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イギリス(家族で観光7)


普段見られないイギリスを体験

さて、ここからはイギリス旅行、と言われてもいかないところを紹介したい。
何故か、会社の近くの散歩道だからだ。

観光名所でもなんでもない。
本当に、単なる散歩コースだ。

ただ、それでも日本から来たら、行ってみると楽しいと思う。
そこについて、写真を交えて紹介してみたい。

会社の裏から伸びる散歩道

元々、会社がある建物が変わっている。
何故か、それは馬小屋を改装して作られた事務所だからだ。

そして、結構な田舎にある。
なので、周りには家などあまり見当たらない。

なんと、隣は牧場だ。

以前、”隣の牧場から牛が逃げたので、気をつけて”とメールが回ってきた。
どうやって気をつけろと?と思った。
だが、そんな連絡が来ること自体が面白い。

人口密集とは無縁の土地だ。
車を運転していると、たまに目の前を乗馬の方が走っていらっしゃるくらいだ。

なので、道路にも馬の生産物が鎮座していることもままある。
これも、自然で面白いと感じるのだが。

ともあれ、そう言った場所にある会社だ。
そこから伸びる散歩道も、面白い景色が見られる。

これも一応フットパス

イギリス各地に、フットパスと呼ばれる散歩道が整備されている。
会社の裏から伸びているのも、その散歩道だ。

歩いてすぐ、テムズ川にぶつかる。
イギリス人は本当にテムズ川が好きだな、と思う。

清流というわけではないが、色々な生物がいる。
その生物たちを見ているだけでも、心が和むというものだ。

テムズ川沿いの広場 普通にこんな感じで鳥などがたくさんいる

散歩道を歩くと、広場がある。
その広場は、生物たちが我が物顔で歩き回っている。

この辺りの自然との共生、これが面白いところだ。
人は、この辺りを整備こそすれ、必要以上の管理をしない。

だから、自然の一部として感じられる。
都市部ではない場所では、こういうところがよく見受けられるのだ。

フットパスの景色 左はテムズ川 右は大邸宅

フットパスを歩いていると、テムズ川沿いに家が立ち並んでいる。
たまに、お住まいの方を見かけるが、どなたも余裕がある。

別のところで聞いた話だが、ここの人たちはこの家を別荘としてお持ちらしい。
つまり、かなり裕福な方々ばかりだ。
物件価格、1億円以上からというのだから恐れ入る。

いくら物価が違うとはいえ、田舎で1億だ。
庭も広いし、建物も大きい。

あるところにはあるものだ、と感じつつ、普通に散歩。
気にしなければ、景色の一部なのだから。

フットパスの中に橋

小さいながらも、木の橋がある 年季が入っているが、綺麗

このフットパス、小さいながらも橋がいくつかある。
どれも、年季が入っているが、とても綺麗だ。

地域の住民がこの土地を大切にしていることが、とても感じられる。
外様である我々は、それに敬意を表しつつ、利用させていただく。

この考えを忘れないようにしたい。
人が大事にしているものを、我々も大事にしたい。

鬱蒼とした場所があったり、開けていたり。
色々な顔を見せる景色は、それだけで楽しい。

優雅に泳ぐ白鳥

この時期、よく見かける 優雅に泳ぐ白鳥 群れでも見かける

この時期、テムズ川では色々な動物を見かける。
その中でも、特に白鳥の群れは印象的だ。

一羽で泳いでいることもあるが、群れもよくみる。
非常に優雅な姿を見せてくれる。

意外と、水中では頑張って足動かしていると聞いたことがある。
優雅な姿を見せるためには、やらなければならない努力があるのかもしれない。

色々と感じる、フットパスでの散歩だった。

まだイギリスで回ったところはある。
順次、お話ししていければと思う。

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