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投資で成功=ユダヤを知ること

はじめに

よく一定の界隈で「ユダヤ金融資本」によってこの世界は動かされている。という論調があります。

持論になりますが、結論から言えば半分正解で半分間違いです。

その界隈の論調はいつも決まってこんな感じ。

「今の不景気、または戦争が起きるのはユダヤ金融資本のせいだ。一般の大衆から金を巻き上げて自分たちだけ富の恩恵をうけている。戦争する両陣営に武器を売りつけ利益を得ている。」

ある界隈より要約して引用

んまあ、歴史を振り返れば確かにそういうことはしています。
ただ、この世の中では正解と思われるものは大抵いつも真ん中にあります。

「テレビなどで放送される世の中一般常識」と「裏社会を語った陰謀論」

どちらにも正解はなくちょうど真ん中あたりが正解。
あくまでも建前と本音。そんな感じのニュアンスです。

ここでは「金融とユダヤ」の繋がりが見えてくる具体例を1つあげて見ようと思います。

シュミータの年

「シュミータ」という単語は聞いたことがありますか?
シュミータというのは、ユダヤ教での7年に1度の安息年のことです。
以下の記事でも有料部分になりますが、詳しく解説をしています。


シュミータとは?

安息年、シェミッター(The Sabbatical Year, שְׁמִטָּה šəmitt‘āh, Shemittah; (負債の)恩赦 "[Year of] Remission")とは、トーラーに記されており、また古安息年、シェミッター(The Sabbatical Year, שְׁמִטָּה šəmitt‘āh, Shemittah; (負債の)恩赦 "[Year of] Remission")とは、トーラーに記されており、また古代イスラエル王国、ユダ王国の習慣で、7年ごとの周期の最後の年に、作付けをやめ、負債を免除するというもの。

wikipedia

なんでいきなりこの単語なのかと思うかもしれないですが、このシュミータの年には金融に対して大きなインパクトが毎回起きているという事実があります。
以下、列挙します。

  • 1930-1931年:世界大恐慌

  • 1937-1938年:株式市場が約50%下落

  • 1944-1945年:ドイツ帝国と英国の領土支配が終わる。アメリカが世界の超大国としての地位を確立する。ブレトン・ウッズ会議で米ドルが世界的な基軸通貨となる

  • 1965-1966年:株式市場が約25%下落

  • 1972年-1973年:株式市場が約50%暴落。世界的な景気後退。米国の石油危機。

  • 1979-1980年:世界的不況。

  • 1986-1987年:「黒い火曜日」、株式市場が約70%暴落。

  • 1993-1994年:債券市場暴落

  • 2000-2001年:ITバブル崩壊

  • 2007-2008年:リーマンショック

  • 2014-2015年:チャイナショック。ギリシャ・EU救済。

  • 2021-2022年:アメリカの銀行連続破綻。金利上昇によるインフレ開始。

現在に近づくにつれて(金融システムが整うに連れて)、7年周期が性格になってきています。
金融業界ではユダヤ系の方たちが強いのは事実です。

  • 毎回偶然が重なっているだけなのか?

  • 世界のトレーダーたちがこんなマイナー事実を意識しているのか?

  • ユダヤ系のトレーダーの形が安息年に入り、一切の株などを売るのか?

  • 計画的に7年ごとに金融ショックを起こしているのか?

答え・正確なことはわかりません。
ただ、歴史に事実があるということは言えます。

偶然、世界の全トレーダーが意識している。はほとんどの確率でないと思います。
一方、各世界に散ったユダヤ系のトレーダーが意識して売り注文をしているのかな?とも捉えられます。

しかし、おそらく「これだ」という理由はあります。

理由は、「金融システムを持続させるため」です。

金融ショックは“悪意を持って起こされるもの”というよりむしろ、
”正義のために起こさなくては現金融システムの仕組みを維持できない“
ということです。

また、もっと大きな周期での歴史についても記事を書いていますので御覧ください。


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