さて、昨年に日本ワイン検定 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験 2級に合格した訳であるが、その延長線として1級のCBT試験を受験した。一応、日本ワイン検定が何であるか改めて公式サイトより以下引用しておく。

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「日本ワイン検定　日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験」は、日本ワインについての正しい知識の普及、啓蒙を図るために2011年4月から始まった日本ワイン関連唯一の検定試験です。2019年12月以降は、主催団体の活動停止に伴い中断しておりましたが、新たに一般社団法人日本ワイナリーアワード協議会が主催団体（日本ワイン検定委員会）となり、従来の「日本ワイン検定」から、「日本ワイン検定　日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験」と名称を新たにして、2022年4月から再開しました。
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この日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験、2級もさることながら、1級の試験内容も殆ど情報がない。有名ワインスクールでは2次試験のテイスティング講座が時折開催されているが、1次試験のCBT試験に関しては皆無と言って過言ではない。

1級の難易度や精神的ハードルを更に上げるのは、公式サイトに記載されている次の文章である。つまり公式テキスト以外からも出題されるというのだ。

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日本ワイン検定公式テキスト「日本ワインの教科書」（柴田書店）を中心に学習してください。3級・2級は全問、1級も大半の問題が、本テキストより出題されます
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筆者は、JSAワインエキスパート、WSET Level 2、WSET Level 3、WSG Italian Wine Scholar, WSG Spanish Wine Scholarを全て1度で合格しており、ブドウ栽培やワイン醸造、地理や歴史など一通りの内容（実際にはそれ以上）を深く体系的かつ網羅的に理解している。

その知識ベースも持って、今回1級のCBT試験を受験した訳だが、それでも難易度は想像以上であった。1級のCBT試験の合格ラインは50問中35問正解（70%以上）であるが、文字通りギリギリであった。これは過去の勉強の蓄積があるという余裕によってギリギリで合格したという訳ではなく、「さすがにここまで出題されないであろう…」と思いながらも隅々まで勉強して、90%以上の正答率を取れるであろうという自信を持っての結果である。

正直、1級のCBT試験を一発で合格出来る受験生が何%いるのか知りたい所であるが、筆者の個人的な感覚では非常に少ないと感じる。

前置きが長くなったが、筆者が2024年に受験した1級 CBT試験の内容は50問全て覚えている為、読者の方の一助となればという思いで以下に出題された問題を記す。正直、この問題一覧を一度見ておけば、試験のレベルや傾向と対策が取れる為、確実に合格出来るはず。

記憶している限りでの選択肢も添えて正答と共に50問記載する。