荷造りお任せプランで引っ越した話

今から、どこからも一銭も貰わずにアート引っ越しセンターを褒めます。

今年はヤマトが引っ越し受注をストップしているので、引っ越し難民が続出した上に値段も高騰して大変だったらしい。私も2月に次の勤務先、引っ越し先が判明するというギリギリスケジュール。
しかも引っ越しのための荷造りが、遅々として進まなかった。もうコレは引っ越しの心理的負担を軽減するために、多少金を払ってでも、引っ越し屋さんの全てお任せパックを頼むしかない…!となった私はアート引っ越しセンター、他社A,他社Bに見積もりのデンワをかけた。

結果
アート…まーまー高いなぁ〜こんなもんなのかい?
他社A…長距離引っ越しは受け付け終了しました。ガビーン
他社B…アートより高額!目玉ポーン

そういうわけでアート引っ越しセンターにお願いしました。内容は
・荷造り全てお任せ(荷解きは自分で)
・大型家具の梱包、設置
・積み込み、運搬。

当日までにやることは、貴重品と当座の着る下着や服や靴を選別し手元に置くことと、冷蔵庫の中身をカラにしてドアを開けて霜取りと乾燥をしておくことが最低限。あとは食材とか調味料とか腐るものを捨てたり、人にあげたりしてお片付け。その他のものはほぼ全部住んでた時のまんま。

そして引っ越しの朝9:10。アート引っ越しセンターがやってきた。
「今日のリーダーの○○でーす。よろしくお願いしまーす。早速始めますねー。着てく服と靴だけ分けといて下さーい」
ボンクラな私はこの時点で慌てて2秒で当座の服を選ぶハメになったから皆さんは気をつけなはれや。服をスーツケースにしまってる間に、もう玄関先のものを荷造りし始めている作業員。速い!!作業員はリーダー含め三人で、手分けしてテキパキ荷造りを進めていく。
「軽く拭きながら梱包してくんで雑巾下さーい」
有り難いお言葉。ホコリを新居まで運ばなくて済むね。リーダーは若い女性の方で、あと若い男性と30代くらい?の男性の計三人でバンバン荷造りされていく。
「お客さんの方でも詰められるものあれば詰めて下さいねー」
私もボーっと突っ立ってるだけじゃ居場所がないので、壁に飾ってるキツネのお面などの梱包を一緒に行う。あとはクイックルワイパーとウェーブでひたすら掃除。あれよあれよと言う間に荷物は全て段ボールに吸い込まれ、本棚やベッドなど家具の梱包へ。

この家具梱包が流石!引っ越し屋さん。

前回、某運送業社の引っ越しプランで運んだときは、ベッドの分解組立は別料金だとか、本棚を運ぶ時なんか
業者「この本棚、分解して運んでいいですか?」
私「分解が必要なら仕方ないですけど、分解したあと向こうで元に戻せるんですか?」
業者「戻せません」
私「じゃあ分解しちゃダメですよね」
業者「…(しぶしぶそのまま運ぶ)」
という会話があったり、しかも家具の養生も適当でヒヤヒヤしたりしたんだけど、アートは違う。

養生が丁寧!布の家具カバーと紙でしっかり包んでくれる。デカい本棚も慣れた手つきで二人の作業員が息を合わせてヒョイヒョイ運んでいく。もちろん養生の前には雑巾で拭いてくれる。

前回引っ越しで苦労したベッドの分解・組立も作業員二人の連携でスピーディ。その間にもう一人の作業員がどんどん荷物を運んでいく。すごいチームワーク。リーダーの女の子がめちゃめちゃテキパキ動いて指示を出して、2時間半しないで私の部屋は入居した時同じ何もない状態になった。お礼にお水でもあげようかと思ったが、そのお水もすでに梱包されてトラックの中なのだった…。

荷造りお任せパックの追加料金が3万円なんだけど、このスピードで引っ越しが終わって、とっても楽ができること思えば、これめちゃくちゃ安いんじゃない…?と思った。

2日後の朝。次の職場の社宅にアート引っ越しセンターがやってきた。
「アート引っ越しセンターです!リーダーの○○です。よろしくお願いします」
今回は若い男の子がリーダーだった。後ろには男女二人の作業員。リーダーとあと二人、という編成はアート共通のものであるようだ。ズンズン家財が運ばれてくる。
「ハンガーボックスのお洋服はクローゼットに掛けますね〜」
荷解きはプランに入ってなかったけどそこまでしてくれるとは。もちろんベッドの組立もしてくれた。
搬入のリーダーさんももちろんテキパキ動いて指示をしてるんだけど、

このリーダーの男の子、
めっちゃ癒し系

「○○く〜ん、こっち一緒にやろっかぁ〜」
「○○さ〜ん、こっち手伝ってもらっていい〜」

この地方の方言もあるのかも知れないけど、指示の口調がめっちゃ優しい。見習いたい…手際いい指示と優しい口調は共存できるのだ……

癒されてる間に1時間で搬入終了。荷解きは自分でなんだけど、荷造りに比べてそんな負担にはならなかったからおk。

アートの荷造りお任せサービスはマジで全部をそのまま運搬してくれる。丸まったレジ袋とかも段ボールから出てくる。「お前!!ここまでついてきてたんか!!」みたいな物と段ボールを開ける度に再会してる。それほどまでに全て運んでくれるって素晴らしい…要らん物は自分で捨てないとな…

アートには引っ越し作業の確固たるマニュアルがあるんだろうなーと感じた。できるだけの最大な満足をできるだけ多くのお客様から引き出すマニュアルを作れているのが素晴らしい。そして作業員がしっかりそのマニュアル通りに行動していることも素晴らしい。今回感じたのは、アート引っ越しセンターという会社のシステム作りの上手さだ。

引っ越しって環境がガラリと変わって、心理的にも身体的にも負担が大きいけど、その負担はいくらかの金銭的な負担にトレードできるし、コストパフォーマンスも良いから、今回はアート引っ越しセンターのお任せパックにして本当に良かった。アートは運送業社の引っ越しと比較すると確かに高いんだけど、扱いの丁寧さや迅速さは運送業社とは比べ物にならない。

そういうわけで久しぶりの長文でアート引っ越しセンターのことを絶賛しました。前のホスピス辞めて、来週から在宅ホスピスやるぜ!よろしくな!!


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