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【spin a yarn】

妖精たちが本の中へと帰って行く。それを止めることができずにただ立ち尽くしていた。頭を振る。私のデスクの上には星のかけらがあり、妖精も、いた。今のは白日夢、なぜそんな幻を見ただろう。列をなして去ってゆく。ずっとここにいてよいの。妖精は小首を傾げる。

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