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日本の広大さを感じるJR最南端の路線、枕崎線の旅

まとめ

 鹿児島のターミナル駅、鹿児島中央駅から3時間の旅。途中の西大山駅の駅標、終点の枕崎駅の駅標で感じる日本の大きさ。地図では狭く見えても、実際に各地に行ってみると日本の広大さを感じることができます。車窓から見られる太平洋、開聞岳の雄大な風景。

枕崎線

 鹿児島中央駅〜枕崎間の36駅、87.8kmの区間。指宿まで特急指宿のたまて箱、山川まで快速なのはなが走行。JRの鉄道としては日本最南端の路線。そんな枕崎線を電車で走破しました。

鹿児島中央駅

 鹿児島の玄関口。九州新幹線の終着駅でもあります。鹿児島県で一番のターミナル駅であり、アミュプラザ鹿児島、イオン鹿児島中央店など大型商業施設があり、ビジネス、観光だけではなく、地元の買い物客にも利用されています。鹿児島市最大の繁華街、天文館や島々と繋がるフェリーターミナルへ行ける鹿児島市電ともつながっています。

指宿駅 

 九州屈指の人気温泉地。特急指宿のたまて箱の終点。
指宿温泉についてはこちら。

山川駅

 鹿児島中央駅から約1時間半。隣の指宿駅から6分。JR最南端の有人駅。駅周辺は山川温泉という温泉街。指宿同様、砂蒸し風呂も楽しめたり、温泉旅行にぴったりな街。

西大山駅

 鹿児島中央駅から1時間45分。JR最南端の駅。沖縄県にモノレールが開業する前は、ここが日本最南端の駅。東西南北の駅名、それぞれの緯度経度もかかれており、広大な日本の領土を感じることができます。ちなみに、西大山駅の緯度は上海とほぼ同じ。駅前には直売所があり、地元の旬の野菜などが購入できます。開聞岳とJR日本最南端の駅標のツーショットは貴重かつこの土地ならではです。ちょっとした観光名所になっており、1,2分の停車時間の間に写真撮影も可能。

JR最南端の駅
JR最南端の駅から望む開聞岳

枕崎駅 

 鹿児島中央駅から約3時間。枕崎線の終点。JRの南の終点。かつてはは枕崎市の北、薩摩半島の西海岸を通り、加世田、伊集院方面へつながる南薩鉄道へ接続していましたが1983年6月の豪雨災害の影響で廃止。
 現在の駅舎は2013年誕生。枕崎出身の第36代立行司、木村庄之助執筆の駅看板、ハートの石も見られます。
 最北端の終着、始発駅の宗谷本線、稚内駅から3099.5km。標識から広大な日本の領土を感じることができます。

日本の広大さを物語る標識

開聞岳 

 薩摩半島南端にそびえる標高924m、百名山の1つであり、指宿市のシンボル。富士山に似たフォルムから、「薩摩富士」とも呼ばれています。また、海岸線からそびえる姿から、「海門岳」とも呼ばれています。頂上では、霧島連山、屋久島、鹿児島市街地の絶景を一望できます。

 日本最南端の旅、最西端は長崎県、最北端、最東端は北海道。一生のうちに全部制覇してみたいものです。


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