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【spin a yarn】

星降る夜を待つ。妖精が空を仰ぐ。私も長い夕暮れの中に佇んでいる。風が吹いているので、いくらか過ごしやすい。でも暑い日が続いていつも目眩をしているような気持ちでいる。その時、星のかけらの味が口に広がる。目が開け、妖精の数が増える。すっと鼻が通る。


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