【無料公開】毎日50分を歯磨きに費やす私が選んだ歯ブラシのレビュー【各論編1】

歯磨き大好きな私がどこからも一銭ももらわずただただ趣味で書いた歯ブラシのレビュー、各論編1です。

総論はこちら https://note.mu/technoasym/n/n8f2f1d25ec7b


デンターシステマ ハブラシ しっかり毛腰タイプ 超コンパクト

私のおすすめ歯ブラシのうちの一つ。。ヘッドがコンパクトで扱いやすい大きさ。歯肉と歯の間の汚れも取りやすい細い毛先と、名称にもあるような「しっかり毛腰」の両立はさすがの技術力。また細い毛先の歯ブラシは毛先がすぐへたるものもあるがこれは一ヶ月は余裕でもつ。


ガム・デンタルブラシ#266 3列コンパクトヘッド
これもかなりオススメレベルの高い歯ブラシ。
ガムの歯ブラシには様々なラインナップがある。これは「歯茎が気になり始めた方に」というコピーで売られているもの。ガムは全てのラインナップで、毛のコシ・フラットカット・扱いやすいヘッド とポイントを押さえた作りでありどのラインナップを選んでも満足が得られるがこちらの#266は特別。毛の質が違う。ちょっとザラザラした毛の質感がある。ふつうの歯ブラシの毛だと、毛の横面ってスムーズなんだけどこれはザラザラしており、毛の横でも歯垢を取れている感じ。とくに歯と歯の間の磨き上がりがすっきりする気がする。この毛のザラザラ感は他の歯ブラシには無い特徴である。


大正製薬 歯医者さん小学校 ふつう
ヘッドの小さい歯ブラシ。毛は使用に耐える程度のコシがあり普段使いには文句無し。とくに非の打ち所のない歯ブラシである。大学生の頃はずっとコレを使っていた。ただ一つだけ重箱のスミをつつくなら、毛が短いので奥歯が若干だけ磨きにくいような気もするが、100円でこのクオリティなら十分。


デントウェル 歯医者さん150フラットタイプ
毛のコシがない歯ブラシというのは私はコレで初めて使用した。手の細い動きが毛先に伝わっておらず、歯垢の取れが悪い。コシがないため毛が思ったように操作できず歯間、奥歯の凹みも磨きにくい。毛はフサフサなので排水溝の掃除にでもガシガシ使えばいいとおもう。歯医者さん は子供用はそこそこなのに大人用は残念な出来であった。


サンドラッグPB商品の毛先が細いタイプの歯ブラシ
手元に商品がなくアマゾンでも確認できなかったので商品名はうろ覚え。これは70円台という激安な商品。毛先が細くて柔らかい歯ブラシは歯垢を取るときに他の歯ブラシよりも丁寧で細い手の動きが必要である。しかしこの商品は!つとめて丁寧に細かく手を動かしてもすっきりと歯垢が取れない。安い歯ブラシ独特の毛のコシの欠如によるものである。この点、デンターシステマは毛先が細くともコシがあってしっかり歯垢が取れるので値段の差ははっきりと性能に現れている。


イオン 歯周ポケットに超極細毛 コンパクト
以前イオンで歯ブラシを買ったら間違えて山切りのやつを買ってしまい歯茎から血をだした私は超極細毛のフラットカットのものを購入してみた。これも上述のように毛のコシが足りず、どんなに丁寧に動かしてもなかなかすっきりと歯垢が落ちてくれない。極細毛の安物はコシがなくて歯垢が取れないから気をつけなはれや。


オーラ2歯ブラシ ミラクルキャッチ毛
これは毛先に特徴がある。一本一本の毛の先っぽがブラシ状になっているという他にない特色をもっている。めっちゃ歯垢がとれる。たとえてみるなら、デパートとかの床を磨いてる丸いブラシの機械があるじゃん?その機械がたくさんあって歯を清掃してる感じ。毛の形状的に本当にそういう風に磨いてるんだけど。
ただその毛の先っぽがものすごい効率で歯垢を絡め取るんだけど、毎回洗ってるとき、この先っぽから今日取った歯垢はちゃんと洗い流されているのだろうか?と不安になってしまった。別にこの歯ブラシじゃなくてもすっきりした歯垢の取れが得られるものはあるので、あえてこれをリピートすることはないと思われるが、一度感覚を味わってみるのもいいと思う。


歯ブラシ職人田辺重吉 磨きやすい歯ブラシ
コストパフォーマンス最強の一本。特にここが優れている!とか、このような特徴がある!という商品ではないのだが、フラットカット・毛のコシ・扱いやすいヘッド と、基本をしっかり押さえてあり非の打ち所のない商品。100円でこのクオリティの商品は他にはない。あえて言うなら大正製薬歯医者さん小学生用は近いかもしれないがこちらの方が毛質が良い。歯ブラシって奇をてらわなくていいんだよ、普通であることが大切なんだよ!ということを確認できる歯ブラシである。しかしドラッグストアではなかなか売っていない。店頭販売で唯一確認できたのは新宿のちっちゃい薬局であった。アマゾンでのまとめ買いが吉である。


サンスターDoクリア超コンパクト
サンドラッグで安くなっていたコレを試してみた。ヘッドの先っぽが細長くなっており、歯の裏が磨きやすい。ヘッドの前半分の毛は後ろ半分よりもコシのある毛で、ほぼヘッドの先っぽだけで磨いていく感じ。細かくヘッドを使えるので磨き上がりの満足度が高い。どこででも割合廉価に売っている物の中ではかなり良い商品だと思う。出先で歯を磨きたくなったらコレをお勧め。


GUMデンタルブラシ#466ふつう4列コンパクトヘッド

#266と同じ毛質でサイズが小さい #166と間違えて#466を買った。四列ヘッドのGUMは初めて使ったけど凄い密度でワサワサと毛が生えていて、一磨きで広い面積が磨ける。逆に言うと細かく磨くのは苦手な感じ。あと、毛のカットがドーム状?になっててちょっと扱いづらい。毛質は#166,#266といった傑作歯ブラシと同じなんだけど毛の密度とカットの仕方、ヘッドの大きさが私にはあまり合わなかったようだ。
ちなみにコレはヘッドの棒の部分が最近薄く改良されたらしい。ヘッドの棒が薄いと扱いやすくなるのはクリニカアドバンテージで学んだ。しかしコレは毛がモサモサしすぎて私には扱い難かった。


クリニカアドバンテージ 3列超コンパクト
かなりクリーンヒットな素晴らしい歯ブラシ。この製品のポイントは、ヘッドの薄さにある。奥まで入れやすい!親知らずの裏の歯茎のキワまでストレスなく磨ける。毛は細すぎず太すぎず、コシもあって磨きやすい。これに慣れると、Doクリアは毛が太すぎ、ヘッドが厚すぎ、繊細さでクリニカの圧勝。やはり値段の差か。そういう訳で今のイチオシ歯ブラシはコレ。これと出会ってから他の歯ブラシを買うことはなくなった。


いわゆる一般的な歯ブラシのレビューは以上です。クリニカアドバンテージという至高の一本にたどり着いたので私の歯ブラシジャーニーは終わったからです。

各論編2では、細かい仕上げに使用するタフトブラシとデンタルフロス、歯磨き粉についての考えについて書きます。



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