スナップショットとシャドウコピーについては以下の記事で書き直しましたので、そちらをご覧ください。

バックアップとスナップショットの違いをすぐに見たい方はこちらをどうぞ。

●バックアップ = ストレージ(HDD, CD, SDカード, SSD等)の内容のコピー

●RoW (Redirect on Write) スナップショット= 更新データを保存

一番最初のストレージのバックアップに古いスナップショットから順番上書きしていけば最新のストレージに復元できる。

●CoW (Copy-on-Write) スナップショット = シャドウコピー (Windowsでの名称) = 前回からの差分

今のストレージにスナップショットのデータを上書きすると1つ前の地点のストレージに戻せる。スナップショットを最新のものから順番に上書きしていけば最初のストレージに戻る。

この違いで何が変わるの？

- スナップショットのほうが容量が少なくて、保存も速い
バックアップと違って全部のデータを保存しなくて良いから

- パソコンのストレージが死ぬとCoWスナップショットだけでは復元できない。
スナップショットは現在のストレージにCoWを上書きすることで元のデータに復元する。つまり現在のパソコンのストレージが死ぬと元のデータを復元できない。(RoWスナップショットでは初期のストレージのバックアップを取ることで復元可能)

- RoWスナップショットから最新のストレージを復元するのに時間がかかる。
初期ストレージから順番に上書きしていくため。

●Linuxの内部での詳細な仕組み 英語サイトで申し訳ない。
https://technoscooop.wordpress.com/tag/copy-on-write/

●Windowsの内部での詳細な仕組み
シャドウコピー(スナップショット)の仕組みについて、MicroSoft大先生のわかりやすいの解説記事
ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) について
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2018/08/15/aboutvss/