見出し画像

初夢の聖地、三保半島に行ってきた

結論:徳川家康の影響が新年の夢にも現れる


初夢とは?

新年最初に観る夢、すなわち、1月1日になってから初めて観る夢を初夢といいます。日本では、「一富士二鷹三茄子」が夢にでてくると縁起が良いとされています。発祥の地は静岡市にある三保半島。この3つは、すべて徳川家康が好んでいたものです。

一富士

三保の松原から見える富士山。三保半島にある御穂神社から砂浜へ繋がる松並木、羽衣の道を歩くと、三保の松原にたどり着きます。清水港の方を観ると、松林の向かい側に雄大な富士山が見えます。

三保の松原から見える富士山

二鷹

家康は鷹狩が趣味でした。静岡電鉄新静岡駅辺りの地名は鷹匠。鷹匠とは、鷹の飼育、訓練を行う職です。鷹は、野生のウサギ、鳥の借りに利用していました。江戸時代、三保半島から富士山の次(2番目)に高く見えた山が、足高山。鷹好きの家康の影響により、愛鷹山に飛ばれるようになりました。その結果、二鷹になりました。

鷹を慕える家康

三茄子

三保半島の付け根に折戸地区があります。この辺りで育てられている伝統野菜が折戸なす。付け根は、久能山東照宮、日本平がある有度山の削られた土が海流によって運ばれてできました。有度山と同じ土が存在します。江戸時代の人々は、初物は縁起のいいと考えられており、人気でした。初物の折戸なすは、昔は高級品。現在の価値で1個2万円もしました。徳川家康の好物でもありました。そのため、三茄子ができました。ナスは縁起が良い野菜とされていました。エスパルスドリームプラザ内の直売所で折戸ナスを購入して食べました。旬は5〜7月、大きな丸茄子でヘタについているトゲが鋭く、痛いです。調理すると丈夫であることがわかります。身がぎっしり詰まっており、火を通しても形がくずれにくいです。みずみずしく、噛むとじゅわっと水分があふれます。詳しくはこちらの記事をお読みください。


折戸なす

初夢、いい夢が見られますように。

よろしければサポートお願いいたします!いただいたサポートは、よりよい記事の作成、クリエイター支援などnoteのクリエイター活動に利用させていただきます!