【感想】まんが猿飛佐助 第二十二話 美女と巨人の二人妖術
第二十二話あらすじ
美女の妖術使い・デリラとその部下の巨人ゴーホム。その二人が狙うのは佐助の村と佐助の母だった。
出だしから鬼と戦う佐助。鬼の身体に風穴を開け正義は必ず勝つ!と勝利宣言します。鬼を倒され悔しがる魔竜道人のもとに現れたのは湖川友謙がキャラデザしたかのような裸マント美女の妖術使い・デリラさんとその部下の巨人ゴーホム。その二人が狙うのは…佐助の母!
悪い予感が走った佐助は魔竜道人の妖術で佐助の母がデリラさんから鞭打ちされている様子を見せつけられてしまいます!母の命を助けたくば故郷の村に行くが良い…!と言って消える魔竜道人。佐助は自分の故郷へ向かいましたが、待っていたのは村が焼かれている光景でした。ここに来て村焼き実績が解除されてしまった…。
そこへ現れたデリラさんとゴーホム。甲賀忍法火の鳥でゴーホムに突っ込みますがびくともしません。ゴーホムの頭は生まれた赤ん坊と同じ幼稚で純粋。なのでまやかしの妖術や忍術は効かないのです。こんなやつはじめてだ…。
崖落ちして一旦退却する佐助達。崖下の洞窟には村焼きを逃れた村人達が身を潜めていました。しかしそこでも緊急事態が。村の幼女おゆみちゃんが行方不明になってしまったのです。
おゆみちゃんは河原で花を摘んでいました。その時後ろからゴーホムが迫ります!ですがおゆみちゃんは"おじちゃん、このお花きれいでしょ?お花あげる!"とゴーホムを恐れません。おゆみちゃんとゴーホムはすっかり仲良くなってしまいました。
かわいい。
オユミ、トモダチ…と基地である廃城におゆみちゃんを連れてきてしまうゴーホム。デリラさんはそれが気に入りません。ゴーホムが言うことを聞かなくなってしまうからです。
デリラさんはおゆみちゃんを一緒に花を摘みに行こうと騙して外に連れ出します。"ゴーホムは私だけのもの…お前には死んでもらう!"そこへ佐助が助けに来ます!
"俺の母ちゃんだけだけでなくこんな子供まで…俺はお前を許さんぞ!"
"私だって好きで連れてきたんじゃない(これ本当)佐助!覚悟ォー!!"
デリラさんは本気爆発でマントを脱ぐと全身水玉柄になってしまいました。妖怪人間!この姿を見た者は恐れをなして石に変わるのだそうです。甲賀忍法火の鳥に变化した佐助も石になってしまうのか!?と思いきや变化キャンセルで難を逃れました。そして甲賀忍法回転鏡でデリラさん自身の姿を見せ戦いに勝ちます。
そんな中ゴーホムはそばにいた清海をワンパンで倒しおゆみちゃんをまた廃城の中に連れて行ってしまいます。佐助の母もその城の地下牢にいることを知った佐助は飛び込んでいきますが、デリラさんは最後の力を振り絞り自爆して城をめちゃくちゃにします。燃え上がる城…。ゴーホムは佐助との戦いそっちのけでおゆみちゃんを助けに行きます。
夜が明け、廃城は燃え尽き跡形もなくなっていました。自分の母ちゃんだけを助けておゆみちゃんを助けられなかったと悲嘆する佐助。すると瓦礫の中に動く影が!ゴーホムとおゆみちゃんです!ゴーホムはオハナ…オユミ…と持っていた花を佐助に差し出すと事切れてしまいました。ゴーホムが命をかけておゆみちゃんを助けたことに涙する佐助。
"おじちゃんは?"
"遠いところへ行っちゃったよ。これを残してね…。"
"ねえどうして、どうして行っちゃたの?いいおじちゃんだったのに…。"
"母ちゃん…俺もうやだぁ!"正義とは何か、正しさがわからなくなり母の胸で泣く佐助。"お泣き、今日はお泣きよ。でも、明日は…!"
ほろ苦いを残す余韻を残す回でした。
まんが猿飛佐助のクラウドファンディングは8月30日までやっていました。
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