egword Universal 2
egword Universal 2。
Macで使いたいと思える縦書きエディタが帰ってきてくれた。
縦書き原稿用紙が選べること。
、や。が、ちゃんとぶら下がってくれるのが嬉しい。
他のエディタでもできたことではあるけれど、いまいち使い勝手が悪くって、それで長い間、InDesignをエディタとして使っていた。だけれど、MacBook Air 11" late 2010には荷が重いアプリで、入力の遅延、見る間に減ってゆくバッテリー、まずもって起動に時間がとてもかかること。テキスト入力に使うには効率が悪過ぎる。
Airをリプレースすればよい話かもしれないけれど、11インチはすでにディスコン。MacBookはスペックに惹かれないし、そもそも、自分にとって11インチが外で執筆するのにちょうどよいサイズ。egwordでは、400字詰め原稿用紙一枚とインスペクタウインドウをちょうど開いておけるので、集中もしやすい。タブレットでもよいのだと思うのだけれど、サブ機としてwebや印刷物のデザインをするのには、やはりAdobe CCの一連のアプリが使えないと不便になる。
それで、Mac上で使える軽快な縦書きエディタをずっと待ち望んでいた。
egword Universal 2は予約購入をしていて、3/14についにリリース。即、ダウンロード。そして、MacBook Airを連れ出して、ドトールで実際に執筆してみた。
起動などに問題はない。原稿用紙への入力もスムーズ。罫線のカスタマイズ機能があるのも嬉しい。Typekitのフォントも選べる。
ただ、インターフェイスやアプリのアイコンがレガシーで、新しいアプリケーションという感じはしない。以前、物書堂がYouTubeで公開していた、あの高速エディタにアップデートされたりはするんだろうか。iPhoneアプリの大辞林みたいで、すごくかっこよかったのだけれど。
まずは、ダークモードが搭載されて欲しい。アイコンはやっぱりフラットデザインになってくれないと、ドックで悪目立ちしてしまう。あと、タブは実装されていないのかな。複数の書類を開くことが多いから、あるととても助かるのだけれど。
懐かしく親しいインターフェイスよりも、トレンドに乗っているほうが好みかも。ただ、いろいろ見落としている機能もあるだろうから、これからじっくり触れてみよう。
2018/6/15追記:アイコンデザインが刷新された。素敵なデザインになってとても嬉しい。
ともかく縦書きエディタがMacにやってきたのだから、少し長い物語の執筆をまた始めよう。物語は、はじまろうとしてウズウズしている。この気持ちに戻れたことも、また嬉しいこと。
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