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GASでPOSTリクエストを処理する話。

お疲れ様です。
ライフマップ開発チームの大城です。
本日は、GASでPOSTリクエストを受けて処理するスクリプトを作成したいと思います。
Webhook連携などに便利です。

この記事では、以下の2つを行います。

  • GASスクリプトの作成

  • POSTリクエストをGASに送る


# GASスクリプトの作成

POSTリクエストを受け付ける doPost関数 を作成します。

function doPost(e) {
  console.log(e.postData.contents);
}

そして、全体公開しておきましょう。
まず右上のデプロイボタンをクリックし、新しいデプロイを選択します。

デプロイのメニュー一覧

新しいデプロイの設定画面が表示されます。
左上の種類の選択の右にある歯車ボタンをクリックし、ウェブアプリを選択して下さい。

デプロイするサービスの種類

ウェブアプリの設定画面が表示されます。
以下のように設定して下さい。

  • 新しい説明文
    →適当な説明文を入力してください

  • ウェブアプリ - 次のユーザーとして実行
    →自分

  • アクセスできるユーザー
    →全員

ウェブアプリの設定画面

デプロイが完了すると、作成したウェブアプリのURLが表示されます。
後で使用するのでコピーしておいてください。
※ 誰でもアクセスできてしまうので、絶対に誰にもウェブアプリURLは共有しないでください。

ウェブアプリ作成完了画面

# POSTリクエストをGASに送る

作成したウェブアプリにPOSTリクエストを送信します。
今回はChromeブラウザの拡張機能『Talend API Tester』を使います。
(いつかTalend API Testerの使い方の記事も書きます…!)

Talend API Tester を開きます。
以下のように入力してください。

  • METHOD に POST を選択する

  • URL にウェブアプリのURLを貼り付ける

  • BODY に適当なテキストを入力する

Talend API Tester 画面

最後に『Send』横のメニューから『Follow redirects』を押します。

次に、GASでPOSTリクエストを受け取ったかどうか確認します。
GASサイドメニューの『実行数』を開き、該当のリクエストの詳細を開いてください。

GAS 実行数画面
(ここでGASの実行履歴が閲覧できます)

送信した値が表示されていますね!
これでPOSTリクエストをGASが受信できました。

お疲れ様でした!

最後に

シンプルな内容ですが、よく使う処理なので覚えておくと吉です。
次はChatworkなどとAPI連携する記事が書ければなぁ、と思います。

ではまた次回、大城でした!