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ワインを愛する商社マン。論理的かつ化学的にテイスティング。JSA Wine Exper…

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ワインを愛する商社マン。論理的かつ化学的にテイスティング。JSA Wine Expert・WSET Level 3・WSG Italian Wine Scholar・WSG Spanish Wine Scholar。WSET Level 4勉強中。

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日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験

友人から日本ワイン検定なるものがあることを知り、早速日本ワイン検定2級(日本ワインアドバイザー)の資格に挑戦してみた。そもそも日本ワイン検定とは何か?そう疑問に思う方もいらっしゃるかと思うので、下記の公式サイトの言葉を引用すると: ******************** 「日本ワイン検定 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験」は、日本ワインについての正しい知識の普及、啓蒙を図るために2011年4月から始まった日本ワイン関連唯一の検定試験です。201

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    • Wines of Chile認定「チリワインエキスパート検定」

      この度、チリワインエキスパート検定なるものを受検した。 チリのワイナリー85社で構成するWines of Chileは、2012年から日本各地でチリワインの紹介をしており、その活動の一環として、23年2月にワインの輸入販売活動に関わる人やワイン愛好家を対象としたチリワインエキスパート検定試験を実施している。その第2回検定試験が24年2月に実施された。 この検定試験は、事前にアカデミーデュヴァンやレコールデュヴァンなどの指定の講座を受講している事が必須要件となっており、受講

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      • 日本ワインマスター呼称資格認定試験 1級 CBT試験

        さて、昨年に日本ワイン検定 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験 2級に合格した訳であるが、その延長線として1級のCBT試験を受験した。一応、日本ワイン検定が何であるか改めて公式サイトより以下引用しておく。 ******************** 「日本ワイン検定 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験」は、日本ワインについての正しい知識の普及、啓蒙を図るために2011年4月から始まった日本ワイン関連唯一の検定試験です。2019年

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        • 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験 "テイスティング試験対策"(2級)

          さて、日本ワイン検定のテイスティング試験の時期となりました。筆者もつい先日、日本ワイン検定2級のテイスティング試験を受験したばかりで、いざ本番を迎えると思ったよりも緊張しました。 これまでJSAワインエキスパートやWSET Level 3など、テイスティング試験を含むワイン資格を幾つか取得しており、ブラインドテイスティング含めて相応の経験は積んだつもりでしたが、いざ試験となると緊張するものです。 そして、その緊張した理由の1つには日本ワイン検定特有のものがあったと思ってい

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        • Wines of Chile認定「チリワインエキスパート検定」

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          マスカット・ベーリーAワインの進化

          日本ワインを代表する品種、マスカットベーリーA。独特のストロベリーキャンディー香が得意ではない人も少なくないとは思うが、特に近年のマスカットベーリーA(以後、MBA)は非常に美味しいと個人的に思っている。 個人的おすすめMBAワイン 先日も山梨県のワイナリーを幾つか訪問させて頂き、数多くのMBAを試飲させて頂いたが、中にはブルゴーニュのピノノワールを彷彿させる味と香りのものもあった。特に個人的に感動したのはダイヤモンド酒造さんのCuvee Kだ。比較的標高が高く冷涼な環境

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          日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験 "CBT試験対策"

          さて、先日 日本ワイン検定2級(日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験)のCBT試験を受験した訳であるが、その記事でも記載した通り予想以上に重箱の隅をつく問題が多い。 これまでJSAワインエキスパート、WSET Level 2、WSET Level 3、Italian Wine Scholar、Spanish Wine Scholarなどワイン系の資格は幾つか取得し、それなりにワインの知識は広く体系的に理解しているつもりであるが、その予備知識を持ってしても公式教科書「日本ワ

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          テキサスワイン/歴史と気候、地理的条件、そして近年の傾向

          アメリカのワインと言えば、やはりカリフォルニアやオレゴンであるが、アメリカの州別ワイン生産量は1位カリフォルニア、2位ワシントン、3位ニューヨーク、4位オレゴン、5位テキサスとなっている。 ワインを飲む人であっても日本ではテキサスワインを手に取る機会はないであろうし、仮にワインショップに並んでいたとしても購入するかどうか正直に微妙な所だ。もしテキサスワインを飲んだ経験がある人がいたとしても、温暖な気候故に果実味たっぷりで木樽の香りが強い、いわゆる濃くて重たい赤ワインのイメー

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          カリフォルニアワイン/冷涼な気候を生み出す要因(North CoastとCental Coastの違い)

          ワインが好きな人であれば一度は飲んだことのあるカリフォルニアワイン。少し詳しい方であればNapa ValleyやSonoma Valleyなど、個々の産地名もご存知である筈。もう少し詳しい事を言えば、カリフォルニアの産地はサンフランシスコ付近からロサンゼルス近郊にかけて北から順にNorth Coast・Central Coast・Central Valley・South Coastの4つに分類される。 一般的にカリフォルニアワインは温暖な気候を活かした果実味の豊かなワインが

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          ワインエキスパートとWSETの違い

          日本ソムリエ協会のソムリエ/ワインエキスパート資格と、ロンドンに本部を置くワイン教育機関Wine & Spirit Education TrustのWSET試験は、ワインを勉強する人であれば誰しもが知っているであろう有名な資格です。 その2つの試験に関しては様々な方が試験対策や試験内容を説明されているので、私が改めて試験の内容の違いに関して説明することはせず、根本的に何が違うのかを少し簡単に記載したいと思います。 暗記型と思考型 既に言及されているブログなどもあるかと思

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          ワインの道への始まり

          皆さま、はじめまして。 このNoteでは私のこれまでの経験をもとに、ワイン初心者~中級者の方の一助となるような記事を買いていきたいと思っています。それに先立って、簡単に私の自己紹介と何故ワインを勉強するようになったのかを書いてみます。 ワインを好きになったきっかけ 元々、ワインという飲み物には良いイメージがありませんでした。苦い、酸っぱい、どれが美味しいのかよく分からない等、ワインを飲んだ人なら誰しもが思ったことがあるかと思います。私もその例外ではなく大学生の時に一気飲み

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