状が起こることから、乗れる体力や健康状態を維持できる間はずっと乗り続けるんだろうなと思う。

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?