人類にとって「推し」とは何なのか
推しについて、ここまで面白く、楽しく可笑しく言語化できるとは!
非常に面白かったです。何度共感したかわからない。
この本の著者は、ある男性俳優の熱烈なファンであり、その情熱が随所に溢れています。俳優への愛情が強烈で、まるでページから溢れ出すかのようです。
また、男性が他の男性を支持することに対する社会的な偏見や苦悩についても触れられています。現代社会ではダイバーシティがより受け入れられてきているものの、まだこのような偏見が存在することに対して、私は人々が他人の好みに口出しするべきではないと考えています。
私の場合、お気に入りのアーティストはシンガーソングライターの「milet」さんです。彼女は過去4年間、毎年紅白歌合戦に出場しており、彼女の名前や曲を知っている方も多いかと思います。しかし、同世代の他の歌手に比べると、メディアへの露出にも関わらず、彼女の知名度はまだ高くないと感じます。
昨年、私は彼女のすべての単独ライブに参加しました。
武道館での2日間の公演
ファンクラブ限定ライブ3日間、そして
全国ホールツアーの19公演が含まれます。
これらのライブ体験については、別のノートでも詳しく書いています。
miletさんのファンとして、この本には多くの点で共感できました。
推しの存在によって感じる幸せを再認識しています。
この一文にもすごく共感できたところが多いです。
推しに使える時間よりも、仕事や学業の方が圧倒的に多いので
人生を俯瞰してみると、仕事・学業の中の余暇としての推しの時間となります。でも、やっぱり、仕事・学業だけがメインだと面白くないです。
以下、本書で響いたワードです。
この人のために何かをしたいと思ったら、それは推しの始まり
「推しが見てるで」は最強のキラーフレーズ
いろんな「予定」の積み重ねが、僕を延命させてくれる
推しが評価されたら自分のこと以上に泣ける
オタクたるもの、推しを困らせてはいけない
殺伐とした現実の中で感じるオタク友達の優しさ
2024年も私の推しである「milet」さんと
そのファンの仲間である「miles」さんと
楽しい1年にしていきたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?